奥様は昔、ピアノかエレクトーンの先生をしていらっしゃったようです。
「私のライフワークなのよ♪」と奥様。楽譜が読めるなんて、羨ましい限りです!!
お客様の念願だった薪ストーブ。燃料となる薪は、お客様ご自身で買いに行ったり、取り寄せしたりされているそうですね。
「薪ストーブ」から連想するのは「揺れる炎を見ながら、ロッキングチェア(揺れる椅子)でユラリユラリと編み物や家族が楽しく団らん」や「ワンちゃんと子供さんのお昼寝」等が連想されますね。
ちょっと西洋かぶれみたいですが・・・(汗)
遠赤外線や輻射熱が体の芯まであっためてくれそう。
薪ストーブは本体の中で薪が燃焼するので、室内に水蒸気が発生しない(結露の心配が不要)特徴がありますが、蓄熱式電気暖房機(蓄暖)同様、空気が乾燥(過乾燥?)するので、ご家族の健康を考えると適度な加湿が必要となります。
また、床材(無垢材)等を事前に選ばれる際には、隙間や反りが発生する事もありますので、注意して下さいね。
薪ストーブの施工では様々な方法があるようです。
今回ご紹介しますのは関連会社の導入事例で、「V・キャスティングのアンコール(ミドルクラス)」、「2階床抜き煙突」での施工です。お家の真ん中に薪ストーブを置いて、中心的な存在になっています。
一般的に薪ストーブの煙突設置については「真っすぐ」、「高く」、「棟の近く」がベストと言われているようです。
2階の床から2階の天井へ突き抜けている様子。煙突は断熱仕様になっています。
炎が見える位置には遠赤外線、本体(鋳物仕様)には燃焼による熱が蓄熱されて、輻射熱(赤外線)が室内へ放射、空気の対流でお家全体が暖まる仕組みになっています。
熱の伝わり方には「対流」、「伝導」、「輻射(放射)」があります。
(参考/2008年8月30日富山市I邸2年目点検、蓄熱式電気暖房機の設置)
また、薪ストーブのほかに巷で話題になっている暖房機としてペレットストーブも人気があるようです。
機会がありましたら、次回は施工事例等の特集を組んでみたいと思います。
(参考/2008年10月21日砺波市N邸5年目点検、ペレットストーブ)