点検ブログ

  • 【トイレ】2014年6月17日(月)お家の点検10年目(立山町H邸)

    木肌が美しい木製のフローリング仕様。汚れには強いのですが水には弱い性質があります。
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    便器と床材との間は白く変色している跡。お客様は使い勝手等が原因と考えておられましたが、便器やトイレタンク周りに発生する結露水が大きな要因。便器内はもちろんですが、便器周りなどの意識的な拭き掃除、換気扇による日常的なトイレ内空気の循環もお願いしました。
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    トイレ内で起こり得る現象のひとつとなっている「便器やタンク周りの結露」。換気扇の常時運転によってトイレ内の空気を循環させること」である程度抑えられるものと思われます。

  • 【点検枡】2014年5月30日(金)お家の点検10年目(富山市Y邸)

    [雨水枡]

    雨水枡の点検を実施。泥等の溜まりは少なく特に異常はありません。

    [建物右面/北西側]

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     [建物右面/南西側]    [建物左面/南東側]

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     [汚水枡]

    点検を実施。白い油脂等が少し溜まっていました。

    [建物正面/北側/浴室・洗面化粧台等]

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     どのお客様も汚水枡に溜まっている白い油脂等を見られると驚かれます。「お掃除しなきゃイケナイ?」と衝動に不安に駆られて?点検スタッフと一緒になってお手入れされるお客様もいらっしゃいます。

    今回もお客様の目の前で近くにあるホースをお借りして枡内を洗浄しました。

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     このような洗浄を定期的に実施することが排水管の詰まり防止になります。パイプスルー等の薬剤は排水口から点検枡の手前ぐらいまで距離を洗浄しますが、詰まり現象は実際に蓋を開けて手でメンテナンスしないと「いつも薬剤で排水管が詰まらないようにしている」と言われても本来の詰まり防止には難しさがあると思われます。

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     その横にある汚水枡(キッチン)を確認すると、白い油脂等が詰まりそうなくらいに溜まっていました。

    [建物正面/北側/キッチン等]

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     水の勢いだけでは排水管の内壁にこびり付いた油脂等が流れにくかったので、棒で突いて剥がしながら洗浄しています。

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     数分程度の作業ですが、汚水枡の底部及び通気口の内部に溜まった油脂等はキレイに流されました。

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     お客様は「定期的に洗浄してください」と聞いても・頭で分かっていても、なかなか出来ないのが一般的。このように「キレイになった」という実感を点検スタッフと一緒に共有すると、不思議と次のお手入れに活かせると私たち点検スタッフは考えています。

  • 【トイレ】2014年5月30日(金)お家の点検10年目(富山市Y邸)

    1階、2階は無垢材の単層フローリング仕様であり、ビニール製のクッションフロアと違って、汚れにくく木目の色合いや雰囲気は非常に良いと思われます。ただし、木は水に弱いので便器やトイレタンクに発生する結露水に対して日頃の拭き掃除やワックス等のメンテナンスに心がけること、結露が発生しやすい時期はトイレ内の換気扇をつけて空気を循環させること、等々に気をつけて頂ければ床材の変色現象は発生しにくくなると思われます。

    [1階]

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     [2階]

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     床材へのワックスを定期的にかけておられるご様子。前回の5年目点検での「トイレは結露しやすい」というのをハッキリと覚えておられるのには非常に驚かされました。

  • 【点検枡】2014年5月19日(月)お家の点検10年目(富山市K邸)

    [雨水枡]

    雨水枡の点検を実施。泥等の溜まりは少なく特に異常はありません。内部に溜まる泥は屋根や樋に溜まった泥やホコリ等が雨天時に雨樋を伝って入ってきます(外部水栓からの排水も含まれます)

    [建物右面/北側]

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     [建物後面/西側]

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     [汚水枡]

    点検を実施。白い油脂等が少し溜まっていました。

    [建物右面/北側/キッチン等]

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     今回も持参したバケツで対処。長い木で突きながら・擦りながらバケツの水を流しています。白い油脂等が溜まる原因となる油汚れを落とした洗剤排水。電子的・温度的に油分が再放出されることで排水管の壁に少しずつ溜まっていきます。

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     [キレイに流された後]

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  • 【10年目点検を迎えて・・・結露跡や気づき】2014年5月19日(月)お家の点検10年目(富山市K邸)

    サッシ枠のゴム部分には結露跡と思われる小さなカビが少し発生していました。

    [LDK/南側]

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     LDKはホットマン(温水ルームヒーター)を使える床仕様になっています。色々とお聞きすると、灯油価格高騰の影響もあってか石油ファンヒーターを使うこともあったそうです。また、乾きにくい洗濯物をLDKで干すこともあり、衣類から放出される水分が室内の湿度を増加させている環境にもなっています。

    [LDK]

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     サッシ枠に発生した結露水が溜まって床に流れ出たことがあったのか床材が少し変色していました。冬の寒い季節、厚手のカーテンを開けて隅っこに収納すると濡れているのが分からなくなる場所でもあり気がつかなかったのかもしれません。

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     さて、お家を新築して10年目を迎えること。お客様にとってはひとつの節目ですし、弊社・中田工務店にとっても10年目点検という大きなイベントになっています。

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     10年目点検を迎えるまで「1年目、2年目、5年目」と順番に訪問点検を実施していますが、その都度、お客様に重点的にお伝え・説明する内容や事例等が違ってきます。仮に1年目のお客様に10年目点検のお話をしてもなかなか実感が沸かないこともあります・・・(汗)

    でも、弊社・中田工務店が「10年目点検に時間をかけて実施している」という事実をお客様に伝えて、それを理解して頂くだけでも私たち点検スタッフに対する信頼感が少しでも違ってくることを期待しています。

  • 【点検枡】2014年5月17日(土)お家の点検5年目(滑川市O邸)

    [雨水枡]

    雨水枡の点検を実施。泥の溜まり等は特にありませんでした。

    [建物正面/西側]

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     [汚水枡]

    点検を実施。白い油脂等が少し溜まっていました。

    [建物右面/南側/キッチン等]

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     手元に長いホースが無かったので、持参したバケツに水を拝借して枡内に流し込みました。お客様にも現状を確認して頂き、油脂等はこのような長い棒で擦ったほうが取りやすくなることを助言。

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     配管内を長い棒で擦りながら水を流した後の様子。配管の壁がキレイになりました。

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     他にも汚水枡はありますので、同じような方法で定期的にお手入れして頂くようお願いしました。

    [建物右面/南側]

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  • 【点検枡】2014年5月16日(金)お家の点検10年目(富山市M邸)

    [雨水枡]

    雨水枡の点検を実施。枡内を定期的にお掃除されておられるそうで、特に泥の溜まりはありませんでした。風の強い日は蓋が飛ぶ(風が雨樋を伝って枡内の空気圧が上がる)こともあるようで、蓋と排水管を細いヒモで結んでおられます。

    [建物左面/南西側]

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     [建物左面/北西側]

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     [汚水枡]

    点検を実施。白い油脂等が少し溜まっていました。

    [建物後面/北側/キッチン等]

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     長いホースが無かったので、お家にあったジョウロに水を入れて頂きました。ジョウロから水を出す勢いで油脂等を流して汚水枡内を洗浄しています。(当然ですが、先端のシャワー口は取り外します)

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     汚水枡の横にある通気口にも油脂等が溜まっていました。お客様にも現状を確認して頂きました。

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     先ほどと同じ要領でジョウロから流れる水の勢いを利用して次々と洗浄させています。

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     配管の壁にこびり付いている油脂等は水の勢いだけでは流れにくかったので、棒で突いて剥がすようにしています。お客様も点検スタッフの要領の良さに頷いておられました。

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  • 【お掃除・お手入れ】2014年5月16日(金)お家の点検10年目(富山市M邸)

    「今回の10年目点検に備えて換気フードの金網を掃除してみた(笑)」とお客様。

    誰だって(点検スタッフ自身もそうですが・・・汗)お手入れする時間や暇はなかなか作れないもの。「中田工務店の点検チームが定期点検にやってくる」というプレッシャー?もあってか、「お掃除・お手入れをしなくちゃ」の効率・モチベーションが上がったようですね。

    [建物右面/東側]

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     Q コーナー材の底部は塗装したほうが良いのか?

    A 記録を見ると、5年目点検以前にお客様DIYで塗装されていたご様子。現状を確認すると、塗装面が劣化・剥がれてきて藻が発生していました。定期的な防水塗装(サンドペーパー等で汚れを落とした後)が必要になる箇所となります。

    [建物右面/東側]

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     Q 以前に洗濯機を新しく買い替えたのであるが、排水口の位置が合わなかった為、洗濯機の下にレンガを敷いて排水管を排水口に回している。だからか、洗濯機がすすぎモードに切り替わるとガタガタうるさい(笑)

    A 現状を確認。約10年前と近年の洗濯機を比べると、性能が向上してサイズ等も様変わりしてきました。新築時は旧家・部屋からの持ち込みリストに洗濯機があるとそれにマッチするように設計・施工されますが、その後の購入についてはお客様次第になってしまいます。不具合等があれば今後も引き続きご提案させて頂くことになりました。

    [洗面脱衣室]

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  • 【排水口の掃除】2014年5月16日(金)お家の点検10年目(富山市M邸)

    Q 排水口の掃除をしたいが、どこまで取り外しても良いのか?

    A 現状を確認。お客様は表面の取り付けられている金物を次々と取り外されました。

    [浴室]

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     外せる部材を全て取り外された状態。

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     最終的には水洗いして元の位置に取り付け直しました。日常的なお掃除でココまですることはありませんが、点検スタッフに構造的にどうなっているか?を確認する意味だったのかもしれませんね。

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  • 【10年目点検後の突然のご依頼/もうすぐ10年目点検を迎える近所のお客様】2014年5月16日(金)お家の点検10年目(富山市M邸)

    Q トイレの水がチョロチョロ出ている。水がもったいないわけではないが、すぐに見て欲しい。

    A 現状を確認。もうすぐ10年目点検を迎えられるお客様宅でのトイレの不具合です。新築から約10年経過すると、トイレタンクの中もお手入れの必要がでてきます。

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     [トイレの水が流れる仕組みを再確認]

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     黒い水が出てきました。これはタンク内のゴム管の劣化・その周りに付着していた薬剤もあると思われます。タオルでキレイに拭き取っています。

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     試行錯誤しながらですが、ようやくキレイな水が流れるようになりました。濡れた便器周りもタオルで丁寧に拭き取って補修作業完了。気になっていた水の音も解消されました。

    原因は長年にわたるゴム管の経年変化や薬剤・芳香剤によるゴム管への影響もあるかと思われます。

    お客様に原因を知って頂くことで定期的なメンテナンスの必要性を理解して頂きました。

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