点検ブログ

  • 【クロスの隙間等】2012年11月10日(土)お家の点検1年目(富山市H邸)

    Q 壁クロスに浮き等がある。
    [洗面脱衣室]
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    現状を確認。天井クロスにも少し浮き等が見受けられました。室内照明の場合、太陽光と違って下からも照らされるのでクロスの変化が分かりやすくなります。これは下地材の石膏ボードのジョイント部分に起こり得る現象であり、全てのクロスは2年目点検後のフォローでコークボンド補修(目立つ・目立たないが基準)することになっています。
    [リビング]
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  • 【クロスの隙間等】2012年11月10日(土)お家の点検1年目(富山市婦中町N邸)

    Q クロスのコーナー部分に隙間等がある。
    A 現状を確認。クロスの変化は「湿度変化による下地材(木部)の伸縮等によってビニール製のクロスも追随すること」で起こります。日常の生活(壁クロスとしての機能性)では問題・不便・不都合は無いのですが、少し見栄えが悪くなるという現象があります。
    [2階居室]
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    この伸縮現象を考慮してクロスのコーナー部分では「切る施工」が一般的です。なお、切った部分にはコークボンドが充填されています。
    [リビング]
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  • 【クロスの隙間等】2012年10月20日(土)お家の点検2年目(高岡市M邸)

    Q クロスに隙間が開いている。
    [2階居室]
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    A 現状を確認。コーナー部分のコークボンドが経年変化等でプチプチ状になっていました。新築時のクロス施工は湿度変化によって下地材が伸縮すると、石膏ボードの表面に貼ってあるビニール製のクロスも変化します。クロスの動きに備えてコーナー部分はあらかじめ「切る施工」になっています。
    「曲げる(折り返す)施工」の場合、クロスが変化することで「よじれ」等が発生することもあり、跡がついてしまうこともあります。
    [階段口]
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    そこで、現場の施工ではあらかじめコーナーに隙間を開けて「クロスの伸縮に対応」させて、その隙間部分にコークボンドを充填しておくことで見栄えが良くなるように保っています。
    ただし、コークボンドにも耐用年数がありますので、数年後にはまた同じ現象(隙間が開く)になることもありますので、DIYでお手入れして頂くようお願いしました。

  • 【クロスの隙間等】2012年10月17日(水)お家の点検2年目(富山市婦中町T邸)

    Q クロスを傷つけてしまった。何とか直す方法はあるのか?
    A 傷の程度(大きさ)にもよるのですが、小さな傷の場合は(今回の)2年目点検後のフォローで壁クロスの隙間等にコークボンド充填・パテ処理で目立たないように補修することとなります。
    [クロスの傷/L→DKへの階段(中2階がDK)]
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    [クロスのよれ/和室横の廊下突き当たり・玄関近く]
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    [クロスの浮き/2階居室]
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    クロスの厚さ、柄、色などによって、クロスが変化に対するコークボンド補修跡が目立つ・目立たない現象が出てきます。一般的にお客様によるクロス仕様の選択はデザイン優先と思われますが、湿度変化等によるクロスの変化(起こり得る現象)や補修時のコークボンドの色などを考慮(メンテナンスも考える)したほうが後々の補修等を考えると、長い眼で見てトータル的に良いこともあります。

  • 【クロスの隙間等】2012年9月25日(火)お家の点検1年目(射水市M邸)

    Q 壁クロス(引き戸の上)が膨らんでいる。
    A 現状を確認。
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    下地ボードのジョイント部分です。下地材の湿度変化による伸縮等で壁クロスに変化(膨らみ等)が発生する、起こり得る現象のひとつです。クロスは2年保証なので、2年目点検後のフォローで全ての箇所を検査・補修することをお約束。
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  • 壁クロスの膨らみ】2012年8月23日(木)お家の点検5年目(富山市Y邸)

    Q 下地ボードのジョイント部分の壁クロスが膨らんでいる。夏の時期は膨らみが激しいが、冬になると元に戻っている。
    [2階廊下]        [天井付近]
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    A 現状を確認。下地ボードのつなぎ目(ジョイント部分)で発生したクロスの膨らみとなります。
    お客様は建築関連のお仕事をされている方。季節や天候による湿度変化で下地の木部が伸縮してボードの表面に貼ってあるビニール製の壁クロスが変化することは理解されておられます。
    [真ん中付近]       [廊下付近]
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    クロスの変化は構造上の問題は無いのですが、見栄えが気になることも。今回は5年目点検。もし目立たなくしたいご希望があれば、多少の費用はかかりますが何なりと申し付けて頂くようご提案しました。

  • 【クロスの亀裂】2012年6月30日(土)お家の点検1年目(富山市O邸)

    クロスの亀裂を発見。
    [2階洋室]
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    [亀裂の上部]       [亀裂の下部]
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    このクロスの状態は一般的にお部屋のコーナー部分で隙間が開く現象とは違って、下地材の伸縮等によってクロスがいったん開いて閉じた形跡がありました。当時の部材の含水率に少し問題があってこのような現象が発生したようですね。今回は1年目点検。弊社の施工責任がありますので、2年目のクロス保証まで待って様子を見て頂き、片面を貼り替えることをお約束。
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  • 【クロスの隙間等】2012年6月22日(金)お家の点検2年目(富山市K邸)

    築2年。クロスの変化はほとんど見受けられませんでしたが、一部にクロスの浮きがありました。
    [2階居室]
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    建築工法は地震に強い2×4(ツーバイフォー)です。2×4工法での他の点検現場の事例を見ていると、階段口の壁面で下地ボードのジョイント部分でのクロスの「浮き」現象が目立っている事例が多かったのですが、お客様宅ではそのような現象はありませんでした。
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    クロスを大きく貼る施工でなく、途中で切る(廻り縁を入れる)方法が良かったものと思われます。デザイン的にもマッチしていますね。
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