点検ブログ

  • 【雨垂れ】7月14日(水) 定期点検2年目(黒部市K邸)

    Q 雨垂れを落とすのに高圧洗浄をかけてみたが、汚れが取れなかった。
    A 現状を確認。雨垂れでは空気中に含まれている汚れ成分(排気ガス等)が雨水に混じって落ちて、ベンドキャップの凸部分などが障害物となり、雨垂れになって汚れ(跡)が残るようです。
    また、外壁の形状(凹凸や模様等)によっても違うと思われます。
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    そこで、汚れ落としに登場するのが高圧洗浄機。業務用と家庭用とに分かれています。業務用の場合は、ディーゼル(軽油)やガソリンエンジン仕様なので、かなり高圧になるようです。

    噴射力が強すぎると汚れと一緒に塗膜が剥がれてしまう事もありますので、ネットで検索すると家庭用の電気仕様を購入してDIYで車の洗車や塀のコケ落としをされている方もいらっしゃるようですね。
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    外壁に当たる噴射力は感覚的ではありますが、水圧や距離をご自身で調整してみると良いそうです。
    また、洗剤を一緒に噴射できるオプションもあるようで、洗剤を入れる場合は、外壁の塗膜や基材を傷める可能性もありますので、中性洗剤を使って頂くようお願いしました。
    参考 (高圧洗浄機の選び方、使い方/http://高圧洗浄機.com/entry1.htmlより引用)

  • 【タイルの掃除】7月14日(水) 定期点検2年目(黒部市K邸)

    Q 玄関内の白いタイルも掃除したい。
    A 前回のブログの記事にもありましたが、今回は重曹(炭酸水素ナトリウム)を使った方法をご紹介します。人体に無害で、ふくらし粉や胃薬にも利用されています。
    ネットで検索してみると、使い方では「粉のまま」、「水に溶かす」、「ペースト状」に状態を変化させる事によって、ものすごい効果も期待できるようで、作用・働きには「中和」、「研磨」、「消臭」、「軟水」、「発泡」等の作用があるみたいですね。
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    今回の事例はタイルのお掃除なので、「研磨」となり、「水に溶かす」ことで洗剤の代わりに使います。
    重曹は「細かな結晶」で少し水に溶けますが、溶けきれない結晶が研磨剤の役割を果たすようです。
    一般の研磨剤は、ごつごつ感のある粉が洗剤に配合されていますが、重曹の場合、結晶の角が取れて滑らかな研磨剤に変身する事で擦ってもキズがつきにくくなるそうです。

    参考 (節約生活、暮らしの知恵袋/重曹掃除のすすめ/http://otoku.pya.jp/より引用)

  • 【外壁の藻】6月21日(月) 定期点検5年目(富山市婦中町D邸)

    お家の前面(北側)に藻が発生しているのを発見。外壁が白色のせいか、少し目立っていました。北側の場合、日当りが悪い事で外構に溜まった雨水の蒸発が遅く、周囲の湿度が高くなってしまう事、外壁の塗膜が経年変化で劣化する事による含水率の増加等が原因と思われます。
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    高所なので、お掃除には足場を使うことも考えられます。高圧水流で早めに取って頂くようお願いしました。

  • 【UBの床の汚れ】6月21日(月) 定期点検5年目(富山市婦中町D邸)

    Q 床に付着している黒い汚れは洗剤を使っても、なかなか落ちない。どうすれば良いのか?
    A 現状を確認。
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    指?爪?で擦ってみましたが、表面の汚れは取れませんでした。アフターや点検現場での「しつこい汚れ落とし」の事例では、ティッシュ等に洗剤をしみ込ませて一定時間そのまま放置しておく「漬け置き洗い風」に汚れを落とす方法がありますね。
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    今回はメーカーに対して、同様の事例があるかどうかを確認し、お答えする事をお約束。

  • 【玄関タイルの藻】6月19日(土) 定期点検2年目(富山市E邸)

    Q タイルの目地に藻が発生している。どうやって掃除すれば良いのか?
    A 現状を確認。北向きで日の当たりが悪く、水分が蒸発しにくい事が原因と思われます。中性洗剤等(重曹でも良い)をつけてデッキブラシ等で擦ってお掃除する事をお勧め。
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    そして、使った洗剤はきれいに落として(洗剤が残っていると新たな汚れの原因になるかも?)頂くようお願いしました。

  • 【24時間換気システム】6月19日(土) 定期点検5年目(富山市婦中町T邸)

    定期点検の往復葉書の返信欄には「24時間換気システムの音が気になる」とメッセージが記入されていました。そこで、今回の5年目点検で現場の状態を見ることになりました。
    この5年間で一度も掃除をした事が無いのでは?と思われ、お客様立会いで掃除の方法を実演する事にしました。
    まずは白いカバーを留めてあるバネに気をつけながら外しています。
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    次に黒いフィルターを外しています。ホコリがかなり溜まっている状態でした。
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    砂田が機械の掃除、小林が取り出したフィルターの掃除機かけ、川上がフィルターの洗浄等々・・・
    今後のメンテナンスを「点検スタッフの一連の手順」を参考に実施して頂くようお願いしました。
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    また、2階の機械がOFFだったので、お家の計画換気の話。季節によってはOFFの状態の場合、ダクト内に発生した結露水が室内に流れてくる事例を取り上げ、常時ONにして頂くようお願いしました。
    日常の生活の中で、機械の音が気になっておられた様子だったので、運転設定が「強」になっていたのを「弱」に切り替えして、耳障りにならないように配慮。

  • 【吊り戸】5月10日(月) 定期点検5年目(富山市婦中町T邸)

    Q 開閉の時、いつも引っ掛かりを感じる。でも今は不具合を感じないが・・・(笑)
    A 現状を確認。特に不具合は確認されませんでした。
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    監督が検査すると、その時は不具合が見られない。現場での事例ですが、よくある事のようですね(汗)
    そこで、普段のお手入れ方法として、CRC(ホームセンターで販売されている潤滑スプレー)をレール部分に定期的に吹き付けして頂くようお願いしました。

  • 【雨水枡・汚水枡】4月13日(火) 定期点検5年目(滑川市F邸)

    [雨水枡]
    砂利で埋まっていましたが、蓋を開けて状態を確認。
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    [汚水枡]
    マイナスドライバーを使って上手に蓋を開けて状態を確認。
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    排水の流れと掃除方法について。排水で管内の汚れが目立つのはキッチンよりも「お風呂」のようです。
    様々な洗剤がゴミや髪の毛等に絡まって管内で固まってしまう事例もあります。
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    排水の流れる順路を説明しながら、定期的に蓋を開けてホースの水圧で内部を流して頂くようお願いしました。