Q 開閉に支障がある時がある。
A 現状を確認。戸先近くのドアストッパーの金具が床を擦っており、傷が付いていました。お子様の使い勝手や湿度による木部の伸縮等が下がりの原因と思われます。
ドライバーで上下に動く丁番を調整し、隙間を開けて現状を改善。
(参考/2008年11月16日富山市Y邸5年目点検、開き戸)
5年間生活されていると、お家の経年変化等で新築時の状況と比べて、様々な不具合等が出てくるのが一般的だと思います。でも、「どうしたら直るんだろう?」と言う素朴な疑問を持つことは、お家のメンテへの第一歩です。点検の際にはお客様にも参加して頂くことで、点検効果は倍増します。
私んちは、田舎の住宅で新築後、改装等を繰り返して何十年経っています。ここまでくるとメンテというよりも建替えを考えたほうが良いかもしれないですね(汗)
今回もお客様には「住まいの管理手帳」です。今度私達が揃って伺うのは5年後の10年目。
お家って建てたその日から経年変化がスタートします。定期点検の機会に、この冊子をお渡しするのは時期が遅かったかもしれませんが、色んな現象への対応方法や起こり得る事例も記載されています。
12月11日(木) 定期点検1年目(富山市H邸)
所要時間 15:30~16:00 晴れ
スタッフ 中田、橋爪、広野、岩林
協力業者 光陽トーヨー住器㈱
【H邸の特徴】
都市型の外観のH邸。真っ白な玄関ドアがステキな雰囲気を漂わせています。
また、無垢材を使っておられ、質感も見た目もイイ感じ☆ご自宅ではクリスマスの諸々の準備も楽しんでおられるそうで、とってもホンワカするお家でした。
今回は慌しく点検業務が進みました。本日の点検では一般的に起こり得る事例で、お家の周辺環境やお客様の生活スタイル(水蒸気の発生)等が原因となる、壁クロスの変化や化粧モルタルのヒビ割れ等はありませんでした。
弊社にとっては大変、喜ばしいことなのですが・・・
これからのお家のメンテナンスに欠かせない指南書の「住まいの管理手帳」を贈呈。特に起こりやすい現象については付箋を付けてあります。
これまでの点検現場から考えると、お家を建てる場所(周囲の環境等)や時期(季節)によっては、起こり得る現象は様々なんだな、と改めて実感しました。
でも、お家って「建てたい、持ちたい」気持ちがキッカケ。お家の場所では、予算もありますが、ご家族のご都合が良い、利便性、周囲の環境等を考えて場所を選びますね。
そして、ご家族で楽しんで間取りや装飾等のプラン、「夢を形に・・・」の思いが現実化する「着工、上棟、完成、お引越し」。その中で、「○月○日から新居に住みたい」というご要望があれば、新居に住み始めた時(時期や季節)がメンテナンスのスタートになります。
こうやって逆に考えると、お客様のご希望の土地、新居へ引っ越す時期(季節)、お家の周辺環境等でお家に起こり得る現象が少し違ってくると分かりますよね。
12月10日(水) 定期点検2年目(富山市婦中町A邸)
所要時間 13:05~14:35 晴れ
スタッフ 砂田、坪島、長澤、厚村
協力業者 同行なし
【A邸の特徴】
A邸には、今世間で人気の「ニャンコ」がいます♪A様ご家族も大変可愛がっておられ、設計の時点でニャンコの通り道もシッカリと打ち合わせされていました。
また、ニャンコ専用のお部屋もあって、とってもステキな間取りのお家でした☆