床材のきしみを発見。足で踏み込んで確認。リビングドアの周辺であり、家族が一番通る箇所です。
調査の結果、床材同士の擦れであると判明。お客様へ床材の施工方法を手振りで説明し、現状改善の方法では、床上から細い釘を打って、その補修跡をパテ処理するのですが、小さな跡が気になる場合もあるようです。
補修をするかどうかはお客様の判断となります。後日、返答を頂けるようお願いしました。
最近では新築住宅の着工棟数が減ってきているせいか、リフォーム市場に力を入れ始める会社が増えてきているようです。
弊社で新築されたお客様が弊社でリフォームされる方が多いのは光栄なのですが、他社や家電ショップ等へ依頼される方もいらっしゃいます。
弊社では点検の際に将来起こり得る「外装工事等のリフォーム」の説明はしておりますが、「新築して7~8年経つと外壁や屋根の塗装を勧めてくる他社の営業マンが来るようになる・・・」と点検現場
でもよく聞かれます。弊社スタッフはお客様の不安をあおる助言はしないようにしていますが・・・。
お客様と弊社との二人三脚でお家のサポートができるように、常々考えています。
何かありましたら、お気軽に問い合せてくださいね。
5月14日(木) 定期点検5年目(富山市八尾町A邸)
所要時間 10:00~11:30 晴れ
スタッフ 砂田、岩林
協力業者 同行なし
【A邸の紹介】
辺りが緑に囲まれたA邸。ここで小休止するだけでも癒されます(マイナスイオン効果!?)
自然が豊なだけにツバメ等の鳥害、夏の暑い日差し、風が強い(立地上)等の諸条件はあったようですが、お客様ご自身で試行錯誤して問題をひとつひとつクリアされ、快適に住まわれているそうです☆
私も含めて、人間って日々が勉強かもしれませんね。
お家の周辺はドイツのような長閑な田園風景が広がっています。「田んぼに水が入ると3度くらい気温が下がるんですよ」とお客様。「真夏は盆地で暑く、冬は雪深くて寒い」と、以前暮らしておられた土地と比較されていました。
「田んぼに水が入る時期は涼しくなる」と聞いたことがありますが、何故だろう・・・と、ふと疑問。
ネットで調べてみると、稲穂が出て刈り取るまでの過程の中で、田んぼには様々な働きがあるようです。
お米の自給は勿論ですが、今回は「気候の緩和」を取り上げたいと思います。
水田に溜まった水は太陽に照らされて蒸発することで、気温の上昇を抑える働きがあります。これは「気化熱」と同じ現象で、夏の暑い日に玄関先や軒先で「打ち水」をすることで熱が蒸発するのと同じ原理です。
蒸発する時に熱が必要(蒸発すると周囲の熱が奪われる)ということのようですね。
(参考/関東農政局http://www.maff.go.jp/kanto/nouson/sekkei/tamen/04_2.htmlより抜粋)
昔、学生の頃、夏の暑い日にはグラウンドに水をまいていました。蒸発している中で運動していると涼しくなっているのを感じ、当時は「水をまけば涼しくなる」と、仕組みを理解せずに単純に考えていた記憶があります。これも同じですね。
また、全国ではヒートアイランド現象の緩和策として様々な場所で融雪装置が夏にも大活躍しているそうです☆