新築にお引越しされて1年目のご挨拶。
砂田の手からお客様の手へ・・・笑顔をお届け♪
2015年11月18日(水)お家の点検10年目(富山市婦中町Y邸)
所要時間 14:08~15:13 小雨
スタッフ 砂田、渡辺
【Y邸の紹介/建築後の定期的な訪問検査が有料だったら受けたくない?】
Q 訪問検査は無料ですが、有料になった場合は?
A 有料になったら受けたくない(無料だから受ける)
アンケートによると、アフター対応を重視されているご様子でした。今回のアンケートは建築前ではなく建築後に書いて頂いたので、アフターに対する関心は大きいと思われます。
訪問検査を有料で実施している住宅メーカーや工務店、自主的な訪問検査(定期点検)そのものを実施していない場合もあると思います。訪問検査は内容にもよるのですが、起こり得る現象の早期発見や劣化等を遅らせる役割があります。訪問検査をキッカケにお客様に「気づき」が芽生えてメンテナンスに関心を持たれる方もいらっしゃいます。
もしも建築した会社に訪問検査が無かったら・お客様が有料だから受けなかったりしたら・・・を考えると、お客様にも会社側にも金額以上のデメリットがあることも想定されます。無料の定期的な訪問検査は必要ですが、何らかの理由で実施できない会社があるのも事実。弊社では数多くの現象やお客様の認識の違い等で起こり得る事例を体験しているので、訪問検査の必要性を実感しています。
2015年10月7日(水)お家の点検5年目(富山市F邸)
所要時間 08:57~10:15 晴れ
スタッフ 砂田、渡辺
【F邸の紹介/お客様アンケートを元にこれからの住宅を考える】
お客様にアンケートをお願いしました。
Q 中田工務店を選んだワケは?
A 土地探しを一生懸命していただいたから。
Q お住まいになってからの感想は?
A 間取りや小上がりの高さなど、じっくり実際の使い勝手を想定しながら相談すれば良かった。
Q 畳コーナー(小上がり)にあがる時、少し高いので踏み台を自分で用意した。
小上がりの下には収納用の引き出しがあるのですが、収納力を確保するのに少し高くなっていると思われます。大人だったら歩幅が広いのでまたいで上れますが、お子様の場合は踏み外したり落っこちたりする危険性もあります。
[LDK横の畳コーナー]
Q 小上がりにある収納は便利だが、全てを取り出す時はかなり引っ張らないと最後まで抜けない。
お客様は引き出しの収納力は認めていますが、使い勝手が悪いようでした。片付け途中で引き出しが半分開いている状態ではお子様がつまずかないように配慮する必要があります。
プラン当時はステップ(踏み台)の提案もあったかと思います。また、収納力を考えると、「高さ×長さ」が収納できる体積・容積になるので、お客様が使っていて不具合に感じる場面はありますが、利便性を優先したのかもしれませんね。どのご家庭でも「お子様が成長するにつれて収納スペースの不足に頭を悩ます」という感想もあるので、現時点の不具合と将来的な不具合が一致することも無いと思われます。
Q 暖房器具はエアコンや石油ファンヒーター、ハロゲンヒーター。部屋が暖まりにくい。
現状を確認。エアコンはLDKと和室の間に取り付けてありますが、暖房効率を考えると、和室がある右側の壁が邪魔だったようです。体感温度は個人差がありますので室温の適性値は一概に言えないこともあります。
また、設計の順番で考えると、間取りや壁の位置など全体的な建築・設備等のコーディネートが終わったあとに暖房器具・エアコンの位置が決まることで不具合が生じるのかもしれません。
[LDK]
キッチンはエアコンの正面にあるので、温風が届きやすいようです。一方、リビングの横に階段があるので、冬は2階から寒気・冷気が降りてくるそうです。
今回の点検に同席されていたお父様は「階段の前に扉を取り付ければ良かった」と、新築当時を振り返っておられました。
現在、吊り下げてあるカーテンは簡易的に突っ張り棒で固定されており、冷暖房効率を良くする方法として厚手のカーテンをお勧めしましたが、突っ張り棒の場合は吊り下げられる重量にも限界があるので、カーテンレールの取り付けをお願いしました。
また、「冬場は室内が乾燥している」とお客様。石油ファンヒーターを使用することで室内の湿気が増えますが、エアコンやエコカラット(調湿・脱臭効果など)による除湿効果が大きく空気が乾燥する傾向があるようです。
[リビング]
過乾燥防止の為、他の点検現場では洗濯物を干しているご家庭もあります。
Q 中田工務店を選んだワケは?・・・価格と要望に合っていた。
Q 収納・クローゼットの折れ戸を開ける時は「外開き」というのは分かる。でも、閉める時は扉の反対側に取っ手が無いので閉めにくい。
[2階居室/収納右側]
取っ手の位置によって変化せざるを得ない扉の開け方。標準的な折れ戸の取っ手の位置に対して疑問が出てきました。何が正しいのでしょうか?
[2階居室/収納左側]
Q 収納庫の扉を開けると、折れ戸が照明を邪魔して暗くなってしまう。
A 現状を確認。廊下にある天井照明は階段入口とトイレ前の2箇所。収納の折れ戸を開けると収納庫内が影になって暗くなるようです。特に夜は不便ですよね。
[1階廊下/階段入口側]
[1階廊下/トイレ側]
Q 暖房設備・室内仕様によって室内湿度は変わってくる?冬は電気式の温水ルームヒーターとエアコン。断熱材はセルロースファイバーの高断熱仕様です。暖房効率を上げるのに室内の扉を閉めると暑過ぎるようで、エコカラットもあるせいか、湿度が30%台に下がるそうです。
[LDK]
湿度が低すぎるとお家には良いのですが、住まわれるご家族が健康を損ねることもあります。そこで、室内が適切な湿度を保てるように、今年からサンルームで乾燥させていた洗濯物をリビングで干すことにしたそうです。
[スクリーンパーテーション] [テレビの背面壁はエコカラット]
階段入口にはロールカーテン、廊下によってリビングから区切られているので、2階からの寒気・冷気が下りて室内の気温が下がってしまう影響はあまり無いと思われます。
[1階廊下] [階段入口]
2015年9月26日(土)お家の点検5年目(富山市I邸)
所要時間 10:00~12:20 晴れ
スタッフ 前根、渡辺
【I邸の紹介/これからも相談にのって欲しい】
今回の5年目点検でもお客様からの貴重な感想を頂きました。ありがとうございます。
Q 中田工務店を選んだワケは?
A いくつかの住宅メーカーをまわっていた際に営業担当に家のことやローン、税金のことなど丁寧に相談にのってもらった。
Q お住まいになってからの感想は?
A じっくりと間取りや細かな点も決めていった甲斐あって、特に「もっとこうしておけば良かった」という後悔はなく、快適な生活。今は5年目で特に不具合は無いが、何かあった際にはいろいろと相談にのってもらえると助かります。
今回の5年目点検では現時点でのお家の健康診断、お客様の生活スタイルがお家に与える影響等についてお話させて頂きました。お客様宅はご両親と一緒に住まわれる2世帯住宅だったのですが、ご家庭の事情によってはいろんな住まい方があります。
若夫婦ご家族は洗濯物を乾かす場所では来客等の目に触れないよう、ある程度のスペースを考えて寝室で干しておられました。サッシが結露しているというお話でしたが、特に特に気にされていないご様子。そこで、除湿機(除湿)や扇風機(風)等を使うことで乾きやすくなることを他の点検現場の事例でご紹介。また、寝室の場合は布団等に湿気が吸収されることもあるので、居室で干して頂くよう助言。もちろん強要はできないので、あとはお客様ご家族の判断になります。生活スタイル・サイクルは十人十色なので私たちの助言がひとつの選択肢になれば良いなと思っています。
2015年8月20日(木)お家の点検5年目(富山市N邸)
所要時間 13:20~14:12 曇り
スタッフ 前根、渡辺
【N邸の紹介/お客様の同僚や後輩の方をご紹介して頂きました】
お客様宅を建築して約1年後に同僚のJ様、その数年後には後輩のM様をご紹介して頂きました。ありがとうございます。今回は3回目の訪問検査(5年目点検)。お子様も大きくなられて、ますます楽しみが増えてきたのでは・・とお客様との対話で感じています。
弊社・中田工務店との成約については様々なキッカケがあると思います。こうやってアンケートを実施しながら当時のことを思い出したりして話に花が咲いたりすることもあります。
Q 中田工務店を選んだワケは?
A 希望する土地が中田工務店のものだった。
1階廊下の照明を増やしておけば良かった。
[1階廊下]
1階廊下にある照明は階段入口・手前の天井に1箇所だけ。収納の折れ戸を開けると影になって収納庫内が暗くなり、特に夜に開閉する時は不便になっているご様子。開閉を想定した配慮が必要だったのでは・・・と改めて考えさせられました。