点検ブログ

  • 【外壁】12月13日(土) 定期点検5年目(富山市Y邸)

    外壁材同士の間に施してあるコーキングが少し切れているのを確認。太陽の紫外線の影響(日当りが強い西側と南側は劣化が早い)で一般的な現象と思われます。
    下地に防水シートが施してありますので、すぐに水が入ってくることはなく、今後の10年目・15年目となった際に外壁のコーキング補修を考えたほうが良いことをご提案。
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    高所に至る場合は、足場を組む必要もありますので、外壁補修代金の他に約50万円の費用もかかってくることも。

  • 【床鳴り】12月13日(土) 定期点検5年目(富山市Y邸)

    Q 蓄熱式電気暖房機(蓄暖)の前の床で、冬の時期に床鳴りがするが、夏には鳴らなくなる。
    A 装置の重さや吹き付ける温風が影響していると思われます。
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    床の構造は、根太と大引が十字に入っている上に畳1枚と同じ大きさの合板(床下地材)を貼り付けてあり、その上にフローリングが施してあります。
    フローリングと合板はピッタリと貼り付いているわけではなく、今回の現象は根太と合板を留めている釘と合板が擦れている音かもしれないと推定。

    床下調査の結果、釘と合板が擦れているようでした。そこで、床下からビスで釘が打たれている部分に補強を施し、床鳴りを改善しました。
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    床下では横窪が補強作業を実施中、営業の橋爪は掃除機をお借りしてキレイにお掃除。

  • 【コンセントの増設】12月13日(土) 定期点検2年目(富山市T邸)

    Q コンセントの口を2口から4口程度に増設したい。そして価格をできるだけ安くしたい。
    A 現状を確認。プランの段階では、住まわれて1年後、2年後・・・と「どんな生活をしているか」を予測するのは難しいですね。後日、見積書を提示する事をお約束。
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    また、配線工事を個人で行なわれる方もいらっしゃいますが、感電等の危険性がありますので、資格を持った知識・技術のある者の工事が必要です。ホームセンターには数多くアイテムが販売されており、DIYでも出来そうな錯覚を起こしますが、気をつけてくださいね☆
    (参考/2008年9月22日砺波市M邸5年目点検、スイッチ)

  • 【トイレの床鳴り】12月13日(土) 定期点検2年目(富山市T邸)

    Q トイレで床鳴りがする。
    A 現状を確認。
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    調査の結果、壁面にタンクが密着していることで、便座に座ったり、立ち上がったりした時の振動が壁を伝って床に響いている事が分かりました。タンクを壁面から少し離すこともできますので、不都合がありましたら聞かせて下さいね。お客様はご納得されていました。
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  • 【小屋裏点検】12月13日(土) 定期点検2年目(富山市T邸)

    点検を実施。特に異常なし。脚立の高さが低かった為、渡辺の肩を使って上がりました。
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    そういえば・・・2006年7月26日富山市Y邸1年目点検での出来事。脚立を忘れたので、スタッフが肩車をして小屋裏点検をした事例を思い出しました(笑)
    上が工事課の石丸。下が営業部の永原です。まるでサーカスのようですね☆
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  • 【床の色(リビング)】12月13日(土) 定期点検2年目(富山市T邸)

    Q 床が2列程度、変色している。
    A 現状を確認。南側の面です。写真映りが悪いので分かりにくいかもしれませんが、日当り(太陽の紫外線)が強い為に起こり得る現象(※1)と思われます。
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    ※1 太陽光の紫外線の影響(太陽焼け)が受けやすい南側や西側。床や家具、畳にまで悪影響を及ぼしますね。ネットで探しているとUVカット機能が付いているカーテンもあるようです。
    冷暖房の効きも上がるので節電効果もあるとか。
    (参考/カーテンスタイルhttp://www.curtain83.com/kinou.htmlより抜粋)
    また、畳の場合だと、裏返しや表替えを行なったり、経済性を考えると新聞紙を敷くのも良いと思われます。

  • 【床下点検】12月13日(土) 定期点検2年目(富山市T邸)

    点検を実施。特に異常はありませんでした。
    背中に敷いている物体は「通称、ボード」という、車輪を取り付けている板であることは過去の点検ブログで話題になりましたね。
    でも、床下にはこの便利な代物が使えない場所もあるのです。それは水廻り。体重の掛かった車輪で配管をキズ付けるとイケナイですからね。その時は「ほふく前進」スタイルになり、かなりの体力を消耗するそうです(汗)
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    [参考/2008年11月14日富山市Y邸2年目点検、床下点検]
    色によって、お湯(赤色)と水(青色)の配管が分けられています。
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  • 【お家のメンテナンスについて】12月13日(土) 定期点検2年目(富山市T邸)

    Q 屋根材はコロニアル仕様。「10年目を目安に表面に防水塗装を施したほうが良い」とあるが、防水塗装をしなかったら、雨漏りの可能性があるのか?
    A 屋根材(仕上げ材)表面の色あせと雨漏りとの直接的な関係はないようですが・・・。
    でも、自然環境等によって表面の防水効果(耐候性)が次第に落ちてきたり、屋根雪が凍結し、地面に落ちる時に仕上げ材の表面を傷つけたりすることもあるそうで、その傷ついた部分から水分を吸収するようになります。
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    これが冬場では、水分の凍結(体積が1.1倍に膨れる※2)や解凍の繰り返しでヒビが入りやすくなり、太陽の紫外線の影響も合わさって、更に劣化のスピードが速くなると、防水シート(アスファルトルーフィング)が露出してしまう可能性もあります。

    ※2 ペットボトルの飲料を凍らすと、容器がパンパンに張ってしまいますね。

    防水シートは風雨によって破れたり、飛んだりします。また、直射日光にさらされれば熱で溶けたりすることもあるようで、これを保護する屋根材の定期的なメンテナンスが必要となってきます。
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    したがって、仕上げ材を保護しないと最終的には雨漏りに結びついてしまうようですね。
    (参考/2008年12月13日富山市U邸2年目点検、屋根点検)

    また、外壁のコーキングの劣化等が速い箇所は、日当りが強い「南側と西側」で、紫外線等による経年変化になります。防水シートを外壁材が保護しているという構造は、屋根の仕組みと似ていますね。
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    (参考/2008年11月14日富山市Y邸2年目点検、外壁)

  • 【体のメンテナンスについて】12月13日(土) 定期点検2年目(富山市T邸)

    お客様宅の暖房機器は、蓄熱式電気暖房機です。石油ファンヒーターと違い、水分が発生しないので、お家の結露対策にはなっていますが、換気をしないと過乾燥(※3)になってしまいます。
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    ※3 室内の過乾燥は、床鳴りやクロスの隙間等を引き起こす原因にもなります。

    お子様の健康を考えて、加湿器もありました。喉の粘膜が乾燥し過ぎるとイケナイっていうのは何かの健康番組等で聞いた事があります。
    湿度のバランス。室内の水蒸気量と気温との関係ですが、真剣に考えないとなかなか難しいですね。