点検ブログ

  • 【床下点検】2月18日(水) 定期点検5年目(富山市K邸)

    点検を実施。特に異常はありませんでした。お客様宅は基礎パッキン工法。床下ではクモの巣が張っていました。床下の通気を確保するパッキンの穴からの侵入と思われます。お家の周辺には畑等があり、小さな虫が入りやすい環境となっています。
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    ここで、シロアリ保証について。保証は5年で切れますが、継続して保証を受ける場合には、専門業者による点検を経て、5年間の延長となります。
    (参考/2008年9月20日富山市M邸5年目点検、床下点検)
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    Q ゴキブリの駆除はあるのか?
    A シロアリも分類学上はゴキブリに近いのですが、生態系が異なっています。シロアリの場合は、建物に重大な影響を及ぼす危険性があり、駆除を行いますが、ゴキブリは衛生上の問題です。
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    ゴキブリ駆除では飲食店の場合だと専門業者に依頼することもあると思いますが、ある程度の費用もかかります。お客様と協議の結果、市販されている駆除剤を購入されたほうが安価で良いとのことになりました。

  • 【トイレの床材】2月18日(水) 定期点検5年目(富山市K邸)

    床材は木製の複合フローリング。木製の場合は水に強いビニール製のクッションフロアとは異なり、特にメンテナンスが必要です。便器の周囲には結露防止シートが貼ってありましたが、床材の状態を見ると隙間が黒く変色していました。お客様は後悔されているご様子。
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    このような事態を未然に防ぐ方法として、「結露の時期(冬と梅雨~夏)や仕組み、知識、ワックス(耐水性)の役割等々」をお客様が事前に知っておく事が必要、って改めて実感しました。
    (参考/2008年3月26日富山市婦中町Y邸2年目点検、メンテナンス)

  • 【襖】2月18日(水) 定期点検5年目(富山市K邸)

    太鼓貼り(縁のない)の襖です。デザインはとても良いのですが、湿度等の変化による木部の伸縮への対応(機能性)が難しい仕様でもあります。
    (参考/2008年11月17日富山市K邸5年目点検、引き戸(襖)の開閉)
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    左側はリビング、右側は和室となっています。部屋毎の湿度差による反りが少し見られました。
    開閉の不具合等は特にありませんでした。
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    (参考/2008年6月4日富山市婦中町T邸1年目点検、和室の引き戸)
    (参考/2008年11月17日富山市K邸5年目点検、引き戸(襖)の開閉)

  • 【薪ストーブその①】2月16日(月) 定期点検1年目(富山市Y邸)

    お客様の念願だった薪ストーブ。燃料となる薪は、お客様ご自身で買いに行ったり、取り寄せしたりされているそうですね。
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    「薪ストーブ」から連想するのは「揺れる炎を見ながら、ロッキングチェア(揺れる椅子)でユラリユラリと編み物や家族が楽しく団らん」や「ワンちゃんと子供さんのお昼寝」等が連想されますね。
    ちょっと西洋かぶれみたいですが・・・(汗)
    遠赤外線や輻射熱が体の芯まであっためてくれそう。

    薪ストーブは本体の中で薪が燃焼するので、室内に水蒸気が発生しない(結露の心配が不要)特徴がありますが、蓄熱式電気暖房機(蓄暖)同様、空気が乾燥(過乾燥?)するので、ご家族の健康を考えると適度な加湿が必要となります。
    また、床材(無垢材)等を事前に選ばれる際には、隙間や反りが発生する事もありますので、注意して下さいね。

  • 【コーキングの隙間】2月14日(土) 定期点検2年目(富山市A邸)

    Q 蓄熱式電気暖房機(蓄暖)の上棚と壁面との間のコーキングに隙間がある。
    A 現状を確認。温風による過乾燥の影響で隙間がありました。他の現場での事例も多いことを説明するとお客様はご納得。今回は2年目点検。室内の全ての箇所を検査し、保証対象として補修する事をお約束。補修の時期は蓄暖をつけなくなる春頃になりました。
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    2年目以降に発生する同じ現象には、ホームセンター等でコークボンド(水性アクリル系)を購入して、DIYで補修する事になります。このコークボンドは水に弱いので、水廻りのコーキングについては、防水性の高いものを選んで下さいね。

  • 【引き戸】2月14日(土) 定期点検2年目(富山市A邸)

    リビングと和室を仕切っている引き戸。リビングで蓄暖をつけて閉め切っていた場合、湿度差により木部の反りや傾き等が発生し、開閉しにくくなることもあります。
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    そこで、枠と引き戸の間に隙間が発生した場合は、下部に調整できるネジがあり、回す方向によって引き戸の傾き等が変わることで開閉の不具合は改善できます。
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    実際に調整している状況を過去の資料から見つけました。
    (2007年2月28日富山市T邸2年目点検、引き戸より抜粋)
    Q 和室とリビングの間の引き戸で、閉めた時に隙間が開いている。
    A 現状を確認。ドライバーで調整ネジを回して調整しました。
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    既製の引き戸は、ドライバーで上下・左右に傾きを調整出来るような仕様になっています。お客様へ説明すると納得されました。
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  • 【開き戸】2月14日(土) 定期点検2年目(富山市A邸)

    Q 2階寝室のドアが開閉しにくい。
    A 現状を確認。
    [まずは丁番でドアの上下・奥行きを調整]
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    [次に開閉に支障の無いよう、ラッチを調整]
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    お客様へ一連の調整手順や仕組み等を説明。具体的には、左の写真のように左手の指をドアの底部に入れて、指先の感覚で確かめながら、右手で丁番(上下の調整)をドライバーで回します。
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    (参考/2008年6月4日富山市婦中町T邸1年目点検、トイレドア)

  • 【トイレの節電】2月14日(土) 定期点検2年目(富山市A邸)

    2階のトイレをほとんど使っていないお客様は、便座の電源を切って、一週間に2~3回は水を流しておられるご様子。
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    「水を流す」行為については、溜まっている水が蒸発して水量が減ることで異臭が発生するのを防ぐ役割があります。トイレの水を流すことで水が一定の位置まで補充される仕組みの応用ですね。