A 床下に入って、床を支える鋼製束(ジャッキ)の調整を実施。今回の現象は、木部を支えている鋼製束の接続部分の釘が歩く時の加重で擦れている事が原因でした。
前回の点検後のフォローで釘からビスへ一部取り替えた経緯がありましたが、残りの釘の部分で振動が起こっていました。
12月16日。既存の釘をビスに取替え。床鳴りは改善されました。
また、洗面脱衣室の床下に鋼製束を1本入れる事をご提案。今後、床鳴りが発生するかもしれない箇所へ事前に備えます。スケールで長さを確認。
5年間生活されていると、お家の経年変化等で新築時の状況と比べて、様々な不具合等が出てくるのが一般的だと思います。でも、「どうしたら直るんだろう?」と言う素朴な疑問を持つことは、お家のメンテへの第一歩です。点検の際にはお客様にも参加して頂くことで、点検効果は倍増します。
私んちは、田舎の住宅で新築後、改装等を繰り返して何十年経っています。ここまでくるとメンテというよりも建替えを考えたほうが良いかもしれないですね(汗)
今回もお客様には「住まいの管理手帳」です。今度私達が揃って伺うのは5年後の10年目。
お家って建てたその日から経年変化がスタートします。定期点検の機会に、この冊子をお渡しするのは時期が遅かったかもしれませんが、色んな現象への対応方法や起こり得る事例も記載されています。
12月11日(木) 定期点検1年目(富山市H邸)
所要時間 15:30~16:00 晴れ
スタッフ 中田、橋爪、広野、岩林
協力業者 光陽トーヨー住器㈱
【H邸の特徴】
都市型の外観のH邸。真っ白な玄関ドアがステキな雰囲気を漂わせています。
また、無垢材を使っておられ、質感も見た目もイイ感じ☆ご自宅ではクリスマスの諸々の準備も楽しんでおられるそうで、とってもホンワカするお家でした。