点検ブログ

  • 【床鳴り、床下点検】12月12日(金) 定期点検5年目(富山市M邸)

    Q リビングで床鳴りがある。
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    A 床下に入って、床を支える鋼製束(ジャッキ)の調整を実施。今回の現象は、木部を支えている鋼製束の接続部分の釘が歩く時の加重で擦れている事が原因でした。
      前回の点検後のフォローで釘からビスへ一部取り替えた経緯がありましたが、残りの釘の部分で振動が起こっていました。
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    12月16日。既存の釘をビスに取替え。床鳴りは改善されました。
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    また、洗面脱衣室の床下に鋼製束を1本入れる事をご提案。今後、床鳴りが発生するかもしれない箇所へ事前に備えます。スケールで長さを確認。
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    12月16日。床下へ新たに鋼製束を施しました。これで今後は床鳴りの心配が少なくなりますね☆
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  • 【引き戸】12月12日(金) 定期点検5年目(富山市M邸)

    Q 和室の引き戸が開閉しにくい。
    A 現状を確認。上下の幅(高さ)を調整できるネジを指で回していましたが、なかなか状況が改善されないので、思い切って引き戸を取り外す事にしました。
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    調整ネジをドライバーで回して、現状を改善。開閉しやすくなりました。
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    (参考/2008年9月10日富山市S邸2年目点検、物入れ扉の引っ掛かり)

  • 【開き戸(2階子供室)】12月12日(金) 定期点検5年目(富山市M邸)

    Q 開閉に支障がある時がある。
    A 現状を確認。戸先近くのドアストッパーの金具が床を擦っており、傷が付いていました。お子様の使い勝手や湿度による木部の伸縮等が下がりの原因と思われます。
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    [床のキズの様子]
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    ドライバーで上下に動く丁番を調整し、隙間を開けて現状を改善。
    (参考/2008年11月16日富山市Y邸5年目点検、開き戸)
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  • 【網戸】12月12日(金) 定期点検5年目(富山市M邸)

    網戸の調整方法です。落下防止(網戸がサッシ枠から外れないように)の器具が取り付けられている事をお客様と一緒に確認。
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    階段口にある網戸の開閉状態の確認です。足場には脚立と階段手摺りを使っています。ちょっと危険作業ですが・・・
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    2階子供室の網戸調整の様子です。一般家庭ではあまり見られないドライバーですね。網戸調整専用のドライバーだそうです。サッシ屋さんも持っておられます。
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    メンテナンス課のお道具箱って、私達が想像もしないような不思議な道具が入っているとか・・・(笑)
    もし、宮本に会う機会があれば、一度覗いて見るのも良いかも☆

  • 【お家の5年目点検】12月12日(金) 定期点検5年目(富山市M邸)

    5年間生活されていると、お家の経年変化等で新築時の状況と比べて、様々な不具合等が出てくるのが一般的だと思います。でも、「どうしたら直るんだろう?」と言う素朴な疑問を持つことは、お家のメンテへの第一歩です。点検の際にはお客様にも参加して頂くことで、点検効果は倍増します。
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    私んちは、田舎の住宅で新築後、改装等を繰り返して何十年経っています。ここまでくるとメンテというよりも建替えを考えたほうが良いかもしれないですね(汗)

    今回もお客様には「住まいの管理手帳」です。今度私達が揃って伺うのは5年後の10年目。
    お家って建てたその日から経年変化がスタートします。定期点検の機会に、この冊子をお渡しするのは時期が遅かったかもしれませんが、色んな現象への対応方法や起こり得る事例も記載されています。

  • 【開き戸の擦れ】12月11日(木) 定期点検1年目(富山市H邸)

    Q リビングのドアが床に擦れている。
    A 現状を確認。室内や床下の湿度変化による木部の伸縮でドアと床材との隙間が狭くなり、戸先が擦れているものと思われます。今回は、同行して頂いた光陽トーヨー住器㈱(建材屋)さんで丁番の調整(上下、奥行き)を施し、スムーズに開閉できるようにしました。
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    お客様宅の床は無垢材です。一般家庭に多い複合フローリング(※1)と比較すると、無垢独特の特徴(厚さ15mm、自然素材、湿度による伸縮等)が影響しているものと思われます。

    ※1 天然板を薄くスライスした表面材を耐水合板等に貼り合わせた床材。合板の床材とも言われます。

  • 【最終確認】12月11日(木) 定期点検1年目(富山市H邸)

    今回は慌しく点検業務が進みました。本日の点検では一般的に起こり得る事例で、お家の周辺環境やお客様の生活スタイル(水蒸気の発生)等が原因となる、壁クロスの変化や化粧モルタルのヒビ割れ等はありませんでした。
    弊社にとっては大変、喜ばしいことなのですが・・・ 
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    これからのお家のメンテナンスに欠かせない指南書の「住まいの管理手帳」を贈呈。特に起こりやすい現象については付箋を付けてあります。

    これまでの点検現場から考えると、お家を建てる場所(周囲の環境等)や時期(季節)によっては、起こり得る現象は様々なんだな、と改めて実感しました。

    でも、お家って「建てたい、持ちたい」気持ちがキッカケ。お家の場所では、予算もありますが、ご家族のご都合が良い、利便性、周囲の環境等を考えて場所を選びますね。
    そして、ご家族で楽しんで間取りや装飾等のプラン、「夢を形に・・・」の思いが現実化する「着工、上棟、完成、お引越し」。その中で、「○月○日から新居に住みたい」というご要望があれば、新居に住み始めた時(時期や季節)がメンテナンスのスタートになります。

    こうやって逆に考えると、お客様のご希望の土地、新居へ引っ越す時期(季節)、お家の周辺環境等でお家に起こり得る現象が少し違ってくると分かりますよね。

  • 【床鳴り】12月10日(水) 定期点検2年目(富山市婦中町A邸)

    Q 以前、リビングとダイニングの境目で床鳴りがあったが、どこで鳴ってたのか忘れてしまった(笑)
    A 現状を確認。床下に入って床材を支えている鋼製束を一つずつ検査。特に緩んでいる(木部との隙間等)箇所はありませんでした。
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    湿度の変化(季節や天候等)による床材の伸縮が原因と思われます。
    木材には周囲の湿度が高いと吸湿し、逆の場合は放出するという調湿効果があります。湿度が高い季節や日には湿気を内部に溜めて膨張し、床鳴りは起きにくい状態。一方、乾燥する季節や日になると湿気を外部に放出するので収縮し、隙間が出てくることで床鳴りが発生しやすくなるようですね。

  • 【開き戸】12月10日(水) 定期点検2年目(富山市婦中町A邸)

    Q 2階のドア(左側)を閉めると1階リビングのドア(右側)がバタンと閉まる。
    A 現状を確認。バタンと閉まることは無かったのですが、ドアが揺れているのは確認されました。
      お家の気密性が高いため、空気圧の影響で下のドアが動いているものと思われます。
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    ドアを動かないようにする方法では、ラッチを動かして調整する方法と、ドアの中枠(左側のドアと右側のドアが接する部分)の間にシールを張る方法、ドア上部にドアクローザーを付ける(有償)方法があります。
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    今回は、ラッチ調整後、ある程度は現象が改善された為、この状態で納得されました。