点検ブログ

  • 【汚水枡】5月20日(水) 定期点検5年目(富山市S邸)

    全ての汚水枡の蓋をマイナスドライバーで開けて点検。右下の写真で白く丸い蓋には、2箇所の穴が開いていて、汚水の逆流を防ぎ、流れを良くする(空気を中に送り込むが臭いは逆流しない)仕組みがあります。
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    昔のお家の汚水枡では、蓋自身に小さな穴が開いているそうですね。

  • 【雨水枡】5月9日(土) 定期点検5年目(富山市S邸)

    2年目点検の際に「雨水が溜まるので、雨水枡の蓋を交換して欲しい」とのご要望があり、メッシュ型に取り替えて、状況が改善された経緯があります。
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    この事例は外廻りが土間コンクリートですが、土や砂利の場合では対応等も違うようですね。
    (参考/2008年10月20日富山市O邸5年目点検、雨水枡)

  • 【排水について】11月17日(月) 定期点検2年目(富山市M邸)

    下水道は、世間一般では「下水」って言われていますが、詳しくは「下水」と「下水道」に分かれているそうです。
    下水では、汚水や雑排水は「家庭や工場等から排出される排水(農業廃水を除く)」、雨水。
    下水道では、排水施設や処理施設、ポンプ施設等の補完施設となっています。

    家庭等から排出される汚水や雑排水。お風呂やトイレ、台所からの排水が混ざりながら、数箇所(お家の周囲)の汚水枡を通っていきます。
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    そして、最後の汚水枡(点検用)へと順番に流れます。混ざる順番は間取り等によって変わってきますが、最終的には下水道管へ到達します。
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    給湯器からの排水は側溝に流れるようになっています。
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    雨樋からの雨水も同様に、側溝に流れるようになっています。
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    ここでふと疑問。「どうして雨水は下水道管に流してはイケナイの?」って考えてしまいます。
    終末処理場は建てるにあたって、許容する量が予め決められているようですね。雨水量等の予測が難しいものまで下水道に流してしまうと、全てを処理場では対応できず、処理能力の低下や道路のマンホールからも溢れてしまうそうです。だから、雨水は側溝に流すようですね。

  • 【雨水枡】10月21日(火) 定期点検5年目(砺波市N邸)

    全ての雨水枡を開けて状況を確認。底部に泥が溜まっているのを発見しました。溜まり過ぎると詰まりの原因になる為、手ですくい上げて状況を改善。
    お客様は今まで開けられた事がないようで、泥の量に驚かれていました。
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    約5年間で雨樋に溜まった土等が雨水と一緒に流れ出たものと思われます。
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