点検ブログ

  • 【外壁の釘の出が気になる】2015年4月29日(水)お家の点検5年目(富山市S邸)

    Q 外壁から釘が出ているのが気になる。

    現状を確認。ハンマーで増し打ちすることになりました。経年劣化等によって幕板を留めている釘が少しずつ出てきたものと思われます。

    [建物前面/南側]

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    ハンマーで増し打ちを実施。お客様にも見て頂くことで、今回の点検スタッフによる対処が今後のお客様ご自身でするメンテナンスのお手本になると思っています。

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  • 【クロスの変化等】2015年4月29日(水)お家の点検5年目(富山市S邸)

    Q クロスに割れや浮きがある(事前葉書)

    現状を確認。壁クロスの割れや浮き現象が下地ボードのジョイント部分で発生していました。木造住宅は湿度変化等による木部の伸縮(調湿機能)によってチカラが下地ボードからクロスへと伝わっていきます。クロスの経年劣化等で下地ボードの動きに追随できなくなり変化が現れてくると思われます。

    [2階居室/クロスの割れ]

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    [2階居室/クロスの浮き]

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  • 【カーテンレールが外れた】2015年4月29日(水)お家の点検5年目(富山市S邸)

    以前にカーテンレールを誤って落としてしまった。当時は家族に見つからないように非常に慌てながら既存のビス穴よりも少し上に取り付けたせいで少し斜めになってしまった(汗)

    [LDK]

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    そこで、カーテンレールの傾きを補正することになりました。スケールで寸法を測って少し上がっている右側のビスを少し下に移動させて水平にしました。

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  • 【お客様アンケートでお客様の感想をお聞きしました】2015年4月29日(水)お家の点検5年目(富山市S邸)

    Q 中田工務店を選んだワケは?・・・価格

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    「コンセントの位置や数をもう少し考えれば良かった。カウンターの上にはコンセントがあるが、下側にも無いと使い勝手が悪い」とのこと。コンセントの数には予算的にも制限があるので、窓際のカウンターにコードを通せるように穴を開けて上下コンセントを共有したほうが良かったのかもしれません。

    [LDK/作業カウンター]

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    [キッチン/背面カウンター]

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    Q 冬の暖房器具は?

    冬の暖房器具はエアコンとコタツ。お客様は今以上にあったかくなる暖房器具が欲しいご様子。「設置場所がそれほど占めない、空気が汚れない、価格、ランニングコスト等々」を考えてペレットストーブも考えておられました。後日、カタログ等を持参することになりました。

    [LDK]

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    Q 2階からの寒気・冷気の進入は防げていますか?

    冬になると家中の暖気と寒気・冷気の対流現象(暖気が上にのぼり、寒気・冷気が下にさがる)が激しくなってきます。階段口から寒気・冷気が2階から1階に降りてきますが、お客様宅では階段口とLDKの出入口の2箇所にロールカーテンを取り付けているお陰で、それほど寒さを感じられないご様子。これが光熱費の節約になっているようです。

    [LDK側]         [階段側]          [リビング天井]

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    お客様宅のリビングは吹き抜けではなく、暖気が逃げにくい室内環境なのかもしれません。

  • 【O邸の紹介/訪問検査ではお客様との対話で経年劣化を理解して頂くことはとても大切です】2015年4月21日(火)お家の点検5年目(富山市O邸)

    2015年4月21日(火)お家の点検5年目(富山市O邸)

    所要時間 11:38~13:54 曇り

    スタッフ 前根、渡辺

     

    【O邸の紹介/訪問検査ではお客様との対話で経年劣化を理解して頂くことはとても大切です】

    訪問検査ではお客様に経年劣化等を理解して頂くことがとても大切な目的になっています。点検スタッフにとってお客様とお会いするのは初対面の場合が多いので、お客様が積極的にお話できる環境を整えること・雰囲気づくりを優先的に考えています。参考に・・と思って、お客様の友人の体験談やネットで訪問検査の様子を探してみると、何が理由か分かりませんが、弊社が訪問検査で要している時間よりもかなり短い、10分程度の聞き込みで検査が終わることもあるそうです。

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    訪問検査を受けるお客様の中には点検スタッフからの一方的な説明だけを受けて理解不十分になっていることもあると思います。弊社の場合も「前もって説明したはずなのに・・・」ということが過去にありました。

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    それは「お家を建てる住宅会社とお家を購入するお客様」の情報や知識レベルが異なっていることが原因で「情報の非対称性」と言われるものです。図面等を挟んでお客様と打ち合わせするのですが、説明だけでは理解・納得されず、住まわれてお客様が初めて気づく・体験することで「最初から何も聞いていない」と勘違いされることもあります。

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    そこで、全ての訪問検査の場では必要に応じて起こり得る現象・事例を何度でも「手を替え・品を替える」具合に説明しています。訪問検査の場ではお客様に「知る」から「気づく」になるよう、点検スタッフがお客様の疑問を見つけて・気づいて解答へと導けるよう、日々努めています。