点検ブログ

  • 【排水経路の工夫】2014年6月24日(火)お家の点検1年目(富山市婦中町M邸)

    設備台の土間コンクリート表面に藻やカビ等で汚れないように、ダクトホースからの排水先について配慮されています。室外機の配置によってホースが色んな工夫で配されています。
    [建物左面/東側/室外機]
    06_TM01_排水経路_01 06_TM01_排水経路_02

    室外機からの排水を逃がす施工。1年経過した今も施工当時のコンクリート肌の美しさを保っています。
    06_TM01_排水経路_03 06_TM01_排水経路_04 06_TM01_排水経路_05

  • 【基礎の化粧モルタルのヒビ割れ】2014年6月23日(月)お家の点検1年目(富山市T邸)

    基礎本体の表面に施してある薄い化粧モルタルのヒビ割れ現象。基礎の強度には悪影響・支障がないこと、補修しても補修跡が逆に目立ってしまう事例があることを紹介。次回の2年目点検で改めて様子を見ることになりました。
    [建物後面/南側]
    03_YT01_基礎化粧モルタル_01 03_YT01_基礎化粧モルタル_02

    [建物左面/東側]
    03_YT01_基礎化粧モルタル_03 03_YT01_基礎化粧モルタル_04

    [建物正面/北側]
    03_YT01_基礎化粧モルタル_05 03_YT01_基礎化粧モルタル_06

  • 【ステーション(シロアリ防除)】2014年6月23日(月)お家の点検1年目(富山市T邸)

    エコアイ換気が施されている基礎仕様。従来のような基礎内ではシロアリ防除・薬剤散布・塗布ができない構造(キレイな空気の換気優先/エコアイ換気)となっているので、周囲にステーション(※)を埋設しています。現在、外構は防草シートの上に砂利が敷かれていますが、薬剤交換という5年目以降の掘り返しに少し手間がかかるかもしれません。
    [建物後面/南側]
    04_YT01_シロアリステーション_01 04_YT01_シロアリステーション_02

    ※ ベイト剤という「生物の脱皮を阻止する」薬をステーションと呼ばれる容器に封入、シロアリが好む木材も一緒に入れて地中20センチ前後に埋めることになります。
    参考/http://diy.shiroari119.com/beito_method.html/自分で出来るシロアリ駆除センター
    04_YT01_シロアリステーション_03 04_YT01_シロアリステーション_04

  • 【クロスの変化等】2014年6月23日(月)お家の点検1年目(富山市T邸)

    Q クロスに隙間が発生してきた。
    A 「木の調湿機能」の特徴に起因して湿度変化等により下地ボードが動くことで表面に貼ってあるクロスが追随する「起こり得る現象」となります。後日、目立たないように補修することをお約束。
    [LDK/隙間]
    07_YT01_クロス_01 07_YT01_クロス_02

    [2階居室/浮き]
    07_YT01_クロス_03 07_YT01_クロス_04

  • 【引き戸(UB)のレールの排水が悪い】2014年6月23日(月)お家の点検1年目(富山市T邸)

    Q 引き戸のレールの排水が悪く、汚れが溜まりやすい。
    A 現状を確認。メーカーはタカラスタンダードとなっています。
    [浴室]
    08_YT01_レールの排水_01 08_YT01_レールの排水_02 08_YT01_レールの排水_03

    お客様の話によると、レールに排水口が開いていれば使い勝手等の不具合は無いが、水はけが悪いことで水やゴミが溜まる一方になってしまい、お掃除がしにくいご様子。
    08_YT01_レールの排水_04 08_YT01_レールの排水_05 08_YT01_レールの排水_06

    ユニットバスの設置・施工の際には排水の勾配が取られていると思いますが、レールに溜まってしまった水はけの悪さは既製品のレールで改善できるのか少し心配なようです。
    08_YT01_レールの排水_07 08_YT01_レールの排水_08

    また、洗面脱衣室内に水が進入しないようダムになる工夫はなされていますが、肝心の排水処理が不完全になっている状態を改めて実感させられました。後日、メーカーに確認することをお約束。
    08_YT01_レールの排水_09 08_YT01_レールの排水_10 08_YT01_レールの排水_11

  • 【点検枡】2014年6月21日(土)お家の点検10年目(砺波市N邸)

    [雨水枡]
    雨水枡の点検を実施。
    [建物前面/北西側]    [建物後面/南西側]
    02_HN10_点検枡_01 02_HN10_点検枡_02

    底部には泥が溜まっていたので定期的に掃除して頂くようお願いしました。今回の10年目点検までは雨水枡に関するメンテ指導等が無かったそうで当時の点検スタッフの配慮が足りなかったようです。
    [建物後面/南東側]
    02_HN10_点検枡_03 02_HN10_点検枡_04

    [汚水枡]
    点検を実施。白い油脂等が溜まっている状態でした。
    [建物前面/北側/浴室]
    02_HN10_点検枡_05 02_HN10_点検枡_06

    油脂等が溜まるのは一般家庭で起こり得る現象となっています。
    [建物前面/北側/キッチン等]
    02_HN10_点検枡_07 02_HN10_点検枡_08

    そこで、お手入れ方法として、塩ビ製の棒とホースを使って効率よく油脂等を流す方法を紹介。お客様は「初めて聞いた」とのことであり、記録を読み返してみると、前回の5年目点検時は積雪のある2月だったことが紹介できなかった原因だと思われます。
    [建物後面/北側/浴室]
    02_HN10_点検枡_09 02_HN10_点検枡_10

    また、パイプフィニッシュ等の薬剤・洗浄剤は排水口からN字型排水管までの貫通・清掃なので、今回の汚水枡内のお手入れはこのように蓋を開けて手で作業しないとイケナイ・出来ないことを説明、理解して頂きました。
    [建物前面/北側/キッチン等]
    02_HN10_点検枡_11 02_HN10_点検枡_12

  • 【外壁のヒビ割れ・動き】2014年6月21日(土)お家の点検10年目(砺波市N邸)

    外壁のジョイント部分に施されている塗装にヒビ割れが発生していました。
    [建物右面/西側]
    04_HN10_外壁のヒビ割れ_01 04_HN10_外壁のヒビ割れ_02

    ヒビ割れの周囲がにじんでいる跡がありましたが、透明なシーリング剤を上塗りしたものと思われます。
    04_HN10_外壁のヒビ割れ_03 04_HN10_外壁のヒビ割れ_04

    ジョイント部分でのヒビ割れは起こり得る現象のひとつ。外壁材の下地は大きな一枚ものではなく、何枚もつなぎ合わせた施工となっており、湿度変化等で木造住宅である木製の下地が伸縮、同時に外壁材も動くことによって表面の塗り壁調の塗料にも変化が起こってきます。
    [建物後面/南側]
    04_HN10_外壁のヒビ割れ_05 04_HN10_外壁のヒビ割れ_06

  • 【床材の色落ち】2014年6月21日(土)お家の点検10年目(砺波市N邸)

    Q 太陽の直射日光が原因なのか、色が白っぽく剥げてきた。
    A 現状を確認。この方角は南側であり、直射日光(紫外線)を遮る建物は少し遠くに立地。日当たり良好な反面、このような弊害もあると思われます。
    [LDK/南側]
    07_HN10_床材の色落ち_01 07_HN10_床材の色落ち_02

    このような現象は今から改善できるものでもありませんが、お客様からの質問口調から予想すると「どうすれば良かったのか?」と事前に助言が欲しかったものと思われます。これまでの点検スタッフの配慮不足・経験的知識不足に申し訳なく感じました。
    07_HN10_床材の色落ち_03 07_HN10_床材の色落ち_04

  • 【点検枡】2014年6月21日(土)お家の点検10年目(砺波市M邸)

    [雨水枡]
    雨水枡の点検を実施。泥等の溜まりは少なく特に異常はありません。
    [建物後面/北西側]
    02_TM10_点検枡_01 02_TM10_点検枡_02

    前回の点検では確認できなかった箇所。今回はマイナスドライバーとハンマーを使ってこじ開けて確認しました。土間コンクリートを打った当時は「開けて検査する」をあまり考えていなかったのかも。
    [建物後面/北東側]
    02_TM10_点検枡_03 02_TM10_点検枡_04

    [汚水枡]
    点検を実施。髪の毛などが少し溜まっている状態。
    [建物後面/北側/浴室]
    02_TM10_点検枡_05 02_TM10_点検枡_06

    白い油脂等が溜まっている状態。
    [建物後面/北側/キッチン]
    02_TM10_点検枡_07 02_TM10_点検枡_08

    お客様にも現状を見て頂きました。
    02_TM10_点検枡_09 02_TM10_点検枡_10

    お客様の目の前で汚水枡に溜まっている油脂等を洗浄中。お客様は「初めて聞いた」や「全然知らなかった」の連続でした。前回の報告書を見ると「スタッフだけで掃除していた」という記録がありました。
    今思うと、様々な経験の結果を踏まえると・・・お客様と一緒にお手入れすることこそが「メンテナンスの意識を芽生え・育てる」ことに直結する唯一の方法と実感しています。
    [汚水枡/洗面化粧台の洗浄] [汚水枡/浴室]
    02_TM10_点検枡_11 02_TM10_点検枡_12

    [汚水枡/キッチン]
    02_TM10_点検枡_13 02_TM10_点検枡_14