点検ブログ

  • 【クロスの糊】2011年10月13日(木)お家の点検1年目(富山市八尾町K邸)

    白くオブラード状に浮き出ているクロスの糊を発見。引き渡しの前には内装業者の方が細やかな拭き掃除しているのですが、完全に乾燥した後に分かる「糊の残った跡」です。
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    濡れ拭きで掃除すると乾いた糊成分が水分を含んで再生(クロスの糊は水溶性)し、拭いた範囲に伸びることもあります。乾拭きでいったん下に落として掃除機等をかけたり、糊部分を包み込むようにしたりしてお掃除して頂くようお願いしました。
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  • 【クロスの隙間等】2011年9月15日(木)お家の点検2年目(富山市M邸)

    Q クロスの膨らみやヨレ、隙間等がある。
    A 現状を確認。「下地の木部が湿度変化により伸縮し、それにともなってボードも動くこと。クロスの膨らみは下地がクロスを左右に引っ張った後に縮むこと(クロスの糊が剥がれる)で発生する現象」と説明。後日、クロス補修を実施する事をお約束。
    [リビング/膨らみ]
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    [2階居室他/膨らみ・隙間等]
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    クロスが引っ張られる(下地材に追随)ことで起こる現象です。
    [リビング/隙間]
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    クロスの色や柄を見ると、色付きで模様があるので、コークボンドで目立たないように隙間に充填しても逆に目立ってしまう可能性があります。5年目点検時のクロスの状態を見て判断する事をお約束。
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    クロスの下地であるボード同士の間隔が広がったり狭くなったりしてクロスが追随できずに隙間となって現れてきます。ボードの寸法等をジェスチャーで分かりやすく説明。
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  • 【クロスの隙間・浮き等】2011年9月14日(水)お家の点検5年目(富山市A邸)

    Q 天井クロスに隙間・浮きがある。
    A 現状を確認。昨年にもお客様から問合わせがありました。当時は天井クロスを貼り替える場合、施工費の半分(約3万円)で補修するご提案でした。
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    これは木部の湿度による伸縮で下地のボードが動き、この動きにクロスが追随できないことによって発生する現象です。コークボンドで目立たないように補修しても逆に目立ってしまう事例を紹介。完全に隠す場合は貼り替えるしかないと説明し、お客様に理解して頂きました。
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  • 【クロスの隙間】2011年9月14日(水)お家の点検5年目(富山市A邸)

    クロスの隙間について。木部が湿度変化によって動くことでクロスも追随し、お部屋の隅っこに隙間が発生する現象を紹介。
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    そこで、施工面では隙間が発生することをあらかじめ想定して、コークボンドというボンド剤を隙間に充填しています。ボンド剤にも耐用年数があり、室内の諸条件によって異なっていることを説明。
    隙間が見えても景観上であり、隙間風が入ったり、構造上には全く問題ないことを改めてご理解頂きました。
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  • 【クロスの隙間】2011年8月24日(水)お家の点検2年目(富山市婦中町K邸)

    下地の湿度変化による伸縮等でクロスの隙間が数箇所で発生していました。今回はコークボンドを充填して目立たないように補修しています。コーナー部分に隙間が発生しても、隙間風が入ってきたりすることはありませんが、見た目で気になるご様子。
    [和室]          [階段口]
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    階段口のコークボンド補修の様子です。周囲から足元の状態を見ると、かなり危険かも・・・(大汗)
    脚立を階段の段違いに配置しているので、バランスが微妙・・・(汗)
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    これは脚立を使っていません(当たり前ですが・・・笑)
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    コークボンド(水性)は一般的に2年が耐用年数となっています。充填した箇所が乾燥して年月が経過すると、プチプチ状になることもありますが、景観上であって、構造上は全く問題ありません。

    [サンルーム]
    また、定期点検の返信葉書には「サンルームのクロスの切れ」と書かれていました。この現象は下地ボードのジョイント部分の広がりです。湿度変化による伸縮で下地材が動いて内装クロスが追随できずに隙間となって現れています。
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    ヒビ割れ部分にコークボンドが充填できるようにカッターで改めて隙間を作っています。
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    カッターで開けた隙間にコークボンドを充填しています。
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    はみ出たボンド剤をタオルで拭き取って、ローラーを強く押し当てています。
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    仕上がり(補修後の様子)をお客様に見て頂きました。近くでよ~く見ると補修跡が分かりますが、遠目では分かりにくくなった状態にお客様は満足そうです。
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    [寝室]
    天井クロスには「浮き」や「ヒビ割れ」現象がありました。下地材の伸縮(湿度による)によりボード動くことで、ビニール製のクロスが追随して跡が出てきます。
    目立たないように補修をかけても良いのですが、逆に補修跡が目立つことも考えられます。昼間の太陽光では分かりにくいのですが、照明を点けると天井も照らすので発見しやすくなります。
    お客様との協議の結果、このままの状態で良い事となりました。
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  • 【お家の部材の保証後は・・・】2011年8月24日(水)お家の点検5年目(富山市K邸)

    お家を構成する部材。
    弊社がお引渡しの際に発行している保証書では「クロス保証」が2年となっています。
    ご家族が暮らしておられて、クロスの隙間等は構造上、全く問題は無いのですが、見栄えが気になる箇所。今回は5年目点検だったのですが、大矢が持参しているコークボンドで隙間を充填しました。
    [トイレ前]
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    [和室]
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    [玄関口]
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    ここで、大矢に聞いてみました。
    「手付き(格好)や道具類が職人さんみたいになってるね?(笑)」
    「やっぱり、自分で補修できるようになれば、お客様に喜んで頂けるし・・・(壁|▽//)ゝテレテレ」と大矢。点検現場だけでなく、様々な場面で対処しているそうです。
    大矢の日頃の言動を見ていると、現場監督というお仕事は建築現場での指示だけでなく、DIYで出来ることは率先して取り組むことで「お客様満足度もアップ(喜んで頂ける)」という考えを持っているようですね。

  • 【壁クロス】2011年7月23日(土)お家の点検5年目(富山市O邸)

    リビングや居室等にクロスのヒビ割れや浮き等を発見。クロスの下地材であるボードのジョイント部分やお部屋のコーナー部分は年月の経過(経年変化)で隙間やヒビ割れ等が発生しやすくなります。クロスはビニール製であり、年月の経過とともに次第に硬化すると、下地材が湿度変化(季節の変化や天候)による伸縮(木部の調湿作用)に追随できなくなってヒビ割れや隙間等の現象が起こります。
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    クロスの保証は2年目で切れていますが、今回は点検スタッフが点検現場に携帯しているコークボンドで、出来る範囲になりますが、目立たないようにコークボンドを充填して補修することになりました。コークボンドを出して指でなぞり、タオルで吹き上げて、均等になじむように工夫しています。
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  • 【お家のアフターメンテナンスとして、お客様と第一歩】2011年7月23日(土)お家の点検5年目(富山市O邸)

    今回は5年目点検。
    外回り点検では・・・
    点検枡(雨水枡、汚水枡)や外壁の塗面、コーキングの弾性、屋根等々。
    自然環境や立地条件等の影響による経年変化(劣化等)について検査しています。
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    室内の点検では・・・
    玄関ドアや室内ドア(開き戸、引き戸、吊り戸)の開閉でドライバーを使った調整、コークボンドによるクロスの隙間等を目立たないようにすること、お客様からの質疑応答等々、ご家族が生活されることによる建具等の経年変化(消耗・摩耗等)について検査・対応しています。
    点検スタッフにはちょっと大変かもしれませんが、小屋裏(天井裏ですが、夏場はサウナ状態・汗)や床下(移動が苦しい・汗)の状態も検査します。
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    こうしてひと通りの点検作業が終わり、点検表には結果や過程等を記入しています。次回の10年目点検では1年目、2年目、5年目の流れがひと目で分かると思います。
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    新居に住まわれる際に、弊社担当スタッフからの「経年変化等によって、起こり得る現象や事例等」のひと通りの説明はありますが、お家が新しい時はその後の状態なんてなかなか想像できません。一般的にはアフターメンテナンスよりも新生活に考え方が傾くのは仕方がないと思います。

    これは「住まいの管理手帳」です。記事の説明をしながらお渡ししている様子。
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    これをひと通り読むと、お家に関する仕組みや現象・事例等のほとんど分かるかと思います。
    「普段何気なく使っている建具って、実はこういう仕組みなんだ!」や「そっか、だからこうなるんだ!」、「だったら、こうすれば良いんだよね!」等々、この発見・気づきが第一歩になりますよね☆

    そしたら、第二歩って・・・?
    それは、コークボンドや潤滑油(CRC)、ドライバー等をホームセンターで買う行動になります♪
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    この続きは・・・本ブログの他の記事にて☆☆☆