Q 剥がれてきた。どうすれば直るのか?
A 剥がれの状況をよく見ると、表面に貼ってある化粧単板が使い勝手等により、徐々に剥がれてきたものと思われます。
(参考/2008年10月20日富山市O邸5年目点検、玄関ドアの塗装)
補修方法では、「剥がれた面に再度単板を貼る」、「サンドペーパーで擦って塗装を施す」ことになると思われます。
Q 取っ手の金具が壊れてしまった。
A 現状を確認。後日、取り替える事をお約束。
Q 収納庫の蓋が開かなくなってきた。
A 現状を確認。無垢の単層フローリングです。よく見ると蓋の周囲の金具同士に隙間がほとんど無い状態。床材は、床下の湿度(外気/当日は雨)と室内の湿度変化により伸縮を繰り返しています。
今回の事例では、無垢材が膨張し過ぎていると思われます。後日、金具の内側を削る等を施して改善する事をお約束。
無垢材は自然な色合いや感触が魅力的です。お引渡し後、5年が経過していますが、とっても肌触りが良いですね。
日は変わって後日(11月29日(土))、大工さんと一緒に現場の下見に伺いました。本日は晴れ。
点検当日の雨天時とは違って湿度が低いせいか、開閉に支障はありませんでした。
床下収納庫の蓋を取り出して、改善策の検討中です。無垢の床材同士がぶつかっていますね。
当初の予定通り、蓋の周囲の金具を外して、床材の周りを少しずつ削ることになりました。
Q 基礎の下のほうが剥がれているのは何故?
A 現状を確認。年月の経過によって、外構の土が自重で締め固まって少し沈んでいる状態。土が沈むことで、基礎表面の化粧モルタルが施されていない箇所が見え出して、剥がれているように見えるものと思われます。
構造的には全く問題は無いのですが、見映えが気になるご様子。砂利等をこの上から敷いて見えないようにする事も出来るとご提案。
また、外構廻りに植物を植える場合は、砂利をずらして掘るのではなく、砂利の上に土を敷くことをお勧めしました。
※1 造成地や宅地の多くは「盛り土」をしていますが、土は重いので年月の経過とともに自重で締め固まって沈下し、落ち着いた状態になるまでは数年かかるそうです。
また、人為的に締め固めをする方法を「転圧」と言います。
点検を実施。特に異常はありませんでした。画像に白い蛇腹模様のダクトが写っていますね。これが、天井取り付け型24時間換気システムの機械と外壁に取り付けてある給排気口(ベンドキャップ)へとつながっています。
小屋裏点検の際には、2階の収納(お客様宅ではクローセット内)の天井に取り付けてあるハッチを開けて、脚立と棚(棚に物がある時はずらします)を足場にして上っていきます。
点検後は、また元の状態に戻します。
ちょうど、床に何かが落ちていました。「何だろう?」と、拾って手の平に載せてしげしげと観察すると・・・虫の死骸でした。
ひと昔前のお家とは違って、最近の住宅は高気密化が進んだ反面、機械的な空気の入れ替えの必要性が出てきました。お客様宅では、第1種換気システムとなっています。
(参考/2008年10月21日飛騨市T邸1年目点検、換気システム)
(参考/2008年9月27日富山市Y邸1年目点検、換気システム)
虫の侵入経路では、床下の通気を確保する為の基礎パッキン(穴の広さは約2cm)、換気システムの給排気口(機械換気の場合は、ダクト内や換気装置)、換気扇のフード、窓の開け閉め、人(衣服に付着)の出入りの際等々、起こり得る事例は様々なようです。
空気(風)の通り道が「虫の侵入経路」にもなり得ることもあります。
防鼠材(ぼうそざい)が入って、ネズミの侵入は防いでくれますが、やっぱり小さな虫の侵入を絶つのは難しいようですね。だからといって、お家を密閉しちゃうと、窒息状態にもなりますので、虫除けアイテムを使うのも良いと思います。
(参考/2008年8月30日富山市K邸1年目点検、終わりに・・・)