1階、2階ともに複層フローリング仕様となっています。1階では結露水による床の変色現象がありました。
[1階]
便器は冷たいので梅雨や冬は結露が発生しやすい時期。換気扇を回すことで「上への排気とドアの下から給気」になることで空気が循環すると結露現象も少しは改善すると思われます。
床材が木の場合は起こり得る現象ですが、水に強い(汚れには弱いですが)クッションフロアの採用も選択肢としてあります。
変色現象は特に見受けられませんでした。
[2階]
Q トイレの水がチョロチョロ出ている。水がもったいないわけではないが、すぐに見て欲しい。
A 現状を確認。もうすぐ10年目点検を迎えられるお客様宅でのトイレの不具合です。新築から約10年経過すると、トイレタンクの中もお手入れの必要がでてきます。
[トイレの水が流れる仕組みを再確認]
黒い水が出てきました。これはタンク内のゴム管の劣化・その周りに付着していた薬剤もあると思われます。タオルでキレイに拭き取っています。
試行錯誤しながらですが、ようやくキレイな水が流れるようになりました。濡れた便器周りもタオルで丁寧に拭き取って補修作業完了。気になっていた水の音も解消されました。
原因は長年にわたるゴム管の経年変化や薬剤・芳香剤によるゴム管への影響もあるかと思われます。
お客様に原因を知って頂くことで定期的なメンテナンスの必要性を理解して頂きました。