Q 珪藻土の壁の一部が欠けてしまった。割れたカケラは持っている。
A 現状を確認。角っこの下地には補強材が入っているので平らな部分よりも少しの力で剥がれやすくなっています。後日、珪藻土の塗料を提供(お客様DIY用)することになりました。
[リビング/階段下収納]
Q 木製の椅子で引きずってしまい、白いキズが付いてしまった。
[リビング]
タオルで白い部分を擦っても変化がありません。そこで手持ちの「スーパーフォーム」という薬剤を吹き付けして塗装の汚れを擦ってみると、周囲の木の色が少し薄くなりましたが。遠目ではスリ傷が目立たなくなりました。
別の場所にもキズがありました。何をぶつけたのか分かりませんが、少し深いキズでした。同じ薬剤を吹き付けして擦っても目立っていたので、違う方法を取りました。
お客様に補修材の「かくれん棒」をお貸しして、傷口に塗り込んで頂くようお願いしました。クレヨン感覚で手軽にキズ補修できます。お客様の労力の甲斐あってか少しは目立たなくなりました。このように補修材を上手に使うことで目立たなくなる事例を体験して頂きました。
2016年2月19日(金)お家の点検1年目(射水市H邸)
所要時間 13:04~15:06 晴れ
スタッフ 前根、中谷、渡辺
【H邸の紹介/住んでからの定期的な訪問検査はとても大切。有償であっても受けたほうが良いです】
お客様が新居に住まわれる前には「お施主様検査」という、建てられる・住まわれるお客様が立会いの下でお家の検査をするイベントがあります。住まわれる前なので家具等が配置されていない状態を見て検査して施工上に不備や不具合等があれば直すことになります。
一方、お客様が住まわれてからの私たち点検スタッフによる訪問検査では家具等が配置されており、実生活を通して不具合等があった時に対処するイベントになります。
お家の部位や部材等の様子を検査項目にしたがってコメントを書き綴っていきます。定期的な訪問検査の回数が増えてくると時系列にお家の変化等が分かるようになります。お家の外部は過酷な自然環境、内部は使い勝手や生活スタイル等の影響を受けるので、経年変化・劣化等は起こり得る現象になります。
住まわれて・年月が経過して初めて分かることもあるので、定期的な訪問検査(今回は1年目点検)はお客様にとって大切なイベントです。
もし、建てられた住宅メーカーや工務店が「2年目点検以降は有償」となっている場合でも「早期発見」を考えると、多少のお金を払ってでも訪問検査・お家の健康診断を受けたほうが良いと思われます。