点検ブログ

  • 【屋根点検】5月20日(水) 定期点検5年目(富山市婦中町T邸)

    点検を実施。
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    コロニアルの剥がれが1箇所発見されました。風雨や積雪等が原因と思われます。そこでコーキングを使って貼り付けました。
    [ビフォー・アフターの様子]
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    また、棟板金の釘が浮いていたので、ハンマーで増し打ちを実施。棟板金が強風等の自然環境の影響で少しずつ動いて釘が出てきたものと思われます。経年変化の一例ですね。
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  • 【吊り戸】5月20日(水) 定期点検5年目(富山市婦中町T邸)

    Q ドアが下がって床を擦っている。
    A 現状を確認。吊り型仕様のドアです。大量生産される既製品とは違って、造作建具は質感がとても良いのですが、建築当時は高さを調整できる丁番がありませんでした。
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    今回の建具は高さ調整ができないタイプなので、ドアの底部を削るしか方法はないのですが、他に改善できる方法を探す事をお約束。

    これは別のお家で同じ仕様。吊り戸の場合、レールは上にだけあります。ドアの重みで下がる傾向がある為、ドライバーでレール内のビスを増し締めしている様子です。
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    (参考/2007年7月15日富山市婦中町K邸2年目点検、過去資料より抜粋)

  • 【デッキ材】5月20日(水) 定期点検5年目(富山市婦中町T邸)

    中庭にあるデッキの様子です。このままメンテを施さないで放置すると腐食する可能性があると指摘。
    塗装屋さんに依頼すると塗装面積等により数十万円程度の費用がかかってしまいます。
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    お手入れ方法として、この状態から判断すると、木を洗って(汚れやコケ等をデッキブラシで擦る)、木材保護塗料※1(ホームセンターで市販されているキシラデコール等)を塗布、色はダークブラウンを選んで頂くようお勧めしました。
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    ※1 通気性を保ちながら撥水や防蟻、対紫外線効果等の特徴があります。
    (参考/2008年10月21日砺波市N邸5年目点検、木製の門扉)

    木材は湿度の変化等によって伸縮を繰り返しています。割れ等が発生すると、お家の内と外では大きく状況が違ってきます。

    内の場合、屋根や外壁材等で過酷な自然環境(風雨や紫外線等)から守られており、腐食等の心配はほとんどありません。
    逆に外の場合は、あらかじめ防水塗装が施されているのですが、雨水等が直接当たることで、次第に水分が溜まって(日光の当たり具合等)、少しずつ腐食(経年変化等)が始まっていきます。

    でも、定期的に塗装を施す(通気性を保ちながら水分を弾かせる事で耐久性がアップ)事で、腐食を遅らせる事ができます。
    また、植木鉢やプランター等をデッキ面に直接置く場合は、定期的に動かすか、台等に載せて隙間を開けて通気を確保したほうが良いそうですね。
    (参考/料材開発㈱http://www.ryozai.com/material_deck/material_deck2.htmlより抜粋)

  • 【床鳴り】5月20日(水) 定期点検5年目(富山市婦中町T邸)

    Q 雨が降った時は、キュッキュッと床鳴りがする。冬になると更に音が大きくなる。
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    A 現状を確認。床材は無垢仕様です。季節や天候、室内の湿度変化等により、床材を支えている下地材や根太等と、床下にある鋼製束との間に隙間が生じる事で起こり得る現象と思われます。
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    床下に潜って、鋼製束にビス止めをする事で床鳴り現象は改善されました。
    (参考/2009年5月20日富山市S邸5年目点検、床鳴り)

  • 【収納扉】5月20日(水) 定期点検5年目(富山市S邸)

    取っ手にグラグラ感。緩みのある状態で無理に開け閉めしていると壊れる可能性もあります。
    壊れた際に同一の部材があれば良いのですが、年月の経過で製品部材が廃番になる事もしばし。
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    部分的な交換をしても収納扉のデザインに統一感が欠けたり、それが嫌で全てを取り替えるとお客様の費用負担が大きくなってしまう事例もあります。
    そこで、「あれ?」と思った時には、裏側のビスを増し締めする事を忘れないようにお願いしました。

  • 【引き戸】5月20日(水) 定期点検5年目(富山市S邸)

    リビング側の引き戸の開閉に支障がある状態。室内湿度の変化等による木部の伸縮が主な原因です。
    そこで、柄の長い(使いやすいと思われます)ドライバーで調整しました。
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    調整方法の説明の際には、お客様自身も忘れないようにデジカメで撮影されていました。他の引き戸も同様で湿度による伸縮対応の仕様になっています。
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    右上の写真は対応できる仕組みです。上から2番目のビスを時計回りに調整すると高さが伸び、逆の場合は縮みます。また、一番下の小さなレバーを左右に動かすことで引き戸の傾きが調整できます。
    (参考/2009年3月17日富山市婦中町Y邸2年目点検、建具の調整)
    (参考/2009年2月14日富山市A邸2年目点検、引き戸)

  • 【浴室の折れ戸】5月20日(水) 定期点検5年目(富山市S邸)

    Q 開閉の際に重く感じる。
    A 現状を確認。ドライバーで調整ビスを回して開閉を滑らかにしました。
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    調整ビスを緩めると上下に動く仕組みで、折れ戸の上下に付いています。調整する場合は、上下のビスを同時に調整する事が必要です。片方だけ調整した場合、使っていくうちに壊れてしまう事例もあるので注意して下さいね。
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    折れ戸の可動部分をCRCで滑りを良くしました。
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  • 【24時間換気システム】5月20日(水) 定期点検5年目(富山市S邸)

    機械のお掃除の有無をお聞きすると、数週間前に掃除されたそうです。
    そう言えば、今から約4年前、お客様と一緒にお掃除しました。懐かしいですね。
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    ご主人から「フィルターの予備が無くなったので、注文したい」とのお申し出。後日、見積書を提示する事をお約束。
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    ここで、使った後のフィルター(白と黒)は再利用できる事を説明すると、意外な表情をされました。
    弊社スタッフの説明不足だった事を丁重に謝罪。
    ホコリを取った後は水洗いして、天日で干すようにお勧め。水洗い後の脱水方法では、手で絞りますが、破れ防止の為、軽く絞るようお願いしました。長持ちの秘訣です。

  • 【床鳴り】5月20日(水) 定期点検5年目(富山市S邸)

    Q 以前、階段の上がり口と脱衣室の床にキシミがあったが、今は階段口のほうは鳴っていない。
    A 現状を確認。床材は無垢(自然素材)仕様です。季節や天候の変化、室内外の湿度変化等の影響で床材の下地材や根太(※1)等が伸縮して、床鳴りがする時期があります。
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    ※1 床材の下地には24mmの構造用合板が貼ってあり、その下には根太、そして根太を鋼製束が支えています。
    根太が伸縮する事で起こり得る鋼製束との間や床材の伸縮による小さな隙間等にヒトの体重がかかることで擦れて音が出るようです。

    脱衣室側の検査を実施。
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    断熱材が邪魔してビス打ち(床鳴り対処)が困難でしたが、床鳴りする箇所へ数本のビスを打ち、現状を大幅に改善。少し音がしますが、床材同士の擦れ合う音。お客様へ説明し、納得して頂きました。
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    今回の床下点検での作業道具(左下)。ビスの箱、インパクト、モンキーレンチです。
    また、宮本の道具箱(右下)は三段になって、色んな道具が満載。まるでドラえもんのポケットのよう(大げさかも・・・笑)とっても立体的!!
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