玄関ドアの開閉状態を検査。第2速度(ゆっくり閉まる)の軌道が無かったので、ドアクローザーの調整ツマミをドライバーで数ミリ回して調整し、現状を改善。
今回は調整しましたが、ドアクローザーは油圧式なので、季節の温度変化や風の向き等で次第に開閉の状態も変化していきます。
Q 蓄暖の後ろ側のコンセントや配線の表面にホコリが溜まっていた。堆積したホコリに電気の火花が引火(トラッキング)する危険性があるのか?
A 現状を確認。当初の配置予定ではLDKの空間を最大限利用する意図があり、出来るだけ端っこに蓄暖をくっ付けた経緯があります。蓄暖の機械は相当な重量があるので、設置後の移動はほとんど出来なくなります。
ホコリ対策では200Vの電源は直結しているので問題ないと思われますが、タイマーの電源が100Vの一般的な仕様であり、コンセントに差している状態。お客様との協議の結果、タイマーの電源コードを表側に移動させることになりました。
ホコリが溜まる事例では、自然に溜まる場合と蓄暖の特徴としての「吸気口から吸い込んだ空気を『内部の蓄熱レンガを通してから吐き出す』ことで温風を出す」仕組みであり、使用するにつれて吸気口にホコリが溜まっていく場合があるようですね。
点検スタッフが「起こり得る現象や事例」をご紹介して、お客様が本当に理解・納得されるのは5年目点検だと思われます。
部材等の経年変化等をお客様ご自身でも実感されているようです。
「起こり得る現象への予防」や「起こっている現象への対処」にどれだけのお金をかけるのか?と、考えることもありますよね。
「予防」の場合は支出を先延ばしにできますし、その現象が起こらないかもしれません。でも、「対処」の場合はその現象を直さないといけないですし、お金をかけざるを得ない状態にもなります。
支出にはお金と労力がありますが、できる事なら少ない支出が良いですよね。
「少ない予算とDIY」で出来る予防とは?
部材等が破損・傷の前に、気づく・気づいて頂く環境づくり。部材等が劣化する速さを遅らせる・長持ちするように努めること。私たち点検スタッフとお客様の二人三脚となる場面かもしれませんね。
2011年6月21日(火)お家の点検5年目(富山市婦中町K邸)
所要時間 10:02~11:13 晴れ
スタッフ 砂田、小林、渡辺
【K邸の紹介】
新築をお引越し後、約5年が経ちました。
お客様との対面は2年目点検以来なので、約3年ぶりです☆
今回お会いして初めて分かったのですが、実はお子様が1年前にご誕生されて、前以上に賑やかなご家庭になっていました♪
お家の南側にはプランター植えのキュウリ?とネギ?です☆
ツルが巻きつきやすいようにと2階の窓までネットを張ってあるのを発見♪
アサガオを育てているご家庭ではよく見かけますが、野菜の場合、高いところに実がなったら、背の高い脚立で収穫するのかなぁ・・・と心配しました(ごくごく当たり前ですが・・・笑)
そして思わず、ご家族みんなで楽しく収穫してる、あたたかなご家庭の雰囲気を想像しちゃいました☆☆☆