点検ブログ

  • 【床のキシミ】2012年3月13日(火)お家の点検5年目(富山市婦中町Y邸)

    「ミシッ」という床のキシミ音を発見。お客様も気にされていたご様子。音から判断すると、床材同士を凹凸状でつないでいる「サネ」の部分に体重がかかることでキシミ音が出ていると思われます。一年中を通してではなく、ある一定の時期だけとのこと。
    [リビング]
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    似たような現象では、蓄暖を点けると室内が過乾燥になって無垢のフローリングに含まれる水分が蒸発して基材が収縮する現象。自然素材であり、木ならではの調湿機能と思われます。この時期は床材同士の間が少し開くこともあり、お掃除の際に床同士の間(隙間)にゴミが溜まる等々、点検現場での事例をご紹介。起こり得る現象のひとつとなっています。
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  • 【床のキズ】2012年3月13日(火)お家の点検5年目(富山市婦中町Y邸)

    お客様宅のリビングフロアは無垢となっています。お子様の室内での遊び等で床に無数のキズがついていました。床材にも様々な種類があり、表面がコーティングされている仕様もあります。
    でも、無垢の木肌の場合はキズがついても色合いが増すような風情があって目立たなくも感じられます。
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  • 【雨垂れ確認】2012年3月12日(月)お家の点検5年目(富山市S邸)

    白い塗り壁で塗装面に凹凸があるせいか、全体的に雨垂れが目立っていましたが、軒下のベンドキャップからの雨垂れは特に目立っていませんでした。
    [建物正面/西側]     [建物後面/東側]軒の出が長い
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    [建物右面/南側]
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    お家のデザインで軒の出が小さくなっており、外壁に雨水が当たって紫外線の影響も合わさってベンドキャップ周囲のシーリング剤から次第に溶け出てくる可塑剤(弾力性を保つ役割)に含まれるシリコン油などが原因と思われます。

  • 【止水栓が動かない/洗面脱衣室】2012年3月12日(月)お家の点検5年目(富山市S邸)

    Q カランの上の表記キャップが外れたり、カランの後ろにあるレバーを動かしても止水栓が動かない時があった。
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    A 現状を確認。実際にキャップを外したり、レバーを上下に動かしてみました。
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    レバーを動かすことで止水栓とつながっている部分が動く仕組みです。今回はお客様の言われた現象は見受けられなかったのですが、後日、メーカーに確認する事をお約束。
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  • 【電気が点かない/2階吹き抜け】2012年3月12日(月)お家の点検5年目(富山市S邸)

    Q 2階の吹き抜け電灯が点かない。
    A 現状を確認。今回も前回同様に階段手摺りをまたいで吹き抜け電灯まで移動しました。
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    カバーを外して細い蛍光灯を取り出して状態を目視確認しましたが、特に黒くなっている箇所も無なかったので、そのまま元の位置に戻すと電灯が点きました。接触不良が原因と思われます。
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  • 【開き戸/2階トイレ】2012年3月12日(月)お家の点検5年目(富山市S邸)

    開閉時にドアの端っこがドア枠に少し引っかかる状態を発見。このドアの調整には専用の六角レンチが必要ですが、数多くのメンテナンス現場を担当している砂田。道具箱の中から数本の六角レンチを取り出し、レンチの先端の形状を見て同じ型の六角レンチを素早くピックアップ。
    扉とドア枠の間の丁番を回して、扉を前後・左右に動かして扉の位置(傾き等)を調整。
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    次に閉まり具合を確認。ラッチ受けが少し引っ掛かったのでラッチ受けのビスを微調整して現状を改善。
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  • 【床暖房の不凍液の交換時期】2012年3月12日(月)お家の点検5年目(富山市S邸)

    新築後、約5年が経過しました。床暖房で使われている不凍液の交換時期となっています。
    不凍液は沸点が低く、温まった不凍液が床下の配管を通ることで熱が放射され室内が床から暖まっていく仕組みを紹介。不凍液の代わりに「水」でも良いのですが、沸点が高くなってしまい、灯油の燃費が悪くなってしまいます。
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    スリッパを履いていると分かりにくいのですが、裸足に近い状態だと温まっているのがよく分かります。
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