屋根点検を実施。前回の2年目点検ではベランダ内の排水口に松の葉っぱ等が詰まり過ぎてオーバーフロー状態になるのをお聞きしていました。その後に原因となる松の木の上半分を切られたそうです。
屋根材の将来的なメンテナンスについて。太陽の紫外線や屋根雪が凍って擦れる等の影響で屋根基材の表面に施してある防水塗膜が削られる等の劣化が進んできます。外壁材も同様で再塗装の必要性が10年~15年の周期で訪れてくること等、建ててからの改装事例についてご紹介。

[雨水枡]
点検を実施。今回の雨水枡は一般的な深さ(目安として腕の長さ程度)以上に深くなっています。お家の立地環境によって雨水枡の深さが異なることもあります。
[建物正面/東側]
雨水枡の上にレンガが置いてありました。過去に強風時に蓋が飛んだことがあったそうで、重石(おもし)を置いて飛ばないようにした防止策。「強風で蓋が外から飛ばされる」というよりも、強風が雨樋を伝って雨水枡内に入り、圧力によって内から飛ばされると考えられます。
[建物右面/北側]
[汚水枡]
点検を実施。一カ所だけ油脂等の溜まりが少しありました。
[建物右面/北側]
お客様にも現状を見て頂き、将来的な詰まり予防の為にホースの水流で定期的に洗浄して頂くようお願いしました。