リビングで床鳴り現象を発見。床鳴りの音から判断すると、床下にある鋼製束の伸縮音(金属音)と判明。そこで、床下点検も兼ねて改善(鋼製束の増し締め)することになりました。
配管を避けながらコロコロを手にとって仰向けで床下を進んでいます。
床下用コロコロです。いつもと少し違っている感じがします。色や形、端っこの溝から判断すると、市販されているカラーボックスの棚が材料だったのでは?と。上手に車輪も取り付けて工夫されています。
無垢(ムク)のフローリングです。木肌や木の艶がご友人からとても羨ましがられているご様子。
エアコンの背面の穴がキレイに補修されていました。お客様がお引渡し後にエアコンをご購入して取り付けられたのですが、施工業者の方に不手際があったのか、穴が開いていました。そこで、1年目点検後のフォローの中で、モルタルを詰めてガイナを上から塗布した経緯がありました。
[補修前] [補修後]
[結露跡]
リビングのサッシです。特に結露跡は見受けられませんでした。
お客様宅ではリビングと2階のホールに蓄暖があります。2階の蓄暖はほとんど使用されていないご様子。1年目点検の聞き込みでは「吹き抜け天井のシーリングファンもあり、1階のリビングの蓄暖で暖められた空気が対流によって2階に干している洗濯物がよく乾く」とのことでした。
2階の蓄暖は1階の天井があるキッチンに置いたほうが良かったとのご感想です。
[照明の位置、明るさ]
1年目点検での感想は「照明の位置や明るさにはあまり納得されていなかった」ご様子。リビングでは太陽光がガラスを通して斜め上から差し込む吹き抜け窓(南と西)、明るさを補完するスポットライトがありますが、天井があるDKはリビングに比べると少し暗く感じてしまっているのかもしれません。
お家の長期保証は当たり前になっている世の中。どのような点検が理想的なのか?
段階的に行なわれている弊社の1年目、2年目、5年目、10年目点検。
テーブルの上には点検表(お客様控えと弊社控え)がカーボン紙を挟んでお客様と弊社が密接につながっています。
デジカメで撮影した箇所をお見せしている工事スタッフ。ひとつひとつの応答を終えてお客様のサインを頂いています。
図面を手に本日の点検でお客様からの指摘があった点、スタッフが気づいた点を赤ペンで書き込んでいる設計スタッフ。
今回の点検は2年目。次の点検は3年後の5年目点検です。
お客様宅の長期的な保証は、弊社の専門スタッフの訪問点検で成り立っています。
お客様の快適なお家空間を、アフターメンテナンスを考えながら創造していきたいですね。