Q 子供がさわって剥がれてしまった。
A 現状を確認。珪藻土(けいそうど)の塗る材料を購入されるか、L型のコーナーカバーの取り付けを提案。
せっかくキレイに仕上がってた珪藻土の塗り壁なのですが、他の点検現場でも、お子様が壁等を汚して奥様が嘆いておられる事例が多くみられます。お子様の背丈ほどの腰壁を事前に取り付ける方法もありますが、デザイン上の好みもあるので、一概には言えないのですが・・・。

点検ブログ
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【クッションフロア(※1)の変色】6月20日(金) 定期点検2年目(富山市T邸)
Q 入居後まもなく変色が目立ち始めた。
A 現状を確認。前回はしばらく様子を見ることで対応しましたが、前回と見比べて進行はしていない様子。今回は2年目なので、貼り替えする事にしました。
※1 汚れやカビを取り除く時は、まずはぬるま湯に台所用洗剤を入れて雑巾等で拭いて試してみて、それでもダメだったら塩素系の漂白剤(※2)か、カビ取り剤を使ってみて下さい。
そして洗剤等を使った場合は、最後は水拭きでキレイに拭きとっておかないと変色等の原因にもなります。クッションフロアの表面を覆っている透明の塩化ビニル層は非常に薄いので研磨力の強いブラシ等を使用すると下のプリント層までも磨耗することもありますので注意して下さい。
また、一部塗料やゴム(滑り止めマット等)に反応して変色(表面ではなく、中に浸透)することもあります。これを防ぐ方法はないので直接接しないように紙一枚でも挟んでおくと良いそうです。
※2 漂白剤の種類は酸化型と還元型に分かれています。それぞれ用途に応じて使いましょう。ちなみに塩素系は酸化型となっています。 -
【クロス】6月20日(金) 定期点検2年目(富山市T邸)
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【終わりに・・・】6月20日(金) 定期点検2年目(富山市T邸)
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【クモの巣】6月20日(金) 定期点検1年目(富山市八尾町I邸)
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【ドレンホース】6月20日(金) 定期点検1年目(富山市八尾町I邸)
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【モルタルの変色(中和)】6月20日(金) 定期点検1年目(富山市八尾町I邸)
基礎表面の化粧モルタルの様子を見ると・・・
Q ちょっと変色しているのは何故?
A 現状を確認。モルタルのPHはアルカリ性、土は酸性(※2)。雨水の跳ね上がりにより変色していました。

※2 日本では元々の性質や降雨が多い事などが原因で酸性土(※3)の所が多いと言われています。コンクリートはセメントがアルカリ性を保つことで強度を出していて、風雨に触れて中性化すると劣化します。また、基礎の鉄筋は周りにアルカリ性のコンクリートがあることで酸化を抑制し、強度を出しているそうです。基礎表面のモルタルは化粧モルタルと呼んでいます。
※3 土のPH値によって花咲く色を変化させる植物のあじさい。酸性は青色、中性は赤紫色、弱アルカリ性は赤色やピンク色。日本に青色のあじさいが多いのは、土壌のほとんどが酸性だからとか。 -
【コンセントの利用】6月20日(金) 定期点検1年目(富山市八尾町I邸)
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【IHクッキングヒーターの仕様説明】6月20日(金) 定期点検1年目(富山市八尾町I邸)
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【暖房機のお掃除】6月20日(金) 定期点検1年目(富山市八尾町I邸)
Q 蓄熱式電気暖房機の後ろはどうやって掃除すれば良いのか?例えば、タンスとか冷蔵庫の後ろにはホコリが溜まりやすいよね?箒(ほうき)が入るスペースがあれば良いが・・・
A 現状を確認。確かに狭い空間です。メーカーからは「省スペースと安全性」が謳われていますが、掃除がしやすいと比較すると難しい課題かもしれませんね。

暖房機は間隔が狭くても安全性が保たれています。最近、トラッキング現象(※3)の事例が話題になっていますが、電気暖房機の電源はプラグの抜き差しではなく、専用線で接続されてそうなので安心ですね。


※3 トラッキング現象とは長時間差し込んだままのコンセントやプラグ部分にホコリが積もり、湿気を含むと電気が流れて発熱。更には発火し、火事にもつながる可能性もあります。
また、虫の死骸も原因になりますので、電気プラグ周りの掃除には特に気を付けましょう。














