点検ブログ

  • 【塗り壁】9月14日(日) 定期点検1年目(富山市婦中町W邸)

    Q 塗り壁ってカラダに良いお家ですか?
    A お客様宅は、全て漆喰をベースに作り上げたロンシャンミュールの塗り壁(物入れを除く)になっています。珪藻土のように樹脂接着剤を含まないので、本当の意味での自然素材。有害性がなく、ビニール製のクロスと違って、「調湿性」「保温性」「吸着性(室内の有害物質)」「遮音性」等々の特徴があります。また、汚れも目立ちにくいようですね。
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  • 【生活スタイルと室内建具】9月14日(日) 定期点検1年目(富山市婦中町W邸)

    生活スタイルという言葉から連想される事って様々だと思います。朝起きて、通勤・通学、家族との団欒、そして就寝。これも生活スタイルですが、特にお家の場合では、水蒸気の発生に関連してきます。
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    昔は、高気密や高断熱のお家が少なかったせいか、多くのお家では四季の変化を身近に感じることができたようですね。窓を閉め切った状態でも換気をしてくれた優れもの(私ん家がそうです・笑)
    別名、隙間風♪

    室内で生活していると発生する水蒸気(湿度の変化)と気温(露点)の変化。この話題は、別の機会に考えてみたいと思います。
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    この干支の飾りは、奥様のお母様の手造りです。私達の心を和ませてくれました。
    本日は、点検に同席頂きまして、ありがとうございました☆

  • 【蓄熱式電気暖房機】8月28日(木) 定期点検2年目(富山市K邸)

    今ではオール電化が一般的になり始めている、蓄熱式電気暖房機。蓄暖を使う季節(秋の暮れ~春先)になると、木製のカウンターがかたがったり、縮んだりする事があります。これは、真下にある蓄暖の温風により、木部内の湿気が放出されてしまうことで起こる現象です。また、蓄暖を使わなくなる頃には、木部は湿気(室内の水蒸気)を吸収し、縮んだ状態から回復します。
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    1年目点検の際にもこの説明をしていたせいか、奥様は理解されておられるご様子でした。私達、点検スタッフにとってみれば、お客様が「知っている」と「知らない」では大きく違うんだなぁ、と実感させられる瞬間です。

  • 【網戸】8月25日(月) 定期点検2年目(富山市I邸)

    Q 網戸のマグネットで、上のほうがくっつきにくい。
    A 現状を確認。1年目点検時と同じ質問です。やっぱり、奥様は気になるご様子。
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    縦に長い網戸の場合、他の現場での事例にもありますが、上下同時には閉まりにくいと思われます。
    ここで、女性の観点から実際に坪島も状態を確認。最終的にこの仕様に奥様はご納得されました。ありがとうございます。
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  • 【床のキズ】8月21日(木) 定期点検2年目(富山市K邸)

    Q 床は、時計とか物を落とすと、キズがついてしまうのは仕方ないね。自分でパテを塗って補修した。
    A 現状を確認。ちょっと補修跡が目立っていましたが、お客様ご自身でメンテナンスをされているのを見て、スタッフ一同、とても嬉しくなりました。
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    この床は複合フローリングで、一般のお家では標準仕様となっています。基材である合板に薄い天然木の表面材を張っていますので、物を落とした際にはキズは付いてしまいます。

  • 【冷暖房効率】7月29日(火) 定期点検1年目(富山市M邸)

    リビングにはサーキュレーター(室温のムラを無くす電化製品)がありました。
    Q サーキュレーターですね?点検現場のお客様宅では初めて見ました。ちっちゃな扇風機って感じ。
    A これは、空気を室内循環(対流)させて、冷暖房効率を上げてくれるんですよ♪
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  • 【蓄熱式電気暖房機】6月25日(水) 定期点検2年目(富山市K邸)

    Q 暖房機の後ろって掃除しにくいんだけど、こんなものなんですか?掃除機のノズルも入らない。
    A 現状を確認。他の現場でも省スペース化を考えてメーカーが壁近くに設置していますので、標準位置だと思います。
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    Q コンセントが本体の真後ろにあって掃除が出来ない。ホコリがたまって火事になるのでは?
    A コンセントとプラグの間にホコリがたまり、湿気を帯びて固まり、その上にホコリが堆積し、しまいには引火する「トラッキング現象」のことですね。でも、専用線を引いているので、その心配はありませんが、掃除のしにくさは解決しなくちゃイケナイと思います。
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  • 【結露跡】6月25日(水) 定期点検2年目(富山市K邸)

    Q 冬に蓄熱式電気暖房機を使った時、1階で人がいる部屋は大丈夫なんだけど、2階の人がいない部屋のサッシに結露が出てしまうのはどうして?
    A 現状を確認。結露って多くの水蒸気を含んだ空気が冷やされて発生する現象です。1階のリビングでは、部屋が温められて空気中に含めることが出来る水蒸気の量は増加(※3)します。
    気温が上がれば飽和水蒸気量が増えるってことですね。この水蒸気を含んだ暖かい空気が2階の寒い部屋に入ると急激に冷やされます。気温が下がれば飽和水蒸気量が減るってことです。そして外気の気温に近い箇所となるサッシ枠(お客様宅はアルミ製)に結露が発生します。 
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    ※3 水蒸気の増加。水蒸気の発生に関わりがあるのは「呼吸、調理、暖房、風呂、空気の移動」等々です。