点検ブログ

  • 【お客様の生活の場】2月18日(水) 定期点検5年目(富山市K邸)

    お客様が日頃、疑問や不都合に感じている「お家で起こる現象や仕組み」。今回の5年目点検現場での約2時間でどれだけ解決・改善されるのか?は点検スタッフ3名~4名(工事、設計、総務、営業)の経験や感性等に左右されると言っても過言ではないと思います。
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    お客様へ「住まいの管理手帳」をお渡し。お客様宅によってはお家の仕様等が異なっているので、全てが該当する訳ではありませんが、スタッフの助言でカバーできると思っています。

    お客様のお家は、「住宅メーカーの作品ではなく、生活の場」です。
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    これからもお客様と一緒にメンテナンスを考えていきたいと強く感じました。

  • 【終わりに・・・】2月16日(月) 定期点検1年目(富山市Y邸)

    お客様アンケートでは「訪ねてこられる方からキレイな家って言われる」と書いてありました。
    まだ住まわれて1年目。これからの生活の中では、様々なメンテナンスが必要となる場面が出てくると思います。
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    新しい状態をいつまでも・・・と思われるのは、どの点検現場のお客様も一緒。今回、お渡しするのはお馴染みの「住まいの管理手帳」。
    困った時に・・・でも良いのですが、できれば困る前にあらかじめ読んで頂ければ良いと思います。
    これからも弊社中田工務店を宜しくお願い致します。

  • 【お家の点検での説明の義務と責任】2月14日(土) 定期点検2年目(富山市A邸)

    点検現場では、どの程度まで説明すべきなの?って、考える事があります。
    今回の点検で特徴的だったのは、お客様にも「小屋裏」や「床下」を実際に見て頂いたこと。
    いつもは立ち会って頂くだけですが、お客様にも「動く」ことを通じて、鮮明に受け止めて頂けたかと思っています。
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    お客様は「どのような現象が起きるのか、経験しないとなかなか分からない」と思います。
    建築業界に携わっていれば、ある程度は理解できますが、不具合が起こった時はどうすれば良いのか迷ってしまいます。
    「このような現象の場合はこうする」や「この仕様の場合はこのような現象が起こるかも」といった情報や事例等を「お引渡し時や1年目、2年目、5年目点検等々」の限られた時間ではありますが、お客様と一緒に、将来のお家の事を考え、守っていきたいです。
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    早い段階でお客様が「現象等や対処方法、仕組み等」を知っておられることで、防ぐ気持ちが働くと思います。
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    弊社の定期点検は2005年7月からスタートしました。はや3年と8ヶ月。今までの経験から考えると数時間の点検で説明しても忘れてしまうのが常だと感じています。今回お渡しする「住まいの管理手帳」で今日のメンテ意識や方法等の記憶を忘れないでくださいね。

  • 【階段下収納】2月14日(土) 定期点検1年目(富山市N邸)

    階段下収納は間取りの都合上、入り組んだL字型になっています。奥の部分が昼間でも暗く、お客様は不便に感じておられるご様子。そこで配線が一部剥き出し(既存の壁等に配置)にはなりますが、照明器具の取り付けをご提案。
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    これまでの点検現場では、「電気が欲しかった」との声もあります。これも住まわれて分かるのではなく、あらかじめ想定されることかもしれませんね。

  • 【お客様(お家)カルテの電子化】2月14日(土) 定期点検1年目(富山市N邸)

    1年目点検で先々の事を考える。お家を建てる時は一般的に長期の住宅ローンを組まれると思います。
    その期間での弊社のお客様サービスでは、「1年目、2年目、5年目、10年目」点検があり、保証書に基づいて、選抜された各部門のスタッフがお家のアフターを実施しています。
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    もちろん、電話でお問い合せて頂ければ、その都度対処し、お客様だけのお家のカルテに綴っています。
    ずっと昔(約10年前)は、ちょっと前の病院のように「紙ベース」でカルテを管理していました。
    記録としては良いのですが、情報検索等になると、なかなか難しさもありました。
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    弊社のお客様カルテが電子化されて、約10年。点検当日は点検表(紙)に記入していますが、これは弊社とお客様との確認事項となりますので、とても大事になります。

    弊社スタッフの年配者からは「時代は変わったなぁ」とよく言われます。でも、紙ベースも大切。
    というのも、不具合等の箇所があれば、「現象の絵」がフリーで描けますし、お客様にも分かりやすく、丁寧になると思います☆

  • 【2年目点検へのプロローグ】2月13日(金) 定期点検1年目(富山市婦中町I邸)

    「住まいの管理手帳」をお渡ししながら、今回の点検と次回の2年目点検についての説明です。
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    1年目点検では目視中心の検査です。2年目では屋根や床下、小屋裏に入って検査します。
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    お客様宅の換気計画は第3種で、階段室や脱衣室には排気用の換気扇、各部屋の壁面には給気口が設置されています。寒い冬は給気口から冷たい空気が入ってきますが、ONのままにして下さいね。
    (参考/2008年9月27日富山市Y邸1年目点検、換気システム)
    (参考/2008年10月21日飛騨市T邸1年目点検、換気システム)

  • 【お家の提案と住まわれるお客様】2月12日(木) 定期点検1年目(富山市婦中町I邸)

    お家については、「やっぱり魅力的ではないと!」や「電気代等のランニングコストを考えたい!」、「自然素材を使って、健康的な環境で暮らしたい!」、「とにかく低予算で抑えたい!」等々、様々な思いがあると思います。
    現在の住宅市場では、お客様のご希望・ご要望と会社側の提案をマッチさせる傾向にあります。
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    住まわれて1年目のアンケートでは、「ここがステキ!知人から褒められる」や「提案された間取りが良くって便利」、「もう少し、部屋を広く取れば良かった」、「ずっときれいなままでいたいから、こんな工夫をしている」、「住み始めて最初の頃は、子供が床や壁等を傷つけるかと神経質であったが、今になると諦めの境地」等々、様々な感想がありますね。
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    では、お家のメンテナンスの立場で考えると・・・少し変わってくるかもしれません。
    住み始めて2年目以降、毎月気になるのは水道光熱費で、去年の同じ時期とを比較しますよね。
    これはお財布のお話。
    (参考/2008年8月28日富山市K邸2年目点検、調理器具)

    太陽の紫外線や季節の温度・湿度の変化、風雨、立地等の外的要因では、外壁のコーキングや屋根材の経年変化、モルタルのヒビ、木部の伸縮、雨垂れ等々、これらを防ぐことはなかなか難しいです。
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    これが生活スタイル(水蒸気の発生)等の内的要因では、結露や床鳴り、クロスの変化、ドアの開閉等々、仕組み等が分かっていれば、その場や今後の対処方法、未然の注意等で改善できると思います。
    でも、お掃除とメンテナンスはちょっと違うので、なかなか好きではない限り、難しくもあります。
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    全てに共通しているのは「変かな?気付いた時、発見した時」という、お客様の使い勝手や使用頻度等で、住まわれているお客様にしか分からない「現象への早期対処が有効」という事、そして、「起こり得る事例を知っている事」が大事ですね。
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    この「住まいの管理手帳」。建築業界に携わっている者でも知らなかった事例が多く掲載されていますが、スタッフの経験的知識のほうが優っている場合も多々あります。
    また、お客様が独自に調べられて工夫されて、スタッフが勉強させられることもしばし。

    これからの定期点検。もっともっと勉強が必要なんだな、と今後の点検現場が楽しみになりました。

  • 【メンテナンスと健康】2月12日(木) 定期点検2年目(富山市八尾町O邸)

    今回は2年目点検。
    住まわれると生活スタイル(水蒸気の発生等)や自然環境(気温や湿度等)、立地(周辺環境や風通り等)によって起こり得る現象も様々。これらを気にされる方やそうでない方、十人十色です。
    でも、あらかじめ「何が起こりそうなのか」、「どうすれば良いのか」を知っておられると「体の健康」と同じで、あれこれと予防策を考えちゃいますね。
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    今回もお客様へ「住まいの管理手帳」を贈呈。考える機会や関心等が無いとなかなか読まないのが人情ですが、いつでも取り出せる場所に置かせて頂きたい冊子です。
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    初期症状の時にどう対処するのか?お客様と一緒に取り組んでいきたいと思っています。

  • 【収納提案】12月18日(木) 定期点検5年目(富山市T邸)

    Q 洗面脱衣室にタオル等を置く棚が欲しい。
    A 現状を確認。室内で設置場所にふさわしい箇所を調査。壁側や窓側に取り付けた場合、日常の使い勝手等で不都合になることも想定されます。
    協議の結果、洗面化粧台のオプション品を探すほうが良いとの事になりました。
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    奥様の「当時は完璧な設計だと思っても、やっぱり生活して分かる事が数多くありますね(笑)」のコトバがとても印象的でした。
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