点検ブログ

  • 【床暖房の効果測定】2013年3月2日(土)お家の点検2年目(富山市婦中町N邸)

    全室が床暖房。住み始めて1年目の冬は1階も2階も全ての床暖房を点けていたが、2年目の冬は1階だけにすると経済的になったと、お客様の嬉しいご感想。1階の暖気が2階に上がっていくことで2階の床暖房を点けなくても済んだようですね。
    [床暖房のコントロールパネル]
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    階段はリビングではなく廊下に面している間取り。階段口の入口には引き戸があり、この扉を閉めることで2階との寒暖の空気の対流を防ぐのに役立つのですが、1階全体が床暖房で非常に暖かい状態である為、暖気を2階に逃がす格好で節約になっている事例です。季節を問わずいつも開けっ放しとのことで、開放的で良いと思われます。
    [扉を開けた様子]     [階段の様子]        [扉を閉めた様子]
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    和室にも床暖房を入れたが、畳が断熱性能の高いスタイロ畳であり、床暖房の恩恵はあるのか?と疑問視されていたお客様。
    [1階リビング・キッチン] [和室]           [2階居室]
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  • 【仮想と現実の違い/お家の過剰な設備投資?】 2013年3月2日(土)お家の点検2年目(富山市婦中町N邸)

    全室が床暖房。1階と2階がほとんど同じ仕様であると考えると、予算的に余裕が無い限り、なかなか出来ない装備の選択ですが、ご家族のことを考えて「寒い思いをさせたくない」というお気持ちは強く伝わってきます。
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    間取りと冷暖房設備、風の向き等々。点検現場でお客様のご感想をお聴きしていると、床暖房もそうですが、「蓄暖は1階だけで良かった」等々もありました。お家の間取り・仕様・装備等はお客様と弊社プランナー等の合意の上で決められていくものと思われますが、お客様自身も予備知識を持っておられたほうが良いこともあります。
    外での気象等による自然現象は多くのお客様がご存知なのですが、お家の中にも同じような現象があることをあまり知られていないのも事実です。暖気と寒気の移動(1階と2階)、湿った空気と室温などで起こり得る結露等々、生活スタイルにも関係してきます。
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    今回は結果的に建築前と中のプラン打合せ(仮想)と住まい方の変化・発見(現実)にギャップが生じる事例になりました。住まわれているお客様にとっては毎月の支払である「住宅ローン」があり、新築当時の大満足がちょっと反省しなきゃイケナイへと変化することもあります。本ブログがこれから建築される方々への参考となれば本望です。

  • 【T邸の紹介】2012年12月5日(水)お家の点検5年目(富山市T邸)

    2012年12月5日(水)お家の点検5年目(富山市T邸)
    所要時間 13:57~15:22 小雨
    スタッフ 大矢、渡辺

    【T邸の紹介】
    都市型のボックスタイプのお家。紺色の外壁が周囲と調和して、とてもステキに映えています。玄関の白い扉と白いタイルのコーディネート。5年経過した今でも当時の白い美しさが保たれています。
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    お家の外構(お庭)は新築お引渡しして数年後に施工しました。
    少し雨に濡れた瓦チップの鮮やかな茶色がお家をさらに映えさせてくれています。この瓦チップの下地には黒いシートが敷かれているのですが分かりますか?(右下の写真)雑草防止に役立っています。
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  • 【点検枡】2012年12月5日(水)お家の点検5年目(富山市T邸)

    [雨水枡]
    蓋を開けて枡内を確認。雨水と混じった泥がこの雨水枡に流されてきて、その泥が底部に溜まりやすいのですが、今回も特に詰まり等の問題はありませんでした。
    [建物正面/南東側]
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    [建物右面/北東側]
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    [汚水枡]
    点検を実施。油脂等の溜まりはほとんどありませんでした。
    [建物後面/西側/キッチン]
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    [建物後面/西側/洗面脱衣室]
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  • 【化粧ダクトカバー(スリムダクト)の下がり】2012年12月5日(水)お家の点検5年目(富山市T邸)

    化粧ダクトカバーの下がりを発見。こげ茶色?のカバーの間から白い配管(コーテープ?)が見えたので隙間を塞ごうと下のほうを持って手で引き上げてみましたが、完全に閉じませんでした。そこで、室外機の架台を足場にして・・・
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    一段高くのぼって高い位置から隙間のすぐ下に手を添えて完全に閉めました。この化粧カバーはネットで調べてみると「スリムダクト」と言われる部材だそうで、材質は対候性を考えてアルミニウムやABS樹脂、硬質ポリ塩化ビニル樹脂等々が使われているようですね。
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  • 【水流の勢い】2012年12月5日(水)お家の点検5年目(富山市T邸)

    水を出して勢いを検査。少し弱くなっていたので下段物入れの中にある水流バルブを調整して、少し強い水流になるように現状を改善しました。カランの蛇口はコック式ですが、水流を調整できるバルブ(弁)は丸ハンドルになっています(今回は撮っていませんが・・・汗)
    下の写真は左手で丸バルブを回し、右手でコックをひねって水流を確認している様子です。
    [洗面化粧台]
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  • 【小屋裏点検】2012年12月5日(水)お家の点検5年目(富山市T邸)

    小屋裏点検を実施。
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    屋根の形状(構造上の関係)によって小屋裏内は狭くなっております。今回は目視で確認。特に異常はありませんでした。
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    脚立の脚底には床にキズがつかないようにシッカリと養生してあります。この黄色い懐中電灯は手に持って使えますが、アタマに巻いて手ぶらでも検査できる優れものだそうです。
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  • 【開き戸の引っ掛かり】2012年12月5日(水)お家の点検5年目(富山市T邸)

    開閉テストを実施。ラッチとラッチ受けのかみ合わせが少し悪くなっていたので、ラッチ受け(ドア枠側)の金物の位置を上下左右に微調整して開閉の状態を改善しました。かみ合わせが悪い状態のままだと少しずつ摩擦によって消耗が進んでしまうので、部材を長持ちさせる(メンテナンス)観点から考えると、(仕組みが分かれば)お客様DIYによるドライバー調整は手軽にできます。
    [2階居室①]
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    [2階居室①]
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