点検ブログ

  • 【屋根点検】2012年10月20日(土)お家の点検2年目(高岡市M邸)

    今回持参したのは長ハシゴではなく、軽四自動車にも積み込める大きさで折り畳みできる脚立でした。この脚立を最大限に伸ばして屋根に立て掛けてみると、先端がギリギリ届く程度で安全に上れない状態。
    [建物正面/南側]
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    そこで、2階のお部屋から直接屋根に移る方法をとりました。
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    下屋の屋根上で脚立を伸ばしてみると、大屋根にも届いたようです。前方に見える建物の窓ガラスには大矢が点検している様子がくっきりと映っていました。
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    屋根上に設置してある室外機。ここ数年は大雪の影響で積雪量も多いので、エアコン効率を考えると室外機の手前の除雪を忘れないようにして頂くようお願いしました。
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  • 【水の出の確認】2012年10月20日(土)お家の点検2年目(高岡市M邸)

    水の出(勢い)を確認。点検スタッフから見ると、少し水流が強い状態に思われたのですが、お客様にとってみれば「ちょうど良い」との返答でした。
    もし、水圧(勢い)や水・お湯の出る分量を調整する場面があった時、洗面台の下段の扉を開けると奥のほうに「バルブ」があるので回して調整できることを紹介しました。
    [洗面化粧台]
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  • 【トイレ紙差器の部品の有無】2012年10月20日(土)お家の点検2年目(高岡市M邸)

    Q トイレットペーパーのロール巻き器の切り口にギザギザ状の部品がある。2階には無いが1階にはある。同じ1階でも片方には付いていない。どうしてなのか?
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    A 現状を確認。この部品は工場(メーカー)生産であり、建築現場では組み立てていないので、標準仕様なのか?をメーカーに聞いて対応することをお約束。
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  • 【食品庫の扉(引き戸)の開閉】2012年10月20日(土)お家の点検2年目(高岡市M邸)

    引き戸の開閉テストを実施。少し重くなっている状態を発見。
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    扉と壁の間には寒さ対策でモヘヤ(隙間風が入らないようにする毛状のもの)が取り付けてあります。冬になると食品庫から冷気が入って奥様が非常に寒がっておられたのに配慮して、永原が提案しました。
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    「開けにくさ」と「寒さ」のどっちが嫌?を天秤にかけた結果、どうしても「寒い」のは嫌だそうで、このままの状態で良いことになりました。

  • 【キッチンパネルのふやけ】2012年10月20日(土)お家の点検2年目(高岡市M邸)

    昨年の1年目点検で指摘のあった「濡れたタオルを掛けっ放しにすること」で起こる「パネルのふやけ」現象。1年目点検後のフォローでメーカー側からの対応があって現在は既に取り替えられています。
    メーカー側はお客様からの多くの声を受けて再発防止として現在は「取扱説明書で注意喚起」しているそうです。
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  • 【床下点検】2012年10月20日(土)お家の点検2年目(高岡市M邸)

    まずは床下点検口を捜しています。
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    部屋の中央部にようやく点検口を発見。これもご愛嬌かもしれません(笑)点検現場は和気あいあい。
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    畳は模様が微妙に違っており、向きもあるので上げた時の場所は忘れないように注意していました。
    大矢が床下に入った後、奥様も床下の様子を興味津々で覗かれましたが・・・。すると・・・「えっ!?なにコレ!!」と、鋼製束と土間との間にある接着剤を見て「気持ち悪い・・・変なウニョウニョ物体みたい」と大変驚いておられました。
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    畳の間から白いヒモ状のものが顔を出していたので引っ込めました。奥様は以前から気になっておられたご様子。隠すことでニッコリされました。
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    大矢の手にはヘラのような畳専用の道具を持っていました。以前はマイナスドライバーでそっと持ち上げていましたが、畳表が傷つく可能性もありますので、必要な道具は揃えるべきですね(汗)

  • 【クロスの隙間等】2012年10月20日(土)お家の点検2年目(高岡市M邸)

    Q クロスに隙間が開いている。
    [2階居室]
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    A 現状を確認。コーナー部分のコークボンドが経年変化等でプチプチ状になっていました。新築時のクロス施工は湿度変化によって下地材が伸縮すると、石膏ボードの表面に貼ってあるビニール製のクロスも変化します。クロスの動きに備えてコーナー部分はあらかじめ「切る施工」になっています。
    「曲げる(折り返す)施工」の場合、クロスが変化することで「よじれ」等が発生することもあり、跡がついてしまうこともあります。
    [階段口]
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    そこで、現場の施工ではあらかじめコーナーに隙間を開けて「クロスの伸縮に対応」させて、その隙間部分にコークボンドを充填しておくことで見栄えが良くなるように保っています。
    ただし、コークボンドにも耐用年数がありますので、数年後にはまた同じ現象(隙間が開く)になることもありますので、DIYでお手入れして頂くようお願いしました。