点検ブログ

  • 【1年目点検で新築以上の魅力?】2013年11月18日(月)お家の点検1年目(富山市T邸)

    新築以上の魅力的な住まい。まるでドラマや映画のワンシーンを見ているようです。

    来客(友人・知人)からは「モデルハウスみたい」という感想を頂いているご様子ですが、点検スタッフの目から見ても、これまでの点検現場とは違う内観に魅了されました。

    13_MT01_新築以上_01 13_MT01_新築以上_02

    新築のご提案の中で「ウォークスルー」というプレゼンがあります。建築前の空間の認識が目的にあるようです。

    住宅メーカーの数あるプランの中で「こんな生活はどうですか?」と提案する場合、実際に住まわれている建物・内観じゃないと共感を呼ぶのは難しい?とも考えています。

    例えば、ドラマや映画の記憶に残る「ワンシーンの憧れ」というのは実際に生活しているシーンを見て共感して「こんな感じに住みたい・住んでみたい」というイメージが湧き上がっていると思います。

    13_MT01_新築以上_03 13_MT01_新築以上_04

    新築のお家は年を重ねるにつれて少しずつ育っていきます。DIYで外構やお庭、室内環境を創り上げておられるお客様。日用大工的な発想で屋外のお手入れを考える・行動するには気象条件もクリアさせなければイケナイ事例になりました。

    13_MT01_新築以上_05 13_MT01_新築以上_06 13_MT01_新築以上_07

    私たち点検スタッフの役割。部材・部位の点検・検査・補修、メンテナンスのアドバイス等が主なお仕事ですが、他の点検現場で得た「コレ良いかも」的な情報もご提供しています。全てのお客様はお家に色んな工夫をされています。これらの情報・感性が中田工務店のアフターネットワークとなって善の循環になってくるのだと考えています。

  • 【O邸の紹介】2013年11月16日(土)お家の点検1年目(高岡市O邸)

    2013年11月16日(土)お家の点検1年目(高岡市O邸)

    所要時間 10:00~11:22 晴れ

    スタッフ 永原、渡辺

     

    【O邸の紹介】

    お子様の成長の想い出。どのように記録しますか?と聞かれると、一般的にはビデオやカメラが真っ先に思いつきます。今回の事例ではその他の方法を発見!「傷つけてもOK」というものであり、2階ホールには狭い壁スペースを有効に利用した無垢の化粧柱が取り付けられていました。

    よく見ると、お子様の背丈が記されています。化粧柱に直接キズを付けるよりも専用の柱を壁に取り付ける発想が素晴らしいですね。「柱のキズはおととしの~♪」

    [2階ホール]

    01_RO01_紹介_01 01_RO01_紹介_02 01_RO01_紹介_03

    さて、今回は初の試みとなったのですが、検査・点検担当となっている工事課の点検スタッフが同行できなくなってしまいました。お客様に今回の事情をお話・説明してキャンセルでも良かったのかもしれませんが、お客様の立場で考えると、会社などをお休みされて時間を開けて頂いた理由もあろうかと思われます。そこで、多少日用大工の心得のある営業の永原が対処することになりました。

    01_RO01_紹介_04 01_RO01_紹介_05

    これは永原の道具箱です。お客様からのご要望などがあった時はこの道具箱で対応している実績が多々あるそうです。慣れた手つきを見ていると、陰ながらコツコツとやっている姿が想像できます。

    01_RO01_紹介_06 01_RO01_紹介_07

  • 【住み心地アンケート】2013年11月16日(土)お家の点検1年目(高岡市O邸)

    お客様に住み心地アンケートの記入をお願いしました。

    11_RO01_住み心地アンケート_01 11_RO01_住み心地アンケート_02

    [リビング階段]

    空気の対流によって冬は2階から冷気が降りてくる・夏は1階の冷気が逃げるリビング階段。現在は突っ張り棒をレールにして薄手のカーテンを掛けておられます。暖房を入れる冬の時期には家の中の空気の対流(冷気)防止の為、「厚手のカーテンを掛ける」などの他の点検現場での事例をご紹介。

    11_RO01_住み心地アンケート_03 11_RO01_住み心地アンケート_04 11_RO01_住み心地アンケート_05

    [洗面脱衣室]

    限られたスペース(間取り)の中で高機能化(便利さ)を目指す、お客様担当の営業や設計スタッフ。洗面脱衣室のサンルーム側では乾いた衣類等は左半分にある壁を有効に使った立体的な可動棚に収納します。

    11_RO01_住み心地アンケート_06 11_RO01_住み心地アンケート_07

    洗面脱衣室を半分に分けるロールカーテン。これを下げることで脱衣時の目隠しにできると思われます。

    11_RO01_住み心地アンケート_08 11_RO01_住み心地アンケート_09

    [灯油置き場]

    石油ファンヒーターを使う時、ドコに灯油ポリタンクを置けば良いのか・・・やはり迷ってしまいます。

    点検現場からの事例では玄関に置いておくケースが多いようです。灯油のニオイが室内に入るのが嫌な場合、今回のような屋外に置くという方法も選択肢のひとつかもしれません。

    11_RO01_住み心地アンケート_10 11_RO01_住み心地アンケート_11

    [収納スペース]

    キッチンとリビング・ダイニングの間のカウンターを利用した収納スペース。収納テクニックのひとつですね。

    11_RO01_住み心地アンケート_12 11_RO01_住み心地アンケート_13 11_RO01_住み心地アンケート_14

    [ケガ防止/コーナー材]

    奥様やお子様がキッチンカウンターの角っこにぶつけるようで、今後のケガ防止の為にコーナー材を独自に購入されたご様子

    11_RO01_住み心地アンケート_15 11_RO01_住み心地アンケート_16

  • 【ドアの補正は自分で・DIYで・できるようにしたい】2013年11月16日(土)お家の点検1年目(高岡市O邸)

    道具箱をいつも営業車に積み込んでいる永原。気づいたらすぐに直したい・補正したい性分だそうで、

    お陰さまでお客様からは賞賛の声があがっております。このような検査・点検担当者の補修・補正している現場に立ち会うと「自分でも出来るかも?」と、私自身も錯覚にも似た感情が芽生えてきます。

    12_RO01_ドア補正DIY_01 12_RO01_ドア補正DIY_02 12_RO01_ドア補正DIY_03

    ひと通りの点検を終えてお客様に本日の説明をしている場面。点検表を見ながら、注意事項を口ずさみながら、ひとつひとつ確認し、書き込んでいます。

    12_RO01_ドア補正DIY_04 12_RO01_ドア補正DIY_05

    工事・施工できる専門スタッフのような経験的な知識が無くても見よう見まねですが、簡単なメンテナンス作業が出来ると思います。「こんな状態・現象だから何をどうすればこうなる・・・」等々、理屈・仕組みが理解できれば、あとは近所にあるホームセンターで補修用道具を購入・ひと通り揃えて「まずは形から・・・」がスタートです。

    12_RO01_ドア補正DIY_06 12_RO01_ドア補正DIY_07

    メンテナンス講習の授業料は必要ありません。弊社・点検スタッフにお任せください。責任を持ってDIYに関する秘訣をアドバイスさせて頂きます。

  • 【O邸の紹介/点検グッズの紹介】2013年10月23日(水)お家の点検5年目(富山市O邸)

    2013年10月23日(水)お家の点検5年目(富山市O邸)

    所要時間 13:28~14:27 晴れ

    スタッフ 横窪、渡辺

     

    【O邸の紹介/点検グッズの紹介】

    玄関前に目隠し壁が配してあるお家。デザインと玄関先のプライバシー、玄関ポーチの機能を兼ね備えたオシャレな仕様です。

    01_TO05_紹介_01 01_TO05_紹介_02 01_TO05_紹介_03

    これは普段目にすることがない床下の様子です。実際に入ると迷路のような時もありますが、間取りを反映させながら床下の間取り(基礎伏せ)も考えられています。

    01_TO05_紹介_04 01_TO05_紹介_05 01_TO05_紹介_06

    小屋裏点検用の脚立(脚底にはスポンジで養生・キズ防止加工済み)、床下点検用に考案された車輪の付いたボード(床下ではうつ伏せになって移動)、手には六角レンチやカッター、ドライバーを持っています。

    01_TO05_紹介_07 01_TO05_紹介_08 01_TO05_紹介_09

    メンテナンスや点検に必要な道具類はホームセンターで買い揃えることができますが、ただ1つのアイテムだけは売ってなくて自作(お手製)です。何だか分かりますか?

    ・・・正解は床下用ボードです(笑)

  • 【暖房機器/蓄暖】2013年10月23日(水)お家の点検5年目(富山市O邸)

    暖房機器は蓄暖です。蓄暖は水蒸気を発生させない暖房器具なので、室内の水蒸気量がそのまま変わらずに室温だけが上昇(湿度が下がる)すると過乾燥になる傾向があります。健康を考えて加湿器を点けるご家庭もありますが、お客様宅では特に使っていないとのことでした。クロスの変化が大きくなる要因のひとつとして過乾燥もあげられています。

    [LDK]

    10_TO05_蓄暖_01 10_TO05_蓄暖_02

    [LDK]

    開き戸の底部(ドアの底部と床の間/換気用のドア底部の隙間)には透明なセロテープ状の物が貼り付けてありました。玄関ホールからLDKへの冷気の進入(隙間風)を防ぐ役割があると思われます。

    10_TO05_蓄暖_03 10_TO05_蓄暖_04

    [階段口]

    カーテンレールが取り付けてありました。冬場には厚手のカーテンを取り付けて2階からの冷気が降りてくるのを遮断する役割があると思われます。レールの取り付け位置に工夫があり、正面は真下、横は横向きに取り付けてありました。

    10_TO05_蓄暖_05 10_TO05_蓄暖_06 10_TO05_蓄暖_07

    温度の感じ方・体感温度の違い。大小を問わず、人が集まる施設では「暑い、寒い」等、体調や体質によって寒さの感じ方が違っています。皆さんの周りにも暑がりや寒がり・・・いらっしゃると思います。

    10_TO05_蓄暖_08 10_TO05_蓄暖_09

    「体感温度」と検索すると、体感温度が分かる公式や汗による気化熱など、サッシからの熱の放出や表面温度、体の温度の感じ方の仕組み等々、どれがマッチする答えなのかよく分からないこともあります。

    10_TO05_蓄暖_10 10_TO05_蓄暖_11

    定期点検でこんな話題?と思われるかもしれませんが、お家の内外、住まいには話題がいっぱいです。

  • 【K邸の紹介/収納力アップ】2013年9月25日(木)お家の点検2年目(富山市K邸)

    2013年9月25日(木)お家の点検2年目(富山市K邸)

    所要時間 12:00~12:54 晴れ

    スタッフ 砂田、渡辺

     

    【K邸の紹介/収納力アップ】

    収納庫(食品庫)の下は床下点検口、床下収納庫のようなイメージですが、少し違います。収納庫に物を並べるのにも限界がありますので、収納空間をもっと効率よく使えるようにする方法とは?

    今回のお客様宅では突っ張り棒ではなく、複数の棚を必要に応じて配置できる安定性のある可動棚となっています。このような便利仕様・装備は新築後にDIYでも出来ますが、最初から造り付けにしておくと手間が省けて何かと有効だと思います。

    [食品庫]

    01_MK02_紹介_01 01_MK02_紹介_02

    今度は突っ張り棒を使った工夫です。様々な用途に使われています。

    [転倒防止/2階居室]   [お子様の危険防止ゲージ/廊下]

    01_MK02_紹介_03 01_MK02_紹介_04

    浴槽にかぶせる「巻くタイプの風呂フタ」の置き場所をどうにかしたい。床上だとお掃除とかには邪魔になる(斜めにすると倒れる)。「だったら上に持っていって、空いた空間を有効利用」という発想には驚きです。元々、浴室暖房が天井に取り付けられており、物干し棒も標準仕様だったせいか、これがヒントになったのかもしれませんね。

    01_MK02_紹介_05 01_MK02_紹介_06

  • 【お家の定期点検の理想形とは?】2013年9月25日(木)お家の点検2年目(富山市K邸)

    弊社の大切なお客様宅の定期点検の現場を皆様のお手元までお届け(ブログ)して約6年が経ちました。通算では7年かもしれませんが、私が3代目となっています。点検スタッフのメンバー構成で検査担当は工事監督やメンテナンスの経験者で安心演出ですが、社内への報告書やブログにしているのは恥ずかしながら建築に関して素人な私です・・・(大汗)

    11_MK02_お家の点検の理想_01 11_MK02_お家の点検の理想_02

    もっと専門性があったら、皆様にもっとタメになる情報をお届けできるのですが・・・(汗)

    弊社が使用している点検表。几帳面さが表に出たチェックマーク式ではなく、保証項目別に部位が区分されていて自由度が高い書き込み形式です。これを時系列に並べて(1、2、5年目)毎回の定期点検時に以前の現象・対処を振り返っています。

    11_MK02_お家の点検の理想_03 11_MK02_お家の点検の理想_04 11_MK02_お家の点検の理想_05

    どんな定期点検のスタイルがお客様にとって良いのかは客観的に(他社の様子)見えてないので分かりませんが、お客様の友人・知人との間では定期点検がたまに話題になっているそうで、「丁寧な点検をありがとう」というお言葉をよく頂きます。励ましの声を頂いた時は恐縮しまくりで赤面するばかりですが、やっぱり嬉しいですね。

    11_MK02_お家の点検の理想_06 11_MK02_お家の点検の理想_07

    最後にお子様から冷たいジュースをご褒美に頂きました。ありがとうございます!

  • 【I邸の紹介】2013年9月21日(土)お家の点検2年目(富山市婦中町I邸)

    2013年9月21日(土)お家の点検2年目(富山市婦中町I邸)

    所要時間 12:53~13:24 晴れ

    スタッフ 石丸、成瀬、中谷、渡辺

     

    【I邸の紹介】

    お客様宅の階段です。機能的には一般的な階段なのですが、魅せ方が全く異なっています。斬新な発想というのでしょうか・・・デザイン壁、まさにアートという勢いがあります。

    01_SI02_紹介_01 01_SI02_紹介_02 01_SI02_紹介_03

    収納の工夫。「洗濯機の上・浴室の横にある」棚の活用方法。予備のタオルの収納・保管スペースに洗濯機の上(コーナーを複数の可動棚で区分)という場所が非常に重宝されているようですね。

    01_SI02_紹介_04 01_SI02_紹介_05

    TVの棚。予算を多くかけないお客様が一般的なのですが、「作り付けで造って良かった」と、当時を振り返っておられ1年経過した今でもセンスの良さを改めて感じられました。

    01_SI02_紹介_06 01_SI02_紹介_07

  • 【メンテナンスをどんな時にどう伝えれば良いのでしょう】2013年9月21日(土)お家の点検2年目(富山市婦中町I邸)

    「お家のメンテナンスをしましょう」と、定期点検の場で様々な事例等を紹介しても現時点のお客様の「興味・関心、必要性の有無」によっては、弊社からの助言等も取捨選択されていると思います。

    13_SI02_メンテナンスの伝え方_01 13_SI02_メンテナンスの伝え方_02

    全てのお客様宅で色んなお話をさせて頂いているのですが、家族構成や生活スタイルの住まい方、お家の仕様・装備、立地条件・周辺環境等で起こり得る現象も変わってきます。これが「あそこの家ではこうだけど、ウチではこうだ」等々の違いが発生してくる原因のひとつと考えられます。

    13_SI02_メンテナンスの伝え方_03 13_SI02_メンテナンスの伝え方_04

    各々の点検現場では「質問に対して丁寧に返答」を基本にしています。現象(症状)が発生してからの対処療法的な応答形式なので、お客様から聞かれない(現象が発生していない)事例については詳しく触れないこともあります。

    また、聞かれることが無くても「起こり得る事例」を口頭で説明して「先に知っていただく」ことで起こり得る現象の回避や時期を遅らせることも可能になると思われます。

    13_SI02_メンテナンスの伝え方_05

    お客様のお家への関心・気づきは「点検時」はもちろんありますが、「室内外で不便や不具合を実際に体験、周囲からの体験談を聞いた」時だと思われます。その時々に私たちの定期点検での応答を思い出して頂けるよう、伝え方の工夫をしなければいけないと考えています。