Q この場所の床が時期によってきしむことがある。
A 現状を確認。季節や天候の変化に伴う湿度変化等によって床材のサネや基材等に隙間が発生(木部の調湿機能)して、上から体重がかかると隙間部分が擦れて音が出る(きしむ)ことがあります。
[LDK]
2015年8月20日(木)お家の点検5年目(富山市N邸)
所要時間 13:20~14:12 曇り
スタッフ 前根、渡辺
【N邸の紹介/お客様の同僚や後輩の方をご紹介して頂きました】
お客様宅を建築して約1年後に同僚のJ様、その数年後には後輩のM様をご紹介して頂きました。ありがとうございます。今回は3回目の訪問検査(5年目点検)。お子様も大きくなられて、ますます楽しみが増えてきたのでは・・とお客様との対話で感じています。
弊社・中田工務店との成約については様々なキッカケがあると思います。こうやってアンケートを実施しながら当時のことを思い出したりして話に花が咲いたりすることもあります。
Q 中田工務店を選んだワケは?
A 希望する土地が中田工務店のものだった。
1階廊下の照明を増やしておけば良かった。
[1階廊下]
1階廊下にある照明は階段入口・手前の天井に1箇所だけ。収納の折れ戸を開けると影になって収納庫内が暗くなり、特に夜に開閉する時は不便になっているご様子。開閉を想定した配慮が必要だったのでは・・・と改めて考えさせられました。
Q シーリングが白く変色しているのでは?
A 現状を確認。発見当初はこの部分だけのシーリングが経年劣化しているように見えました。
[建物前面/東側/玄関横]
お客様ご自身がDIYで対処されるご様子だったので、点検スタッフの前根が常備しているシーリング剤をお見せして「仕上がりがキレイになるよう、養生テープを周囲に貼った後にシーリングを充填。ヘラで均等に均して乾くのを確認して養生テープを剥がす」手順ですると見栄えが良くなると思われます。
他のシーリングと比較すると、この箇所だけが色違い。部分的な泥汚れが想定されたので、タオルで擦ってみると泥が落ちてシーリング本来の色に戻りました。特に問題はありませんでした。
2015年7月15日(水)お家の点検10年目(富山市T邸)
所要時間 9:45~11:02 晴れ
スタッフ 前根、渡辺
【T邸の紹介/お家の訪問検査のアレコレ】
Q 中田工務店を選んだワケは?・・・お友達が中田工務店で建てたお家に住んでいて好印象。
Q お住まいになってからの感想は?・・・大変住みやすい。
お客様が弊社・中田工務店を選んだキッカケは「お客様のご友人2人が先に弊社で建築されて好印象だった」のを聞いて選んだそうです。あれから約10年が経過して、本日までに3回(平成19年1月18日・・1年目、平成19年12月19日・・2年目、平成22年9月13日・・5年目)の訪問検査を受けられました。
全ての訪問検査に対して社内用の議事録・報告書を作成しています。これらを綴っておくことでお客様カルテにもなって、点検スタッフにとっては次の訪問検査に大いに役立っています。
お客様宅も10年が経過してくると、屋根材や外壁材、シーリング、クロス等の経年劣化が出始めています。限られたご予算等で選ばれたお家仕様はお家の立地条件(周辺環境)等によって劣化等の進度は異なっています。訪問検査の際、「すぐに補修する必要が無い」状態なのに強引なリフォームを勧めることはできないので、「しばらく様子をみましょう」と答える傾向があります。訪問検査での診断結果をお客様がお聞きして今後のリフォーム計画を考えるひとつのキッカケになれば・・と思っています。
お客様から「10年目検査があるのって珍しいですね」と非常に驚いた表情をされました。住宅業界で各社が「自主的な○○年の訪問検査をします」という広告は実際に建築して○○年経ってみないと本当かどうかは分からないのが現実。仮に定期的な検査をしていなくても「訪問検査が車検のように法律で決まっている訳ではないので、それほど大きな問題にもならない」と考えることもできます。でも、「訪問検査が無かったからこうなった」と言う事例も数多くあるので、弊社のみならず、全国の住宅会社の誠意が問われているのかもしれません。