Q クロスに隙間がある。
A 現状を確認。階段口から2階居室に至るまでのクロスの隙間等にコークボンドを充填。今回も脚立の脚バランスが悪いので、渡辺の足の甲に脚立の脚を乗っけてバランスを取っています。
[階段口/踊り場上部]
[階段口/踊り場]
[階段口/1階入口付近]
Q クロスに隙間がある。
A 現状を確認。色違いのクロスの間が剥がれてきたようです。
[階段口/寝室前]
コークボンドを剥がれた箇所に再度充填、ローラーで均してタオルで拭き仕上げ。
2階ホールから寝室への短い階段は曲がっているので、脚立をバランスよく置くことができません。そこで、脚立の脚の3点は階段桁に置いて、残りの1点は足の甲にしました。非常に痛かったのですが、安全第一ということで・・・(汗)
[2階居室]
コークボンド充填とタオル拭き取り
手際よくコークボンドやタオルを使って目立たないように補修しています。
[クロスのヒビ割れ]
Q 天井のクロスに白い線が出てきた。指で擦ると少しは取れるが、ヒビ割れなのか?
[寝室天井]
現状を確認。下地ボードのジョイント部分(クロスが左右に引っ張られている)であり、タオルで擦るとクロスのヒビ割れが分かる様子。コークボンドで調色しながら補修(一般的にはクリアかホワイトのコークボンド)という方法もありますが、補修跡が逆に目立ってしまうこともあります。お客様との協議の結果、このままの状態を理解して頂きました。
[2階ホールの天井]
[コークボンド充填] [タオルで拭き均し]
[スポンジで拭き仕上げ]
Q クロスの隙間等がある。
[リビング/コーナー/隙間]
これはクロスの膨らみ現象です。その少し左側に下地ボードのジョイントがあります。
[リビング/壁]
A 今回は当時のクロス施工の協力業者の方にも同行をお願いしていました。一般的な補修方法ですが、クロスの膨らみ部分をカッターで切れ目を入れてコークボンドを充填、ローラーで均等に均しています。
[クロス補修道具] [クロス施工の道具入れ]
光の加減、撮影時の角度等によってクッキリとは撮れていませんが、以前よりは目立たなくなりました。
[ビフォー] [アフター]
お客様は今回の一般的な補修跡には納得されず、クロスの部分貼り替えを強くご要望されました。
弊社からの説明では・・・「大きな吹き抜けがあって、上からの部材等圧力でこのような膨らみ現象は発生しやすい」でしたが、お客様側からは・・・「発生することが変。1年目点検では「貼り替える」ニュアンスだった」と強く抗議されました。同じ言葉であってもお客様と弊社の認識が違ってしまっていた事例になりました。
今回のクロスの柄・模様は「横」です。「縦」の場合は「縦に切る」補修でも柄をつなぎ合わせれば目立ちにくくなるのですが、横の柄の場合はつなぎ部分が目立ってしまうと思われます。お客様との協議の結果、貼り替え範囲は膨らみ現象のあった周辺から北側の外壁面までの長さになりました。弊社の説明不足・説明の仕方に不備があったことが原因と思われます。丁重に謝罪しました。
天井クロスの割れを発見。デジカメの不具合でレンズ内の汚れによるポツポツ薄い斑点がかなり目立っていますが・・・(汗)
[2階寝室]
下のほうにもヒビ割れが発生していました。湿度変化等による木製の下地やボード、クロスの伸縮等の違いによるところが主な原因となります。
13畳ある洋室。割れている箇所を見ると透明になっている状態。過去に弊社によるコークボンドを使って目立たないように補修されていた跡と思われます。クロスの保証は2年、現在は保証対象外となっています。お客様DIYで目立たないように補修することも可能ですが、もし、費用をかけて補修される場合、将来的に子供部屋等で間仕切りを作る際に補修・貼り替えされたほうが経済的になります。
[2階洋室/壁] [2階洋室/天井]
壁、天井面に隙間が見受けられました。目立たないように補修する場合は別途見積書を提示させて頂くことを説明すると、現在のままで良いことになりました。
[2階ホール]