点検ブログ

  • 【階段手摺りの金物】2012年12月8日(土)お家の点検1年目(立山町S邸)

    Q 手探りを支えている金具のカバーが取れた。
    A 現状を確認。他のカバーは問題がなく、この箇所だけが外れやすくなっていたようです。
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    カバーを外すと金物の内部は空洞になっています。仮に外れても強度的には問題ありませんが、見た目にバランスが悪いと思われます。後日、この部品を丸ごと交換することをお伝えしました。
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  • 【引き戸の開閉が重い】2012年12月8日(土)お家の点検1年目(立山町S邸)

    Q トイレの扉の開閉が重い。
    A 現状を確認。まずは扉の側面にあるツマミを回して、引き戸の上下や左右の奥行き等を調整。
    [2階トイレ]
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    桟を見ると擦っている黒い跡がありました。そこで扉を外してダイレクトに調整することになりました。
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    扉の開閉が重くなる理由は「摩擦」が考えられます。性能的に扉の密封性(断熱・遮音性)が高まる一方、湿度の変化等で扉の表面(表裏)の木部が微妙に伸縮して、トイレと2階ホールの湿度差によって反った場合は開けにくくなることもあります。これに対して扉には起こり得る現象を想定して、微妙な補正ができる箇所があります。
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  • 【クロスの変化】2012年12月8日(土)お家の点検1年目(立山町S邸)

    Q クロスがよれている。
    A 現状を確認。このヨレ現象はそのまま放置しておくとヨレた跡が残って元に戻りにくい(壁クロスがビニール製の為)事例もあるので、今回の点検で目立たないように補修することになりました。
    [1階洋室/補修前]    [カッターで切れ込みを入れる]
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    [ローラーで平らに均す]  [コークボンド充填後、タオルで拭き取り]
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    [改めてカッターで切れ込み][コークボンド充填]
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    ビニール製の壁クロスは湿度変化等による下地材(木部)の伸縮にともなって追随(変化)します。
    そのためコーナーの仕上げは「ヨレ」を防ぐ為に「切る施工」が一般的。この採用された壁クロスには色が付いており、施工当時はコークボンドを充填した時に補修後の色が目立つ(調色/色合わせする場合は別)と考えられたせいか、「巻く施工」になっていたようです。
    [目立たないように補修完了] [今回使用した道具類]
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    [2階洋室]
    カッターやコークボンド、タオルを上手に使って目立たないように補修完了。
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  • 【結露】2012年12月8日(土)お家の点検1年目(立山町S邸)

    Q この部屋のサッシ枠に結露が多い。カーテンに結露水が染み込んでカビが生えそうだったので、今は下の桟に乾いたタオルを敷いて結露水を吸収させている。A 現状を確認。タオルで拭いておられるおかげで結露跡に発生するカビは特にありませんでした。
    [1階洋室/東側]
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    タオルをずらして現状を確認。少し濡れている様子でした。この部屋の暖房器具はエアコンとコタツとなっているので、湿度が上がる(室内水蒸気量の増加)要因となる器具(石油ファンヒーターや加湿器)、室内物干し等はありませんでした。
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    隣接するDKでは石油ファンヒーターを使っておられるので、暖かく湿った空気が引き戸の開閉の時にこの部屋に移動して溜まって冷されたものと思われます。この部屋は片引きドアであり、開き戸のように隙間が少ないことで室内空気の流れ・循環が小さな性質もあります。

  • 【アンチエイジング?お家の定期点検。改めてお家を取り巻く環境を考える】2012年12月8日(土)お家の点検1年目(立山町S邸)

    お客様宅の1年目点検。これまでの1年目点検の平均時間が約40分だったのに対し、今回の所要時間はいつもの約3倍で140分となりました。丁寧な対応が所要時間にも反映されていると思われます。
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    現地の気候(日当たりや風向き・強さ等)や立地条件(お家の周囲の建造物等)、生活スタイル(家族構成やライフサイクル、暖房設備等々の水蒸気の発生)等によっては同じ富山県であっても起こり得る現象が違ってきます。
    また、外の風向きや間取り、部屋を仕切る扉(開き戸や引き戸、吊り戸)、換気計画等によってもお家内の空気の循環(対流)は変化することもあります。
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    一般的な住宅建材等は工場で生産されており、様々な気候に対応(耐候性)できるように製品化されています。同じ日本列島であっても地形では海岸沿い、平野、扇状地、山の近く等々、気象条件では日本列島を縦横に走る山脈によって日本海側と太平洋側では全く違うこともありますし、同じ県であっても地域によっては天気が違っています。

    さて、新築にお引越しされて約1年が経過しました。
    様々な環境下で経年変化するお家の部材等々。これらの現象に対して工具等を使って補正しながら快適な住まいに近づけていく点検スタッフたち。
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    お家は「ご家族が生活を営む大切な場所」です。気象条件、気候・天候の変化に伴う湿度変化、太陽の紫外線等による部材の劣化、住まうことで起こる室内部材の消耗等、様々な経年変化がお家の内外で起こってきます。これらの経年変化を少しでも和らげるよう、アンチエイジング的な発想で点検スタッフたちはお客様宅の「永く快適な住まい」を実現すべく毎年毎月毎日活動しています。

  • 【J邸の紹介】2012年12月4日(火)お家の点検1年目(高岡市J邸)

    2012年12月4日(火)お家の点検1年目(高岡市J邸)
    所要時間 11:02~11:50 雨
    スタッフ 大矢、渡辺

    【J邸の紹介】
    白が基調のリビングにある大容量の収納庫。これは中2階(フリースペース)のスキップフロア下の空間を有効に利用した大きな収納スペースです。階段下収納はもちろん、デッドスペースになり気味な箇所が少なくなるように上手に間取りを考えています。
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    デッドスペースになってしまいそうな仕切り壁(室内側)の有効活用。壁に画鋲などを刺してイラスト等を貼るオシャレ感もありますが、壁の中に何か小物を置けるスペースがあると、オンリーワン的な収納兼デザイン壁に早代わりしそうですね♪オシャレな家具による収納アップもあります。
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    思わずコックピットを想像してしまう中2階(フリースペース)の自分だけのオリジナルゾーン。この場所はお客様のお気に入り仕様です。天井が高い吹き抜けなので、開放感を存分に味わえます。
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    また、リビングとのツナガリもありますので、姿が見えなくても「ご家族を感じる」ことができますね。

  • 【1年目のお誕生日】2012年12月4日(火)お家の点検1年目(高岡市J邸)

    新居に住まわれて1年目。「お世話になってます」のいつものニッコリ挨拶と同時にお花のプレゼント。サプライズでしたが、満面の笑みで受け取って頂きました。
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    これがお客様視点だと・・・玄関ドアを開けると、何故かお花を持った大矢がポツンと立っていた。想定外の仕草・言動にやっぱり驚きますね(笑)
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