点検ブログ

  • 【T邸の紹介/お家の訪問検査のアレコレ】2015年7月15日(水)お家の点検10年目(富山市T邸)

    2015年7月15日(水)お家の点検10年目(富山市T邸)

    所要時間 9:45~11:02 晴れ

    スタッフ 前根、渡辺

     

    【T邸の紹介/お家の訪問検査のアレコレ】

    Q 中田工務店を選んだワケは?・・・お友達が中田工務店で建てたお家に住んでいて好印象。

    Q お住まいになってからの感想は?・・・大変住みやすい。

    お客様が弊社・中田工務店を選んだキッカケは「お客様のご友人2人が先に弊社で建築されて好印象だった」のを聞いて選んだそうです。あれから約10年が経過して、本日までに3回(平成19年1月18日・・1年目、平成19年12月19日・・2年目、平成22年9月13日・・5年目)の訪問検査を受けられました。

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    全ての訪問検査に対して社内用の議事録・報告書を作成しています。これらを綴っておくことでお客様カルテにもなって、点検スタッフにとっては次の訪問検査に大いに役立っています。

    お客様宅も10年が経過してくると、屋根材や外壁材、シーリング、クロス等の経年劣化が出始めています。限られたご予算等で選ばれたお家仕様はお家の立地条件(周辺環境)等によって劣化等の進度は異なっています。訪問検査の際、「すぐに補修する必要が無い」状態なのに強引なリフォームを勧めることはできないので、「しばらく様子をみましょう」と答える傾向があります。訪問検査での診断結果をお客様がお聞きして今後のリフォーム計画を考えるひとつのキッカケになれば・・と思っています。

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    お客様から「10年目検査があるのって珍しいですね」と非常に驚いた表情をされました。住宅業界で各社が「自主的な○○年の訪問検査をします」という広告は実際に建築して○○年経ってみないと本当かどうかは分からないのが現実。仮に定期的な検査をしていなくても「訪問検査が車検のように法律で決まっている訳ではないので、それほど大きな問題にもならない」と考えることもできます。でも、「訪問検査が無かったからこうなった」と言う事例も数多くあるので、弊社のみならず、全国の住宅会社の誠意が問われているのかもしれません。

  • 【N邸の紹介/クロスの汚れを落としてみるが・・・】2015年7月4日(土)お家の点検2年目(富山市N邸)

    2015年7月4日(土)お家の点検2年目(富山市N邸)

    所要時間 09:58~11:12 曇り

    スタッフ 前根、渡辺

     

    【N邸の紹介/クロスの汚れを落としてみるが・・・】

    これは訪問検査の現場で「クロスのお掃除用に使えるかも?」と思って事前に購入していた「スーパーフォーム」です。裏面を読むと、用途は「ビニールレザーやプラスチック表面、換気扇、スチール表面など」と書いてあります。

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    1年目点検時に質問があった「クロスにコーヒーがこぼれてシミになった跡」を改めて確認。スーパーフォームを吹き付けしてタオルで拭いてみたのですが、壁クロスに跳ねたコーヒーのシミを落とせなかったのは非常に悔しかったです。ちなみに机の上はピカピカになりましたが・・。

    [2階ホール/北側]

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    お客様宅の2年目点検が終わって帰社した後、ネットで調べてみると酸素系漂白剤(ワイドハイター等)が良いそうでした。タオルに吹き付けして1時間程度の漬け置きで色が消えてくるようで、その後に水拭き・カラ拭きすることになります。

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    今回の悔しさを教訓にして、様々なお客様宅の点検現場であった経験を次の現場で活かしたいと心に誓った瞬間でした。

    ちまたでは様々なお手入れ用洗剤等が出回っていますが、漂白剤が食器や衣類だけでなくビニール系の壁紙(クロス)にも効くというのが私にしてみれば新鮮でした。

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    壁クロスの汚れを消しゴムで汚れを落とせない場合は中性洗剤(台所洗剤ですが、使用方法等の書いてある裏面を読む必要あり)を勧めていましたが、様々な点検現場で試行錯誤しながら検証することで次の点検現場で使えるようになることが次のお客様からお喜びの声が聞けるキッカケになっているのかもしれません。

  • 【N邸の紹介/メンテナンス方法をあれこれ探していると・・】2015年6月24日(水)お家の点検2年目(富山市婦中町N邸)

    2015年6月24日(水)お家の点検2年目(富山市婦中町N邸)

    所要時間 10:03~11:25 晴れ

    スタッフ 砂田、渡辺

     

    【N邸の紹介/メンテナンス方法をあれこれ探していると・・】

    訪問検査では起こり得る現象・事例の紹介の他にお手入れ方法もお知らせ・実演しています。点検現場では実際にどの程度お客様に共感・記憶に残るのかは分かりませんが、仕組みを知ったうえでお手入れするほうが効果的だと考えています。

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    ここ数年、ネットのQ&Aサイトは「問題解決ができる」として非常に人気が出ています。「検索する」理由の大半は「知りたい」願望があり、叶えてくれる記事・トピックに親近感・信頼感が沸いてくると思われます。

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    ネットで調べると「活字」が多く見受けられます。仕方の無いことです。情報量は豊富なのですが、画像などが少ないのでニュアンスが掴みにくいこともあります。お客様が実際に訪問検査を体験・対面すること、相手の表情・リアクションを見て理解度が分かることで「活字を読む」以上の効果があると考えています。

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  • 【T邸の紹介/住宅メーカー・工務店とお客様は家つながり?それとも人つながり?】2015年6月19日(火)お家の点検10年目(富山市婦中町T邸)

    2015年6月19日(火)お家の点検10年目(富山市婦中町T邸)

    所要時間 9:47~11:19 曇り後雨

    スタッフ 前根、渡辺

     

    【T邸の紹介/住宅メーカー・工務店とお客様は家つながり?それとも人つながり?】

    新築後10年が経ちました。外壁は自然環境等によって経年劣化が目立ってきますが、内観は住まわれるほど、年月の経過とともに愛着が沸いてくると思います。

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    私たち点検スタッフはお客様と10年の間で1年目、2年目、5年目、10年目という4回しかお会いできないのですが、訪問検査を通じて感じることは、弊社・中田工務店いや点検スタッフとのツナガリを大事にされていること。ご夫婦揃ってお家に関することを質問したり、10年住んでの感想を話したりする姿を見ていると、お客様と弊社スタッフが一緒になってメンテナンスを考えていく雰囲気が感じられてとても嬉しくなります。

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    床は無垢材で姫ツバキ仕様。和室は斬新なデザイン。10年経った今でも良い物はいつまで経っても良いですよね。

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  • 【M邸の紹介/水漏れの早期発見は非常に大切です】2015年5月27日(水)お家の点検5年目(富山市婦中町M邸)

    2015年5月27日(水)お家の点検5年目(富山市婦中町M邸)

    所要時間 09:46~11:18 晴れ

    スタッフ 前根、渡辺

     

    【M邸の紹介/水漏れの早期発見は非常に大切です】

    水漏れの早期発見。新築して数年が経った配管からの水漏れは施工不良ではなく、ほとんどがパッキン材の経年劣化と考えられます。最初は触ったら濡れているのが分かる水漏れであっても、年月の経過にともなって、周辺部材にも影響を及ぼすことで費用負担が大きくなってしまいます。早期発見では「配管周りを見る習慣」を付けないとなかなか分からないと思われます。

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    どのご家庭でも洗面化粧台の下は洗剤等の収納に使っており、突っ込んで放置しているのがほとんど。プラスチックケースに洗剤等を入れて収納し、買い増し毎に出し入れ・整理整頓していると早期発見につながることもあります。「習慣づけ」はもちろんですが、その前に「漏れてくることがある」という意識を持って頂くことが必要となります。弊社の訪問検査では他の点検現場で発見された水漏れ事例を紹介して皆さんに注意を促しています。

    [洗面脱衣室]        [キッチン]

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    また、住宅メーカー・工務店によっては新築後の自主的な訪問検査が無い場合も現実にあります。お客様のご友人で「訪問検査は無い、有料になったから受けてない等々」のお話を実際に聞くことも・・。

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    起こり得る現象が分からないままに水周りにトラブル等が発生して、住宅メーカー・工務店に問い合せても「経年劣化です」の一点張りということもありますので、出来る限り弊社のような訪問検査を受けて頂き、早期発見に心掛けて頂ければ・事例を知って頂ければ・・と考えています。

  • 【S邸の紹介/訪問検査の所要時間と内容】2015年4月29日(水)お家の点検5年目(富山市S邸)

    2015年4月29日(水)お家の点検5年目(富山市S邸)

    所要時間 13:45~15:51 晴れ

    スタッフ 前根、渡辺

     

    【S邸の紹介/訪問検査の所要時間と内容】

    訪問検査を専門にしている点検スタッフにとって初対面が多い訪問検査。お客様とのお話がメンテナンス・お手入れが主になっているので、次から次へとお客様の気づきや相談、質問等が増えてくると訪問検査の時間が長くなってしまうこともあります。ちなみに今回は約2時間の所要時間でした。

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    「訪問検査を早く終わらせよう」と考えれば、機械的な検査や事務的な淡々とした点検報告になる傾向があると思います。実際に玄関先で質疑応答だけで終わらせる住宅メーカー・工務店もあるようです。

    弊社・中田工務店の訪問検査では一連の検査のあとは最後にお客様と複写式の点検表を見ながらお客様にも積極的に参加して頂くよう配慮しています。

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    お客様にとっても初対面である訪問検査。お客様が「聞ける雰囲気」を感じ取ると、自然体になって・打ち解けることで、ふと思い出したように質問等をいくつも投げかけてこられます。

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    話題は・・と言うと、お家の構造体よりも生活ステージになっている場所・身近な部位・部材に関することが多いようです。私たち点検スタッフは「住まいを提供するだけでなく、生活感にも配慮すること」を様々な点検現場で感じ取っています。

  • 【お客様アンケートでお客様の感想をお聞きしました】2015年4月29日(水)お家の点検5年目(富山市S邸)

    Q 中田工務店を選んだワケは?・・・価格

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    「コンセントの位置や数をもう少し考えれば良かった。カウンターの上にはコンセントがあるが、下側にも無いと使い勝手が悪い」とのこと。コンセントの数には予算的にも制限があるので、窓際のカウンターにコードを通せるように穴を開けて上下コンセントを共有したほうが良かったのかもしれません。

    [LDK/作業カウンター]

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    [キッチン/背面カウンター]

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    Q 冬の暖房器具は?

    冬の暖房器具はエアコンとコタツ。お客様は今以上にあったかくなる暖房器具が欲しいご様子。「設置場所がそれほど占めない、空気が汚れない、価格、ランニングコスト等々」を考えてペレットストーブも考えておられました。後日、カタログ等を持参することになりました。

    [LDK]

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    Q 2階からの寒気・冷気の進入は防げていますか?

    冬になると家中の暖気と寒気・冷気の対流現象(暖気が上にのぼり、寒気・冷気が下にさがる)が激しくなってきます。階段口から寒気・冷気が2階から1階に降りてきますが、お客様宅では階段口とLDKの出入口の2箇所にロールカーテンを取り付けているお陰で、それほど寒さを感じられないご様子。これが光熱費の節約になっているようです。

    [LDK側]         [階段側]          [リビング天井]

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    お客様宅のリビングは吹き抜けではなく、暖気が逃げにくい室内環境なのかもしれません。

  • 【O邸の紹介/訪問検査ではお客様との対話で経年劣化を理解して頂くことはとても大切です】2015年4月21日(火)お家の点検5年目(富山市O邸)

    2015年4月21日(火)お家の点検5年目(富山市O邸)

    所要時間 11:38~13:54 曇り

    スタッフ 前根、渡辺

     

    【O邸の紹介/訪問検査ではお客様との対話で経年劣化を理解して頂くことはとても大切です】

    訪問検査ではお客様に経年劣化等を理解して頂くことがとても大切な目的になっています。点検スタッフにとってお客様とお会いするのは初対面の場合が多いので、お客様が積極的にお話できる環境を整えること・雰囲気づくりを優先的に考えています。参考に・・と思って、お客様の友人の体験談やネットで訪問検査の様子を探してみると、何が理由か分かりませんが、弊社が訪問検査で要している時間よりもかなり短い、10分程度の聞き込みで検査が終わることもあるそうです。

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    訪問検査を受けるお客様の中には点検スタッフからの一方的な説明だけを受けて理解不十分になっていることもあると思います。弊社の場合も「前もって説明したはずなのに・・・」ということが過去にありました。

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    それは「お家を建てる住宅会社とお家を購入するお客様」の情報や知識レベルが異なっていることが原因で「情報の非対称性」と言われるものです。図面等を挟んでお客様と打ち合わせするのですが、説明だけでは理解・納得されず、住まわれてお客様が初めて気づく・体験することで「最初から何も聞いていない」と勘違いされることもあります。

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    そこで、全ての訪問検査の場では必要に応じて起こり得る現象・事例を何度でも「手を替え・品を替える」具合に説明しています。訪問検査の場ではお客様に「知る」から「気づく」になるよう、点検スタッフがお客様の疑問を見つけて・気づいて解答へと導けるよう、日々努めています。

  • 【T邸の紹介/気づかせてくれる・気づいて頂く訪問検査】2015年4月18日(土)お家の点検5年目(富山市婦中町T邸)

    2015年4月18日(土)お家の点検5年目(富山市婦中町T邸)

    所要時間 15:02~16:09 晴れ

    スタッフ 石丸、渡辺

     

    【T邸の紹介/気づかせてくれる・気づいて頂く訪問検査】

    弊社の訪問検査が10年目点検までに4回は必ずあることを知っているお客様。1年、2年目点検では「まだまだこの先も点検(訪問検査)がある」という安心感を持っておられますが、5年、10年目点検になると「まだまだ続けて欲しい」と切なる要望に変わっていく心境の変化が数多く見受けられます。

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    お客様は建築(経年劣化等)に詳しくないので、気づけない・気づかないことが多いと思われます。

    点検スタッフが訪問検査に来ることで改めてお家の現状に気づく・気づかせてくれる、将来を知ることができるようです。

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    お客様の生活スタイルやお家の立地環境等によって同じお家仕様でも違ってくるので、定期的な訪問検査が必要・大切だと毎回の点検で実感させられます。

  • 【S邸の紹介/これはどうしてこうなるの?】2015年3月20日(金)お家の点検5年目(富山市S邸)

    2015年3月20日(金)お家の点検5年目(富山市S邸)

    所要時間 14:44~16:46 曇り

    スタッフ 前根、渡辺

     

    【S邸の紹介/これはどうしてこうなるの?】

    弊社点検スタッフによるお客様の感受性の判断。新築当時のお客様担当から聞くと「こんな雰囲気のお客様」と申し送りされていることもありますが、点検スタッフが実際に訪問検査で応答をしてみると、「説明を求める、知りたがる」お客様だったと判明することもあります。

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    「どうしてこうなるの?」「どうすれば良いの?」等々、点検現場ではお客様からの素朴な疑問が飛び交っていますが、チャンとしたお応えをすると新築当時以上に信頼感を抱かれることもあり、嬉しさを感じます。今回の訪問検査では親身に誠意のある事例紹介する姿勢を評価されてのことかは分かりませんが、「引越し当時は口うるさく言ってたけど、もう良いんです(笑)」と、お客様はニッコリ♪

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    「10年目や15年目点検はやんなきゃダメ(笑)」と切望されました。

    全ての訪問検査で共通して言えることは「生活しているお家」という当たり前のこと。建築前のお客様はお家の起こり得る現象・経年劣化等については未体験なので、今から5年後・10年後・15年後を知りたがるのは当然かもしれません。私たち点検スタッフの義務は点検現場での対処と将来的なメンテナンスを助言することと考えています。

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