基礎本体の表面に施してある薄い化粧モルタルのヒビ割れ現象。モルタルが薄いことによって温度変化による収縮・ヒビ割れ現象を受けやすくなります。基礎肌を隠す為の化粧モルタル処理なので、基礎本体にまで影響を及ぼすものではありません。
[建物右面/北側]
お客様は「具体的にどの程度の深さなのか?」を知りたがっておられたので、カッターの刃をヒビ割れの部分に差し込んでみました。「深くない」状態を見て確認・理解されました。
雨水枡の点検を実施。底部には雨水に含まれる泥(雨樋から流れてくる)が溜まっていました。
[建物右面/北側]
瓦チップを敷く前はキッチリと枠が重なっていたと思われますが、外構に瓦チップを敷いた分の厚さをかさ上げしています。その厚さの中で少しずれると枠が浮く状態。ドライバーで丁寧に瓦チップを取り除いていますが、周囲を歩くたびに枠が動いて瓦チップが隙間に入っているので、今後も同じ状態の繰り返しになると思われます。
かさ上げした雨水枡。奥様が足を引っ掛けたり、お子様が誤って足を踏み入れたり・・・と、引渡し以降の様子をお話して頂きました。お客様と協議の結果、やはり危険であるとの結論。そこで今後のことを考えてボンド剤で固定したほうが良いとのことになりました。後日、ボンド剤を充填して取れないように接着することをお約束。
Q 今の時期、夏場に比べると物干し場(サンルーム)では洗濯物が乾きにくくなっている。今日は晴れており、テラスで干しているが・・・
[テラス] [物干し場/サンルーム]
LDKは床暖房を点いているので暖かく、天候の悪い日は室内干しをされているご様子。どのご家庭でも冬場の室内干しは一般的な光景だと思われます。サッシ枠を見ると、ゴム枠部分には結露跡の汚れや小さなカビが発生していました。
[LDK]
寝室のサッシ枠にも結露が少し発生していました。これも一般的な現象であり、ご家庭の寝室では冬の間は室温の低下と就寝時の呼吸による室内の水蒸気量の増加によって露点・結露化する事例があります。また、厚手のカーテン内外では室温差がある(室内が暖かくてもカーテンとサッシの間の気温が低い)ことも結露化の一因となっています。
[寝室]