点検ブログ

  • 【床材の変色】2014年7月31日(木)お家の点検10年目(高岡市福岡町I邸)

    Q サッシ枠に発生した結露水のせいで床材が一部変色した。
    A サッシ仕様や生活スタイルは変えられないので、結露が発生しやすい時期は拭き掃除を忘れないようにして頂くようお願いしました。
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    Q 結露防止では既存のサッシの手前にサッシを増設する方法があると聞いたが・・・。
    A 現状を確認。内側にサッシを1枚入れる(2重サッシ)の場合、既存のサッシがシングルだと問題ないのですが、ペアガラスを2重にすると割れる可能性があるそうです。何かと費用がかかるので、今回はお客様の問いに対してお答えする形となりました。
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    Q 結露防止のために「結露防止シート」を貼るのはどうか?以前にレースのカーテンを洗っている時にカビが発生しているのを発見した。
    A プチプチ状のシートを貼ることで空気層ができて断熱効果がアップします。ガラス面に少し厚みが出てくるので、換気するのに窓を開け閉めすると剥がれそうです。触り心地もサッシのようにヒヤッとしないので、感触は良いと思われます。また、結露吸収シートの場合、貼るだけで結露水を吸収してくれるので「拭く手間」が省けますが、結露の発生原因は解消する必要があると思います。
    LDKが床暖になっていると室内が乾燥する傾向があるので、適度な湿度を維持する為に室内干しを勧める知人もいらっしゃるそうです。仮に室内干しをする時は結露防止の意味で除湿機を併用して頂くようお願いしました。
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  • 【A邸の紹介】2014年7月16日(水)お家の点検10年目(富山市八尾町A邸)

    2014年7月16日(水)お家の点検10年目(富山市八尾町A邸)
    所要時間 9:40~11:42 曇り
    スタッフ 前根、渡辺

    【A邸の紹介】
    お客様宅の定期点検の記録を辿ると・・・弊社・中田工務店の定期点検を始めた第1号となっています。
    当時(約10年前)の1年目点検は「定期点検」をどんな感じでするのか暗中模索の状態でした。振り返ってみると信じられない話です・・・(汗)それが600件以上の点検現場を重ね今に至っています。
    お客様宅では定期的にワックスをかけておられるご様子。床の表面は光が反射してツヤが実感できます。
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    イスやテーブルの脚先にはキズ防止のための毛糸の靴下が履かせてあります。椅子の脚にマッチしててカワイイ・オシャレですね。定期点検を始めて11年目選手の私ですが、保証対象となっている部材等の検査だけでなく、こうしたインテリア等へのお客様の心配りにも配慮していきたいと考えています。
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  • 【点検枡】2014年7月16日(水)お家の点検10年目(富山市八尾町A邸)

    [雨水枡]
    雨水枡の点検を実施。雨水枡に溜まる泥は屋根や外壁等に付着したホコリや泥が雨水で洗い流され、雨樋を通って枡内に入ってきたものとなります。
    [建物前面/西側]
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    雨水枡のお手入れ方法です。お客様からシャベルをお借りして溜まっている・沈んでいる泥等を取り出すことになりました。
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    [汚水枡]
    点検を実施。白い油脂等が少し溜まっている状態でした。
    [建物前面/西側/キッチン等]
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    5年目や10年目点検の恒例作業となっているホース洗浄。お客様からホースリールをお借りして塩ビ製のパイプを使った洗浄方法を実演しています。見よう見まね的な感じでお客様に手伝って頂きました。
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  • 【ストーンデッキテラス】2014年7月16日(水)お家の点検10年目(富山市八尾町A邸)

    このテラスでご家族や気の合う方々とバーベキュウを楽しんでおられるご様子。デッキにある丸い木はイス代わりに使用しているそうです。長い間、野ざらしになっているせいか一部が腐ってきている状態。このまま放置するとシロアリの棲家になる可能性もあるので、早めに処分して頂くようお願いしました。
    [建物左面/北側]
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  • 【床材の色落ち】2014年7月16日(水)お家の点検10年目(富山市八尾町A邸)

    Q 結露水が溜まったのを見つけて拭いてみたが、床が変色してしまっていた。
    [LDK/東側]
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    現状を確認。この症状は腐蝕とまではいきませんが、床材の皮膜が変色したものと思われます。マイナスドライバーで表面の皮膜を取り除いて、この削り跡にニス等を塗って頂くことで見た目は改善されると思われます。
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  • 【トイレの床材にワックス】2014年7月16日(水)お家の点検10年目(富山市八尾町A邸)

    木肌が美しい木製のフローリング仕様。汚れには強いのですが、水には弱い性質があります。
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    ワックスを定期的にかけておられるせいか、結露水による床材の変色現象は見受けられませんでした。ワックスではリンレイが有名ですが、耐水性もアップしているので使い勝手が良いかもしれません。
    [左側]          [右側]
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  • 【結露と損得】2014年7月16日(水)お家の点検10年目(富山市八尾町A邸)

    2階の一室は洗濯物干し場として使っておられるのですが、冬の間は結露が多かったそうです。洗濯物が乾くことは室内の水蒸気が増加すること、増加した水蒸気は除湿機やエアコンによる除湿や窓を開けて換気することで結露をある程度防ぐこともできます。冬の間は室温が低くなるので、飽和水蒸気量は小さく結露化しやすくなる環境になっています。
    [2階居室/北側]
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    これまでの生活を思い出して頂き、除湿機の常時運転やエアコンによる室内温度の上昇、24時間換気の再稼動等々、WIC(ウォークインクローゼット)内の服がカビてしまわないよう、費用対効果(損得話)となりました。
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    結露が多いのはアルミサッシのせい?10年前を思い出すと当時は高価ではあったが、樹脂サッシを選択肢に入れても良かったかも・・・とお客様。
    サッシについては性能面では技術革新等、予算面では市場価格の低減化等のいろんな要因があるので、単純に10年前と今を比較するのは非常に難しいと思います。お家の立地条件(周辺環境)、生活スタイル等によっても起こり得る現象は異なってきます。
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    一般的に新築時と10年経過した現在では家族構成や生活スタイル、考え方等が変わっているので、メンテナンス等にはあまりお金をかけたくないという発想もでてきます。ですが、点検毎にお客様に立ち会って頂き、「修繕という必要最低限の費用」が少なからず発生することを体験して「メンテナンスの必要性」という発見を、弊社の定期点検を通じて理解・納得して頂ければ幸いです。

  • 【化粧用モルタルのヒビ割れ】2014年7月1日(火)お家の点検1年目(富山市I邸)

    先日、お客様が基礎の表面に細いヒビ割れを発見されたご様子。心配そうな表情で質問がありましたが、基礎コンクリート肌を隠す化粧用の薄いモルタルであり、構造上の問題はほとんどありません。ヒビ割れ部分を補修用モルタルで埋めることも可能ですが、補修跡が逆に目立ってしまう事例もあるので、お客様との協議の結果、そのままの状態で様子を見ることになりました。
    [建物正面/北側]
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    [建物後面/南側]
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  • 【開き戸が閉まらない】2014年7月1日(火)お家の点検1年目(富山市I邸)

    Q トイレの開き戸が完全に閉まらない。
    [1階トイレ]
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    現状を確認。ドライバーで丁番の奥行き等を補正してみましたが、改善できませんでした。
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    施工済みの扉の丁番を少し移動させて閉まるように補正することが必要と判明。後日、対処することをお約束。
    [下/丁番と扉の結合位置が凸] [上/丁番と扉の結合位置が水平]
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