点検ブログ

  • 【基礎の化粧モルタルのヒビ割れ】2013年11月16日(土)お家の点検1年目(高岡市O邸)

     基礎本体の表面に施してある薄い化粧モルタルで温度変化等によるヒビ割れになります。他の点検現場でもよく見られる現象です。ジッと凝視すれば目立ちますが、遠目からでは特に目立ちません。仮にヒビ割れ箇所に補修用モルタルを上塗りすると、逆に遠目からでも目立ってしまう事例もあります。

    [建物右面/南側]

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    ヒビ割れは他に2ヶ所(南側玄関近く、北側)にありました。

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    お客様との協議の結果、構造上の問題が無ければ特に気にされないとのことでした。

    基礎本体と雑土間との接続部分の表面材(モルタル)のヒビ割れで、重さによって少し沈んだものと思われます。基礎の本体とは一体化していない(縁を切っている)ので、構造上は特に問題ありません。

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  • 【雨水枡】2013年11月16日(土)お家の点検1年目(高岡市O邸)

    雨水枡を検査。蓋を開けると施工時のビニールが出てきたので、ゴミは会社に持ち帰りました。枡内に溜まっている水は主に雨樋からの雨水であり、底に沈んでいる泥は風に乗ってホコリや泥が屋根などに溜まり雨水と一緒に雨樋から流れ出てきたものと思われます。

    [建物右面/南側]

    04_RO01_雨水枡_01 04_RO01_雨水枡_02

    この場所にある雨水枡はメッシュ状であり、周囲に溜まった雨水を排水させる役割もあります。

    [建物左面/北側]

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  • 【引き戸の反り】2013年11月16日(土)お家の点検1年目(高岡市O邸)

    引き戸の反り現象。サンルーム側の扉は引き戸が一般的だと思われます。サンルームは洗濯物を干す場所なので洗濯物が乾くと同時に室内の水蒸気量が上昇し、気温が下がると湿度が上がります(飽和水蒸気量の関係)。脱衣室側は逆に湿度が低いので、仕切っている(閉め切っている)引き戸の「反る」現象が発生し、引き戸が開閉しにくくなることがあります。

    [サンルーム(物干し場)と洗面脱衣室の間]

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  • 【床のキズ】2013年11月16日(土)お家の点検1年目(高岡市O邸)

    Q 釘のように尖ったもので削ったのか記憶に無いが、キズを付けてしまった。何か良い補修方法は?

    A 現状を確認。補修用クレヨン等で埋めてみることをオススメしました。今回はご提案だけだったのですが、機会があれば補修現場をお知らせできれば・・・と思っています。

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  • 【カーテン金具の外れ】2013年11月16日(土)お家の点検1年目(高岡市O邸)

    Q 引渡しの時からであるが、カーテンに付いている小さな金具が外れていた。生活する上で支障は無いと思うが・・・

    A 現状を確認。

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    金具がある(左側)と無い(右側)場合の写真です。

    [正常部分]        [不良部分]

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    写真では見えにくいかもしれませんが、小さな金具が外れている様子が分かります。後日、カーテン屋さんに問い合わせて対処することをお約束。

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  • 【開き戸の開閉】2013年11月16日(土)お家の点検1年目(高岡市O邸)

    開き戸の開閉テストを実施。「遊びの部分」が少し大きくなっていたので、ドライバーで丁番とラッチ受けの部分を補正して現状を改善。

    [LDK/洗面脱衣室側]

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    [2階居室]

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    ※ 「遊びの部分」は一般的によく使われる言葉ですが、急激な力が及ぶのを防ぐ為に部品の結合にゆとりを持たせることのようです。

  • 【点検枡】2013年10月23日(水)お家の点検5年目(富山市O邸)

    [雨水枡]

    雨水枡の点検をする予定でしたが、雑草防止用のビニール、その上には砂利が敷いてありました。無理に蓋を開けるとビニールが破けてしまう可能性があったので、検査は次回に延期という形になりました。

    [建物左面/北側]

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    [汚水枡]

    点検を実施。白い油脂等が少し溜まっていましたが、現段階では特に問題ないと思われます。

    [建物左面/北側/洗面脱衣室]

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  • 【開き戸の擦れ】2013年10月23日(水)お家の点検5年目(富山市O邸)

    Q 床にキズ(黒い跡)が付いてしまった。

    A 現状を確認。開き戸の底部が少し床を擦っている状態でした。

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    ドアが傾く(下がる)ことによってマグネット式のドアストッパーの金物(ゴム状のもの?)が下がって床を擦っている状態だと思われます。

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    まずはドライバーでラッチのかみ合わせを補正してみましたが、改善できませんでした。

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    次に丁番を補正してみることに。この開き戸の丁番は専用の六角レンチが必要となります。お引渡し時の取扱説明書と一緒にお客様へお渡しした「工具セット」を再確認しましたが、約5年前のことであり、ハッキリと覚えておられないご様子。仮に紛失してもホームセンター等で販売されているので、今後のメンテナンス道具として購入して頂くようお願いしました。

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    丁番の補正の仕方によって、扉が上下・左右・奥行きへの動くことを紹介。

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    床に付いているキズ?汚れ?を試しに爪で擦ってみると何とか取れそうだったので、ティッシュをお借りして水も含ませながらお客様と一緒に擦ってみることになりました。

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    指圧(指を押し付けて擦る)によって汚れが取れてきました。左下の写真の左側に見える斑点はデジカメセンサーに付いた汚れが写ってしまいました(汗)ごめんなさい!

    擦っても落としきれなかった場合の汚れは薬剤を使って頂くようお願いしました。

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  • 【開き戸のラッチかみ合わせ】2013年10月23日(水)お家の点検5年目(富山市O邸)

    開閉テストを実施。ラッチとラッチ受けのかみ合わせが悪い状態でした。そこで、ラッチ受けの金物を調整(止めビスを緩めてラッチ受け金物を少し動かす)することにしました。

    [2階寝室]

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    お客様をすぐ近くにお呼びして目の前でドライバーや指先を使いながらラッチ受けが動くのを見て頂きました。お客様はメンテナンスの方法・扉の仕組みを頷きながらご理解されているご様子でした。

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    この開き戸の丁番も六角レンチが必要なタイプとなっています。

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