点検ブログ

  • 【ベンドキャップ】9月17日(水) 定期点検5年目(富山市K邸)

    多くの点検現場を回っているとベンドキャップからの汚れ(※1)も発見されます。
    でも、軒下とかに設置してある場合は、目立たないようですね。たぶん、雨水が当たらない等の理由だと思われます。
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    機械を使って換気する仕組みのお家では、ベンドキッャプに給気口と排気口があると思います。
    給気口は、外の新鮮な空気を室内に取り組む役割。排気口は室内の汚れた空気(ハウスダスト等)を室内の圧力(機械等で給気口から空気が入ることによる)で押し出す口となっています。

    掃除する場合は、室内側(写真はありませんが・・・汗)からになります。脚立を使ってお部屋にある排気口のカバーを外し、排気口のネットをお掃除すると良いそうです。結構、ホコリが溜まっているみたいですよ☆
    もし、外からのお掃除の場合は、2階等は足場が悪いので気をつけてください。また、弊社でも承っておりますので、お気軽にご相談くださいね。

    ※1 外壁等の汚れの約70%は複合的な都市型汚れだそうです。その多くは、雨水が関係しており、空気中のホコリや排気ガス等の汚れ成分や壁面に溜まった汚れを雨水が巻き込んで壁を伝って流れ出るようです。

  • 【床鳴り】9月17日(水) 定期点検5年目(富山市K邸)

    Q 和室やキッチン等に床鳴りやきしみがある。
    A 現状を確認。床下点検の際に、床下にある鋼製束を調整(増し締め)する事にしました。
      季節の湿度(床下)と室内湿度(生活スタイル)等で、木部が伸縮する事で床鳴りの現象が発生するようです。また、雨の日は湿度が高くなりますので、「床鳴りが無くなった」との声もお聞きしています。
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  • 【開き戸】9月17日(水) 定期点検5年目(富山市K邸)

    Q トイレの窓の鍵がかからない。
    A 現状を確認。ドアの下部にある「スライドするつまみ」が左右に動くのが正常です。
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    ドア全体を調査した結果、つまみだけが不具合であると判明。ドアの仕様を調べて後日、砂田が直す事をお約束。
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  • 【室外機の下】9月14日(日) 定期点検1年目(富山市婦中町W邸)

    室外機のドレンホースからの排水や日当たり等が原因で、コンクリートの上にコケが生えているのは点検現場では多く見受けられます。この事例では、エアコンが後付け工事であり、室外機の設置箇所がコンクリートの施工段階では分かりにくいと思われます。
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    汚れたままにしておくと年月が経つにつれて落としにくくなりますので、落とす場合は早めの処置が必要となります。
    これはネットで販売されているコケ取りスプレーで約1500円の代物。
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    コケにまんべんなくスプレーして洗い流さずそのまま放っておくと、数日後にはコケがなくなり、スッキリするそうです。汚れ具合や気象条件(季節等)によって効果が現れる日数は異なります。

  • 【モルタルのヒビ割れ】9月14日(日) 定期点検1年目(富山市婦中町W邸)

    ガレージ内の基礎のモルタル部分に温度変化によるヒビ割れがありました。基礎の表面に施してある厚さ数ミリの化粧モルタルのヒビ割れなので、基礎本体には全く影響はないのをお伝えし、お客様はひと安心。
    後日、補修用のハイモルタル(※1)で補修する事をお約束。
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    ※1 砂の代わりに、きめ細かい粒子や綿を使っているので、薄く延ばすことができるようです。
    コンクリートは、気温によって膨張や収縮をしています。膨張によるヒビ割れ。基礎表面の化粧用なので、縁切りの為の目地や誘発目地を入れない箇所となり、ヒビ割れが起こることもあります。

  • 【ドア】9月14日(日) 定期点検1年目(富山市婦中町W邸)

    室内の各部屋のドアは全て無垢材です。生活スタイル(水蒸気の発生)でドアの反り等が心配されましたが、特に異常はありませんでした。左の写真は、ちょっと拡大撮影し過ぎちゃいました(汗)
    分かりにくくて、ごめんなさい(泣)
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    綺麗な木目の光沢としっとりとした自然な質感ですね。ドアノブにもロートアイアンが使われています。

  • 【床鳴り】9月14日(日) 定期点検1年目(富山市婦中町W邸)

    Q 以前、リビングで床鳴りがあった。自分で直せるのか?
    A 現状を確認。床下にある床を支えている鋼製束を調整すれば、お客様ご自身でも直すことは可能ですが、周囲の束との関係もあるので、他の部分の床も鳴ってしまうこともあります。
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    床鳴りの現象は、梅雨時の湿度の高い時期や冬時の乾燥によって木部が伸縮(木痩せ/木内部の水分のの放出による収縮)などが原因で土台が伸縮し、鋼製束の受けとの間に隙間が生じることで発生します。
    床鳴りがする時は、床が下がっている状態なので、束を上げてやります。

    これが床下で支えている鋼製束です。
    (フクビ化学工業㈱より抜粋/http://www.fukuvi.co.jp/product/045.php)
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    では、具体的な調整方法です。
    (三洋工業㈱より抜粋/http://www.sanyo-industries.co.jp/shouhin/sho1502/sho15021.html)
    床下に入ると900mmピッチに鋼製束があります。
    ①巾の調整ができるモンキーレンチでAとBを時計の反対側に回して緩めます。
    ②Cを時計回しにすると上がるので、微調整しながら鳴らなくなったらAとBを締めて完了です。
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    この作業は、二人ペアになって、床上からは床鳴りの確認、床下では、鋼製束を調整するようにしたほうが良いですね。一人では難しいかも・・・。