点検ブログ

  • 【ツバメの巣】12月10日(水) 定期点検2年目(富山市婦中町A邸)

    玄関にはツバメの巣。「ツバメが巣を作ると幸福がやってくる」って幼い頃、聞いた記憶があります。
    たしか、私が小学生の頃、ツバメ調査をしていました。田舎の学校だったからなのか、ツバメにはとっても好意的で、糞害などは思いもしませんでした(笑)
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    これまでの点検現場では、ツバメの巣があるお家がいくつかありました。

    まずは一つ目の事例。
    ベンドキャップの上にツバメの巣。ツバメにとってみれば、ちょうど雨風がしのげる良い場所かも?
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    (参考/2006年7月29日富山市T邸1年目点検、過去資料より抜粋)

    もう一つの事例。
    Q 玄関口にツバメが巣を作っていたのを一度は落としたが、また作り始めている。何か対策はないものか?
    A 現状を確認。外壁には巣の残骸がくっつき、玄関タイルには糞がこびり付いていました。汚れを落とすには手間がかかるご様子。
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    新たな巣作りの最中。
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    手軽な方法では、私の実家では農作物のカラス対策で使っていますが、CDをぶら下げたり、ビニールテープを張ったりして太陽光の反射で近づかないようにする方法。カラスは学習すると対策にはならなくなるので、周辺に頑丈な糸を張って羽が引っ掛かるようにもしています。
    (参考/2006年6月2日富山市婦中町F邸2年目点検、過去資料より抜粋)
    ただ、ツバメに効くかどうかは分かりませんが・・・一般的に鳥はギラギラした反射光を嫌がるようですね。

  • 【小屋裏点検】11月14日(金) 定期点検2年目(富山市Y邸)

    点検を実施。特に異常はありませんでした。画像に白い蛇腹模様のダクトが写っていますね。これが、天井取り付け型24時間換気システムの機械と外壁に取り付けてある給排気口(ベンドキャップ)へとつながっています。
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    小屋裏点検の際には、2階の収納(お客様宅ではクローセット内)の天井に取り付けてあるハッチを開けて、脚立と棚(棚に物がある時はずらします)を足場にして上っていきます。
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    点検後は、また元の状態に戻します。
    ちょうど、床に何かが落ちていました。「何だろう?」と、拾って手の平に載せてしげしげと観察すると・・・虫の死骸でした。
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    ひと昔前のお家とは違って、最近の住宅は高気密化が進んだ反面、機械的な空気の入れ替えの必要性が出てきました。お客様宅では、第1種換気システムとなっています。
    (参考/2008年10月21日飛騨市T邸1年目点検、換気システム)
    (参考/2008年9月27日富山市Y邸1年目点検、換気システム)

    虫の侵入経路では、床下の通気を確保する為の基礎パッキン(穴の広さは約2cm)、換気システムの給排気口(機械換気の場合は、ダクト内や換気装置)、換気扇のフード、窓の開け閉め、人(衣服に付着)の出入りの際等々、起こり得る事例は様々なようです。
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    空気(風)の通り道が「虫の侵入経路」にもなり得ることもあります。
    防鼠材(ぼうそざい)が入って、ネズミの侵入は防いでくれますが、やっぱり小さな虫の侵入を絶つのは難しいようですね。だからといって、お家を密閉しちゃうと、窒息状態にもなりますので、虫除けアイテムを使うのも良いと思います。
    (参考/2008年8月30日富山市K邸1年目点検、終わりに・・・)

  • 【コウモリ】10月21日(火) 定期点検1年目(射水市M邸)

    勝手口の土間に黒くポツポツした物体がたくさん散らばっていました。よく見るとコウモリの糞のようです。現在のところ、被害は糞が落ちている程度だそうで、お客様はあまり気にされていないご様子。
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    コウモリは鳥獣保護法の対象となっている動物。無断で飼ったり駆除したり殺したりする事はできないようです。ネット等で検索すると、様々なアイテムが販売されていますね。不安に感じたり、お困りの場合は、まずは市町村役場に相談して、具体的な対処方法を聞いてみるのが良いかと思います。

  • 【猫除け】9月27日(土) 定期点検1年目(富山市Y邸)

    お食事中の方、ごめんなさい(汗)
    お客様曰く「野良猫がやって来て砂利に糞をしていく」との事。私達も猫対策で四苦八苦されている幾つかの点検現場での声を思い出し、そこでの体験話をさせて頂きました。
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    でも、「これだ!!」という方法はなかなか無いのが現実だそうです。この砂利、猫のトイレに似ているような・・・とも言われました(笑)

  • 【床下点検】9月20日(土) 定期点検5年目(富山市M邸)

    床下収納庫から入っての調査。特に異常はありませんでした。シロアリ保証は5年で終わります。
    その後、保証の継続をする場合は、シロアリ業者が現状の点検(無料)をし、新たに防蟻工事をするかどうかの判断をお客様が決められることになります。
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    床下でシロアリ(※1)が発生しやすい箇所は、唯一温かくなるユニットバスの底部。4~5月がシロアリの飛ぶ季節。屋外で羽アリを見つけたら、シロアリがいると思っても良いそうです。
    今回は、ご主人も一緒に床下に入られました。
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    ※1 シロアリは分類学的にはアリよりもゴキブリに近い昆虫。見た目がアリに似ている為、シロアリと呼ばれているそうです。富山県の場合はヤマトシロアリであり、シロアリが飛ぶ(スウォーム)現象は、4~5月頃で雨の後で快晴になったような暖かな日の午前10~12時頃に多いようです。

    シロアリって飛んじゃうの??って、びっくりですが、普段、シロアリは風の流れや光を嫌って、樹木内や地中など暗黒な環境下で生活しています。でも年に一度だけ外に出てくる時期があるそうで、これがシロアリの群飛(分巣)の時のようです。
    (シンジェンタジャパンより引用/http://www.syngenta.co.jp/shiroari/index.html)

  • 【虫の侵入】9月10日(水) 定期点検2年目(富山市S邸)

    Q 照明の笠に虫がたくさん入ってきてしまうんだけど?
    A 現状を確認。この宿泊施設は山の麓に立地し、周囲は大自然に囲まれた環境なので、虫が多いと思われます。
      また、電灯が発する紫外線に虫は集まる習性があります。こまめにお掃除して頂くようにお願いしました。(参考/2008年8月30日、富山市K邸1年目点検)
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  • 【照明器具】8月30日(土) 定期点検1年目(富山市K邸)

    Q 隣が空き地のせいか、細かな虫がたくさん入ってくる。
    A 現状を確認。小さな虫の侵入は、他の定期点検の現場でも多くの事例があります。やっぱり、季節もあれば、周辺環境である田畑や雑草等によるところが大きいですね。また、換気するのに窓を開けた時に入ったり、網戸をすり抜けてきたり、人の衣服にくっついている場合もあるようです。
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