点検現場で一般的に多く見られる外壁下地のジョイント部分の浮き。特に目立っていませんでした。
[目隠し壁の内側]
数多くある「塗り壁」のお家。紫外線や湿度等の気象条件等によって、外壁下地材が変化(伸縮等)して、表面にジョイントの浮きが現れてくる事例がありますが、外壁材への塗装方法である「手塗り調」や「吹き付け調」によって違いがあるようです。
リビングと和室を仕切っている襖の開閉です。1年目点検(昨年6月)では「様子見」となっていた案件です。(参考/2008年6月4日、富山市婦中町T邸1年目点検、和室の引き戸)
当時は、リビングと和室の湿度の差で起こり得る「反り(湿度が低い)」と「伸び(湿度が高い)」という木部の伸縮現象で引き戸が開閉しにくくなっており、2年目点検まで「様子見」としていました。
スタッフの「開閉に支障はないですか?」の質問に、奥様はご自身で開閉され、何も問題ないことを強くアピールされました。
今回は暖かく乾燥した気候。室内空調がついてなかったので、それぞれのお部屋の湿度差がほとんど無かったものと思われます。
(参考/2009年2月14日富山市A邸2年目点検、引き戸)
(参考/2008年11月17日富山市K邸5年目点検、引き戸の開閉)
3月18日(水) 定期点検1年目(富山市婦中町S邸)
所要時間 10:30~11:30 晴れ
スタッフ 中田、坪島、川上
協力業者 ㈲インテリアシンエイ、光陽トーヨー住器㈱
【S邸の紹介】
外装・内装ともにコダワリの箇所が多いお家。ロフトやLDKと和室とが一体化するような仕組みになっていたり・・・。
奥様の「和室をもう少し広くしたら良かった」というお言葉が深く心に残りました。