点検ブログ

  • 【点検枡】2011年8月24日(水)お家の点検2年目(富山市婦中町K邸)

    [雨水枡]
    点検を実施。特に異常はありません。
    04_HK2_点検枡_01.jpg04_HK2_点検枡_02.jpg

    [汚水枡]
    点検を実施。これは浴室の排水が通る(流れた跡が見える)点検枡です。油脂等の溜まりが少しありました。そこで、お客様にも見て頂き、溜まってくる量が多くなった時はホースの水流で洗浄するようお願いしました。
    04_HK2_点検枡_03.jpg04_HK2_点検枡_04.jpg

  • 【点検枡】2011年8月24日(水)お家の点検5年目(富山市K邸)

    [雨水枡]
    点検を実施。特に泥等の溜まりはありませんでした。周辺はお家が多い環境で、泥が風に乗って舞うことが少ないと思われます。
    [南側]
    02_MK5_点検枡_01.jpg02_MK5_点検枡_02.jpg

    [北側]
    02_MK5_点検枡_03.jpg02_MK5_点検枡_04.jpg

    [汚水枡]
    少しの油脂等が溜まっていましたが、特に異常はありませんでした。
    [北側/浴室排水]
    02_MK5_点検枡_05.jpg02_MK5_点検枡_06.jpg

    [西側/トイレ排水]
    02_MK5_点検枡_07.jpg02_MK5_点検枡_08.jpg

  • 【お家のアフターメンテナンスとして、お客様と第一歩】2011年7月23日(土)お家の点検5年目(富山市O邸)

    今回は5年目点検。
    外回り点検では・・・
    点検枡(雨水枡、汚水枡)や外壁の塗面、コーキングの弾性、屋根等々。
    自然環境や立地条件等の影響による経年変化(劣化等)について検査しています。
    11_SO5_お家のアフターメンテナンス_01.jpg

    室内の点検では・・・
    玄関ドアや室内ドア(開き戸、引き戸、吊り戸)の開閉でドライバーを使った調整、コークボンドによるクロスの隙間等を目立たないようにすること、お客様からの質疑応答等々、ご家族が生活されることによる建具等の経年変化(消耗・摩耗等)について検査・対応しています。
    点検スタッフにはちょっと大変かもしれませんが、小屋裏(天井裏ですが、夏場はサウナ状態・汗)や床下(移動が苦しい・汗)の状態も検査します。
    11_SO5_お家のアフターメンテナンス_02.jpg11_SO5_お家のアフターメンテナンス_03.jpg11_SO5_お家のアフターメンテナンス_04.jpg

    こうしてひと通りの点検作業が終わり、点検表には結果や過程等を記入しています。次回の10年目点検では1年目、2年目、5年目の流れがひと目で分かると思います。
    11_SO5_お家のアフターメンテナンス_05.jpg11_SO5_お家のアフターメンテナンス_06.jpg11_SO5_お家のアフターメンテナンス_07.jpg

    新居に住まわれる際に、弊社担当スタッフからの「経年変化等によって、起こり得る現象や事例等」のひと通りの説明はありますが、お家が新しい時はその後の状態なんてなかなか想像できません。一般的にはアフターメンテナンスよりも新生活に考え方が傾くのは仕方がないと思います。

    これは「住まいの管理手帳」です。記事の説明をしながらお渡ししている様子。
    11_SO5_お家のアフターメンテナンス_08.jpg11_SO5_お家のアフターメンテナンス_09.jpg

    これをひと通り読むと、お家に関する仕組みや現象・事例等のほとんど分かるかと思います。
    「普段何気なく使っている建具って、実はこういう仕組みなんだ!」や「そっか、だからこうなるんだ!」、「だったら、こうすれば良いんだよね!」等々、この発見・気づきが第一歩になりますよね☆

    そしたら、第二歩って・・・?
    それは、コークボンドや潤滑油(CRC)、ドライバー等をホームセンターで買う行動になります♪
    11_SO5_お家のアフターメンテナンス_10.jpg

    この続きは・・・本ブログの他の記事にて☆☆☆

  • 【点検枡】2011年5月21日(土)お家の点検5年目(富山市婦中町J邸)

    点検を実施。
    [雨水枡]
    雨樋や外部水栓からの排水が一時的に雨水枡に溜まって、排水溝に流れていくのですが、周辺環境(落葉樹や田畑等)によっては、泥や枯葉が溜まります(雨水枡に流されてくる?)
    お客様は定期的に雨水枡の底に溜まった泥等を取り除いておられるご様子。特に異常はありませんでした。
    04_SJ5_点検枡_01.JPG04_SJ5_点検枡_02.JPG04_SJ5_点検枡_03.JPG

    [汚水枡]
    こちらはキッチンやお風呂、洗面台、洗濯機、トイレ等からの排水が通る汚水枡。蓋をマイナスドライバーで外してみると、油脂等が溜まっている場合もあります。その時はホースの水流で洗浄することで改善されます。
    04_SJ5_点検枡_04.JPG04_SJ5_点検枡_05.JPG

    でも、溜まりすぎて詰まってしまうと、専門業者へ依頼(有償)となってしまいますので、定期的なお手入れ(無償・・・ただし、水道料はかかりますが・・・汗)は欠かせませんね☆

  • 【点検枡】2011年7月16日(土)お家の点検2年目(富山市婦中町N邸)

    [汚水枡]
    点検を実施。洗面脱衣室からの排水が通る枡底には洗濯洗剤のカスが少し溜まっていました。お客様にも見て頂き、早いうちにホースの水流で洗い流して頂くようお願いしました。
    04_KN2_点検枡_01.jpg04_KN2_点検枡_02.jpg04_KN2_点検枡_03.jpg

    [雨水枡]
    雨水枡の底には泥等の溜まりは少なかったです。お客様宅の周辺には田畑がある立地環境。風が強い日は泥が舞って屋根に降りかかり、雨水と一緒に泥が雨樋から流れてきます。底に溜まっている泥が多くなると詰まりの原因にもなるので、汚水枡と同様に定期的に蓋を開けて枡の底を点検して頂くようお願いしました。
    04_KN2_点検枡_04.jpg04_KN2_点検枡_05.jpg

  • 【点検枡】2011年6月22日(水)お家の点検5年目(富山市K邸)

    [雨水枡]
    点検を実施。枡底には泥等の溜まりは少ないようでした。周辺環境(お家の立地条件)を見ると、田畑や大木からの泥や枯葉等が風に乗って飛んでこない環境であると思われます。
    02_MK5_点検枡_01.jpg02_MK5_点検枡_02.jpg

    [汚水枡]
    キッチンからの排水が通る箇所では白いラード状の油脂等が少し溜まっていました。そこで、お客様にも見て頂き、ホース(先端をつまんで水圧を上げる)の水流で洗い流して頂くようお願いしました。
    02_MK5_点検枡_03.jpg02_MK5_点検枡_04.jpg

    油脂等が管内に溜まる原因とは?
    キッチンでの洗い物の際に、洗剤に含まれる界面活性剤が皿等に付いた油分を分解しますが・・・。
    (一般的な台所洗剤は油の固まりが大きいまま分散し、界面活性剤が油汚れを包み込んで落とす)
    02_MK5_点検枡_05.jpg02_MK5_点検枡_06.jpg02_MK5_点検枡_07.jpg

    でも、排水して配管を通る際には分解した油分(洗剤に含まれる脂肪酸に包まれた油)が電子化作用で分離(油の保護皮膜が裂ける)することで、管内にくっ付いて溜まっていく現象になるようです。
    (参考/2011年5月23日、定期点検5年目富山市K邸、汚水枡)
    (参考/http://douryokusha.jp/html/by_sub/shousai.pdfより引用)

  • 【点検枡】2011年6月21日(火)お家の点検5年目(富山市婦中町K邸)

    [雨水枡]
    点検を実施。お客様宅は分譲地の立地であり、田畑の泥等が風に乗ってこない環境。枡内には泥等の溜まりはほとんどありませんでした。
    02_YK5_点検枡_01.jpg02_YK5_点検枡_02.jpg

    雨水枡に流れてくるのはガーデンパン(外部水栓)や雨樋からの排水であり、雨水枡を経由して側溝に流れる仕組みを説明。
    02_YK5_点検枡_03.jpg02_YK5_点検枡_04.jpg

    [汚水枡]
    点検を実施。お家から出た排水が点検枡(汚水枡)を通って下水道本管に流れ出る仕組みを説明。
    02_YK5_点検枡_05.jpg02_YK5_点検枡_06.jpg

    また、キッチンからの排水が通る箇所を検査。蓋を開けて底をよく見ると、管内に白いラード状に固まった油脂等が溜まる事例を紹介。定期的に蓋をマイナスドライバーで開けて、ホースの水流で早めに洗浄して頂くようお願いしました。
    02_YK5_点検枡_07.jpg02_YK5_点検枡_08.jpg

  • 【汚水枡】5月23日(月) 定期点検5年目(富山市T邸)

    点検を実施。キッチンからの排水が通る箇所です。白くラード状に固まった油脂が配管の底に溜まっていました。
    02_YT5_汚水枡_01.jpg02_YT5_汚水枡_02.jpg

    そこで、お客様にも現状を見て頂き、ホースの水流で早めに取り除いて(洗浄して)頂くようお願いしました。
    02_YT5_汚水枡_03.jpg

    ネットで詳しい原理を少し調べてみました。
    一般的な台所用洗剤は「洗剤分子が油の固まりが大きい(高分子)状態のまま除去(界面活性剤が油を包み込む)する」ようです。これらが排水されると電子化作用が起こり、洗剤の脂肪酸に包まれた油(洗い物で分解された油)の保護皮膜が裂けて、少しずつ管内にくっついていくそうですね。
    参考/BY・FAR Z(バイファーゼット)/http://www.osumi.or.jp/filton/by.farz/by.farz1.htm

    そう言えば、中華料理屋さんにアルバイトしていた友人から聞いた話を思い出しました。油汚れが多いお皿を毎日洗っていたそうで、食器類は洗剤でピカピカになるのですが・・・。その洗った後の水(汚水)は排水口を通って大きな枡に一時的に溜まります。蓋を開けると、その枡の中には白いラード状の大きな油の固まりが異臭をともなって浮いている状態。その中を月に一回程度、素手ですくって掃除するのが何ともキツ~イお仕事だったようですね(大汗)

  • 【お家の点検・DIYのオススメ】5月23日(月) 定期点検5年目(富山市T邸)

    弊社の5年目点検。「DIYでのお手入れ」の啓蒙活動を展開中です。
    市販されている薬剤等も勧めたりしていますが、お客様の認識度はどのくらい?と考えることも・・・。
    14_YT5_お家の点検DIY_01.jpg14_YT5_お家の点検DIY_02.jpg

    [排水の詰まり対策]
    排水口のあるユニットバスや洗面台、キッチン。薬剤を排水口に流すのですが、テレビCMでは「サッと一振り」等々、手軽さや性能等を強くアピール。商品の裏面には取り扱い方法が記載されており、私たち使用者には「簡単さ」が理解されると思います。
    排水の通り道となる、汚水枡。点検スタッフが実演してみたり、ジェスチャーを交えて説明するので、感覚的に分かりやすいと思います。
    14_YT5_お家の点検DIY_03.jpg14_YT5_お家の点検DIY_04.jpg

    [壁・天井クロスのヒビ割れ・浮き等]
    お客様の目の前で実演する現場もありますが、口頭で済まされることも。「シュッと隙間に充填・注入して、サッとタオルで拭き取り」等々とお伝えしていますが、お客様はどの程度まで理解されているのか?と疑問に感じることも・・・。
    14_YT5_お家の点検DIY_05.jpg14_YT5_お家の点検DIY_06.jpg

    お客様自身のDIYでのメンテナンス方法を確実にお伝えしたい。と真剣に考えたとき、どんな言動が良いのでしょうか・・・。
    14_YT5_お家の点検DIY_07.jpg14_YT5_お家の点検DIY_08.jpg

    「点検スタッフ」を主語にすると、○年目点検で準備すべき道具類は決まっており、点検現場に持参しますが・・・。
    一方、「お客様DIY」を主語にすると、事前に準備すべき道具類や心得とは何でしょうか・・・。
    この解答次第で、お客様からの目線が「単なる検査員からメンテ先生へと進化」すると考えています。