点検ブログ

  • 【蓄暖の掃除】2016年11月9日(水)お家の点検10年目(富山市Y邸)

    Q 新築して10年ほど建っているので蓄暖の内部にホコリが溜まっているのでは?

    A 現状を確認。他の点検現場でもお客様からの申し出で蓄暖を掃除した経験はあるのですが、製品仕様・構造が違うせいか、カバーを開けるビスが見当たりませんでした。

    [LDK]

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    お客様へ蓄暖の取扱説明書を持ってきて頂き、カバーを取り外せるか否かを改めて確認しましたが、無理なようでした。仮に開ける場合はメーカーのメンテナンスに依頼(有償)することになると思われます。

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    給気口付近(背面)にホコリが溜まりやすいので、お客様は蓄暖の背面に掃除機を入れて吸い取っているご様子。入口付近にはホコリは無かったのですが、掃除機が届かない場所・奥のほうはホコリが堆積している状態でした。柄の長い掃除用具で背面の両サイドから掃除して頂くよう改めてお願いしました。

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  • 【戸当たりのはずれ】2016年11月1日(火)お家の点検5年目(富山市婦中町N邸)

    Q この場所の戸当たりだけがよくはずれる。

    A 現状を確認。ドア枠の施工は戸当たりを叩いて押し込んで納めています。実際に戸当たりを取り外して「戸当たりの下地にドア枠を固定しているビス」があることを紹介。戸当たりが外れないようにボンド固定しても良いのですが、ドア枠材を調整する大掛かりな工事が発生した場合は戸当たりを外す事例もあるので、手で叩いて納めて頂くようお願いしました。

    [1階廊下とホールの仕切り]

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  • 【複層ガラスの10年保証】2016年11月1日(火)お家の点検5年目(富山市婦中町N邸)

    複層ガラスの内部に結露することで曇ってしまう現象(ガラスの表面を拭いても曇りが改善されない)があることを紹介。メーカーによる無償交換による保証は10年間であり、引渡し(住み始め)からではなく、サッシの製造日から10年間であること、気づいた時は次回の訪問検査を待たずに弊社に連絡して頂くようお願いしました。

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  • 【室外機の節電対策】2016年10月18日(火)お家の点検10年目(富山市S邸)

    全てのエアコンの室外機には屋根(日除け)が取り付けてありました。直射日光(紫外線)による劣化等を防ぐ目的もありますが、年間で数千円の節電効果(消費電力の低下)もあるそうです。夏の場合、直射日光を浴びて室外機が高温になると冷房の効率が悪くなる(電気代が余計にかかる)こともあります。一方、冬の場合は冷えすぎないことが良いそうです。積雪量が多い地域では室外機のファンの前が雪で埋まらないように気をつけなければいけません。

    [建物後面/南側]

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  • 【戸当たりのはずれ】2016年10月18日(火)お家の点検10年目(富山市S邸)

    Q 戸当たりがはずれることがある。

    A 現状を確認。戸当たりをはずすとドア枠を固定しているビスが打ってあることを紹介。ボンド固定するとはずれてこないのですが、有事の際には戸当たりを削ることもあるので、室内の湿度変化や扉の使用頻度等によって戸当たりがはずれることがありますが、手で叩いて納めて頂くようお願いしました。

    [洗面脱衣室]

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  • 【メンテナンスフリーのデッキ材は美しさが長持ちしています】2016年10月18日(火)お家の点検10年目(富山市S邸)

    お客様は、建てた当初はデッキの上で洗濯物を乾かそうと考えていたとのこと。ところが、サンルームを増設したのでデッキではほとんど干していないご様子。

    これはメンテナンスフリーのデッキ材です。10年経っても新築時のキレイさを維持しています。

    [デッキ/南側]

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  • 【洗濯物を干す場所】2016年10月18日(火)お家の点検10年目(富山市S邸)

    洗濯物は主にサンルームで干しているのですが、冬場の乾きにくい時期は蓄暖の前で干しているご様子。

    [サンルーム/東側]

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    蓄暖の前面から乾いた温風が吹き出してくるので洗濯物は乾きやすいのですが、大量の洗濯物から放出された大量の水分は「除湿や換気をしないと室温の低下にともなった結露の原因」にもなります。大量の水分を含んだ暖かい湿った空気がLDKの扉の開閉で2階に上昇すると、冷たいサッシの表面に付着して結露化することもあります。

  • 【T邸の紹介/定期的に訪問することでお客様は安心されます】2016年10月13日(木)お家の点検1年目(富山市T邸)

    2016年10月13日(木)お家の点検1年目(富山市T邸)

    所要時間 13:00~14:02 晴れ

    スタッフ 砂田、恒田、渡辺

     

    【T邸の紹介/定期的に訪問することでお客様は安心されます】

    弊社の訪問検査は1年目、2年目、5年目、10年目の計4回。様々な現象や事例を見てきていますが、住まわれて将来的にどのような不具合があるのか?はお家を構成する部材や設備、建具等の使い勝手・使用頻度等によって起こり得る現象が異なってきます。

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    水漏れの場合は・・・

    これは水漏れが発生しているか?の検査です。水またはお湯を出したり止めたり、流量を調節できる給水バルブ(弁)の周囲、給水管の接続部分にはパッキンが噛ませてあることで水漏れを防いでいます。そのパッキンの劣化等によって接続部分からの水漏れが発生することもあります。

    [洗面脱衣室]        [キッチン]

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    給水管の接続部分の構造はネジ山になっていて水が漏れにくい構造になっているのですが、給水管は常に上水道の加圧があるので、奥まで締め切ってもその奥に隙間があった場合は水漏れが起こるようです。そこでパッキンがあると、接続部分の隙間をなくすことができるのですが、パッキンは消耗・経年劣化して小さくなるので、交換が必要になってきます。

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  • 【壁クロスの変化と補修】2016年10月13日(木)お家の点検1年目(富山市T邸)

    壁クロスの状態を確認。近年の1年目点検では、弊社の断熱仕様が変わったからなのか、サッシの真下の壁クロスに膨らみ等の現象が発生している傾向があります。今回の点検現場では見受けられず、ジョイント部分で僅かに膨らみがある程度でした。

    [2階寝室/北側]

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    Q クロスの隅っこ2箇所に掃除機を何回もぶつけて剥がしてしまった。

    [LDK/洗面脱衣室側]   [LDK/キッチン側]

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    剥がれた箇所にコークボンドを充填して指先で剥がれたクロスを接着。ローラーで均して目立たないように補修します。

    [LDK/キッチン側]

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    お客様からの申し出があった際、検査員が手直しできる程度の補修の場合はアフターサービスの一環で対処することもあります。

    [LDK/洗面脱衣室側]

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