全ての雨水枡を開けて状況を確認。底部に泥が溜まっているのを発見しました。溜まり過ぎると詰まりの原因になる為、手ですくい上げて状況を改善。
お客様は今まで開けられた事がないようで、泥の量に驚かれていました。
点検ブログ
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【汚水枡】10月21日(火) 定期点検5年目(砺波市N邸)
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【雨水枡】10月20日(月) 定期点検5年目(富山市O邸)
Q 周囲の土が雨水枡のほうに溜まってしまう。
A 現状を確認すると土が入り込まないように枡の周りに仕切りを施してありました。このままの状態でも雨水と一緒に土も入り込んでしまうと思われます。雨水枡のほうへ土が入りにくくする方法として、タマリュウ(※1)を周囲に植え込んで、雨水に混じっている土等を少しでも「ろ過」させ、蓋をグレーチングのようなメッシュ状の仕様に交換すれば、周囲に溜まった雨水がそのまま枡の中に流れ込むので、状況は改善されると思われます。
砂利を敷いた場合は、砂利の下を雨水と一緒に土が流れる為、現状は改善できないと助言。
※1 タマリュウは耐寒性があり、日陰でも生息し、グランドカバーとしても使われる多年草。芝生を植える方法もあるのですが、芝刈り等の手入れが必要になってしまいます。
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【雨水枡】10月20日(月) 定期点検5年目(富山市Y邸)
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【汚水枡】10月20日(月) 定期点検5年目(富山市Y邸)
汚水枡の蓋を順番に開けて現状を確認。ここで、周囲にある円形の蓋について説明。流し台等から排水が流れる時には、空気も一緒に入ってきます。下水の本管までに流れる途中の段階でこの空気を抜かないと排水が逆流する事もあります。そこで、ダブルトラップ(※2)という仕組みで異臭を除去させながら空気を抜いています。
※2 一般家庭の流し台や洗面所等の排水設備配管の途中には、S字型の排水トラップがありますね。下水道の悪臭やガス等が屋内へ侵入するのを防いでいます。また、害虫やネズミ等が入らないようにトラップとしての役割もあります。
トラップには様々な型があるようで、機会のある時に改めて調べてみたいと思います。また、排水枡の深さは下水管に近づくにつれて深くなって、勾配をつけています。
お客様は「排水の流れ」の仕組みに納得されました。 -
【汚水枡】10月16日(木) 定期点検5年目(射水市N邸)
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【雨水枡】10月15日(水) 定期点検5年目(富山市A邸)
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【汚水枡】10月15日(水) 定期点検5年目(富山市A邸)
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【雨水枡】9月27日(土) 定期点検1年目(富山市Y邸)
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【雨水枡】9月22日(月) 定期点検5年目(砺波市M邸)