点検ブログ

  • 【基礎化粧モルタルのヒビ割れ】2015年3月20日(金)お家の点検5年目(富山市S邸)

    Q 基礎のヒビ割れが多い(案内葉書)

    A 現状を確認。細いヒビ割れが北側や西側に数箇所ありました。ハンマーで表面を軽く叩いて音を聞くことで内部が剥離しているか否かを検査しています。

    [建物後面/西側]

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    基礎本体ではなく表面に化粧用としてモルタルを塗布しているので構造的な影響はほとんどないと思われます。仮にヒビ割れが目立たないようにセメントを上塗りした場合、ツギハギのように目立ってしまうこともあるので、協議の結果、このままの状態となりました。

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    お客様は他社で施工された隣家の基礎を例示されました。「縦に線の入った施工はヒビ割れがない?」

    の質問に対して「目に見える目地が縦に入っているのでヒビ割れしても目立たない」と説明することで理解して頂きました。

    [西側の隣家]

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  • 【基礎化粧モルタルのヒビ割れ】2015年2月20日(金)お家の点検1年目(魚津市M邸)

    基礎化粧モルタルのヒビ割れが数箇所ありました。基礎の表面に施してある薄い化粧用のモルタルのヒビ割れだと思われるので構造上は特に問題ありません。お客様と協議の結果、ヒビ割れの部分が拡張(ヒビに雨水が進入し凍結すると体積が約1.1倍)しないようにモルタルを詰めることをお約束。

    [建物右面/西側]

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  • 【コーナー材の割れ】2014年12月13日(土)お家の点検2年目(高岡市S邸)

    Q 誰かが車でぶつけたのかも?

    A 現状を確認。どのように誰がぶつけたのかは不明ですが、強い衝撃が加わったものと思われます。角の部材は本物のレンガではなく、レンガに似せた発泡スチロール製の部材をビス留め施工されています。本物のレンガと違って重量が非常に軽いので施工がしやすく、現場組み上げではなく工場生産なので品質が標準化されており、仕上がりが均一されて良い部材・製品だと思われます。

    [建物前面/東側]

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    破損している状態を確認。パックリと割れていました。

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    今回はサービスの一環で接着剤とビスの再締めによって一時的に留めました。

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  • 【タイルのヒビ割れ】2014年11月21日(金)お家の点検2年目(富山市婦中町M邸)

    1年目点検でも指摘があったタイルのヒビ割れ現象です。タイルにテーブルの脚が埋め込まれた・部分的に脚がピッタリ入るように加工されています。デザイン的には素晴らしいですが、タイルの上に脚を置くのでしたら、長方形タイルのまま未加工だったら強度が強いと思いますが、加工してしまうと経年変化等によってヒビ割れは起こり得る現象なのかもしれません。また、床下に床暖房設備があるので、補修が非常に難しいと考えられます。

    [キッチン]

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    お客様は他のタイルのヒビ割れの連鎖・延長を気にされておられるご様子でしたが、タイル同士は目地で切ってあるので、ヒビ割れが連なっていくのは考えにくいと思われます。

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  • 【外壁塗膜の劣化等】2014年11月11日(火)お家の点検10年目(富山市M邸)

    外壁の表面を試しに手で擦ってみると、指先に白い塗料の粒子が付着しました。新築当時の塗装は汚れが付きにくい「ブリードプライマ」を採用していましたが、約10年が経過して塗装が太陽の紫外線等によって劣化したものと思われます。お客様も劣化については理解されていました。

    また、外壁の塗装に少し剥がれがあったので、将来的に外装補修を検討して頂くようお願いしました。

    [建物後面/東側]

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    また、北側は日当たりが悪く外壁が乾きにくい環境のせいか、黒いカビ等で汚れていましたが、南側は対照的にキレイな状態を保っていました。

    [建物左面/北側]     [建物右面/南側]

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  • 【基礎化粧モルタルのヒビ割れ】2014年11月26日(水)お家の点検2年目(魚津市O邸)

    基礎化粧モルタルにヒビ割れを発見。

    [建物後面/西側]

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    厚さ数ミリの化粧モルタルが温度変化等によって収縮(モルタル内の水分が放出されて縮む)することでヒビ割れする起こり得る現象となっています。基礎本体には影響がないこと、目立たないようにハイモルタルを上から詰めても補修跡が目立つ事例もあるので、今後の経年変化によって対処を考えていくことに理解して頂きました。

    [奥様確認]        [ご主人確認]

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  • 【床下点検】2014年10月25日(土)お家の点検1年目(富山市W邸)

    お客様からのご要望があり、基礎の表面に発生した化粧モルタルのヒビ割れ(ヘアークラック)が内部に至っているか否か?を確認する検査となりました。特に異常はありませんでした。

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    基礎肌を隠す目的で施されている厚さ数ミリの化粧用のモルタルが温度変化等による収縮でヒビ割れしたものです。基礎本体の強度への影響はありませんが、見た目はどうしても気になってしまいます。

    [建物右面/南側]     [建物左面/北側]

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  • 【化粧用モルタルのヒビ割れ】2014年7月1日(火)お家の点検1年目(富山市I邸)

    先日、お客様が基礎の表面に細いヒビ割れを発見されたご様子。心配そうな表情で質問がありましたが、基礎コンクリート肌を隠す化粧用の薄いモルタルであり、構造上の問題はほとんどありません。ヒビ割れ部分を補修用モルタルで埋めることも可能ですが、補修跡が逆に目立ってしまう事例もあるので、お客様との協議の結果、そのままの状態で様子を見ることになりました。
    [建物正面/北側]
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    [建物後面/南側]
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  • 【化粧用モルタルのヒビ割れ】2014年6月24日(火)お家の点検1年目(富山市婦中町M邸)

    基礎の表面(化粧用の薄いモルタル)に細いヒビ割れが発生していました。基礎本体のコンクリートではなく、表面に施してある薄いモルタルのヒビ割れとなっています。ヒビ割れ部分を補修用モルタルで埋めると目立つこともあるので、2年目点検まで様子を見て頂くようお願いしました。
    [建物後面/南側]
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    [建物後面/南側]
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