[2階書斎]
Q 開閉の際に扉の右上(ホールから見た場合)がドア枠に引っ掛かる。
A 現状を確認。
扉の傾きや奥行きが少し下がる?ように丁番を補正して現状を改善。
[2階洋室]
Q 閉じる際に扉の左上(室内側から見た場合)がドア枠に引っ掛かる。
A 現状を確認。
サッシの水密性について。雨水の浸入は降雨量よりも風圧力に関係しているそうです。雨水浸入の判断基準では、「サッシ枠を越えて室内に入ってくることであって、サッシ下枠に水が溜まることは室内への浸入とはならない」と書かれています。
ちなみに・・
W-2等級 ・・・240mm/hの降雨で、風速16m/secの風が吹いても雨水浸入しない。
W-3等級 ・・・240mm/hの降雨で、風速20m/secの風が吹いても雨水浸入しない。
(アルミサッシの水密性能/http://www.uenishial.com/pro/seinou/suimitu/suimitu00.php)
(水密性/http://buildingsash.net/tech/pdf/STB0235ASIRYO_03.pdf#search=’W-等級 加圧圧力’)
Q 扉が開けにくくなってきたのは引き戸が反っているせいなのか?
A 現状を確認。奥の部屋はLDKで手前が脱衣室となっています。
引き戸を開けた状態で扉と壁との隙間を見ると、扉の上と下のほうは数ミリで同じ程度でしたが、真ん中に行くにつれて隙間が広くなっていました。脱衣室側(右側)に反っている(膨らんでいる)状態。
反って隙間が開いた箇所からは「夏場は暖気、冬場は冷気」がLDKに入ってきていたそうです。
この扉の「反り」はLDKと脱衣室の湿度差(室温と水蒸気の関係)が原因で、木部の調湿作用によって起こり得る現象のひとつとなっています。お客様と協議の結果、隙間風防止のために広がった隙間部分にモヘヤ(ポリプロピレン製やナイロン製で毛のようなもの)を取り付けることになりました。