[雨水枡]
雨水枡の点検を実施。特に異常はありません。
[建物左面/東側]
[建物前面/北側]
[汚水枡]
汚水枡の点検を実施。白い油脂等が少し溜まっている状態。
[建物前面/北側/浴室]
お客様にも現状を見て頂き、生活排水が下水道本管まで行き着く間で通過する場所(点検枡)には白い油脂等が溜まることもあり、将来的な詰まり防止のためにホースの水流で定期的に洗浄して頂くようお願いしました。
[建物後面/西側/キッチン]
コウモリのフンが散らばって落ちているのを発見。
[建物後面/南側]
外壁にはコウモリの影響と思われる白い跡?が見受けられました。
コウモリが止まりやすいのか、樋の上や周辺にはフンや尿の白い跡があるようです。過去に進入口となったベンドキャップは現在進入防止が施されています。
これは2014年8月にお客様からのコウモリ被害の申し出があって対処したものです。各部屋の外壁側には換気をするために給気口が設置されているのですが、この穴を通ってコウモリが外から入ってきたようです。外部へと通じる穴の中を見てみると、黒いフン?が溜まっているのが分かります。スポンジフィルターも汚れていました。
そこで、穴からの進入防止のために手製の網とスポンジフィルターを作ることになりました。
[金網取り付け前/従来] [金網取り付け後]
コウモリの被害は弊社の無料訪問検査の際に相談を受けている事例が数件あります。コウモリは鳥獣保護法の対象になっており、許可無く飼う・駆除はできなくなっています。そこで、進入防止を施す必要が出てきています。「コウモリってウチだけ?」という質問がありましたが、周辺環境等によるのか詳細は不明となっています。
2015年4月29日(水)お家の点検5年目(富山市S邸)
所要時間 13:45~15:51 晴れ
スタッフ 前根、渡辺
【S邸の紹介/訪問検査の所要時間と内容】
訪問検査を専門にしている点検スタッフにとって初対面が多い訪問検査。お客様とのお話がメンテナンス・お手入れが主になっているので、次から次へとお客様の気づきや相談、質問等が増えてくると訪問検査の時間が長くなってしまうこともあります。ちなみに今回は約2時間の所要時間でした。
「訪問検査を早く終わらせよう」と考えれば、機械的な検査や事務的な淡々とした点検報告になる傾向があると思います。実際に玄関先で質疑応答だけで終わらせる住宅メーカー・工務店もあるようです。
弊社・中田工務店の訪問検査では一連の検査のあとは最後にお客様と複写式の点検表を見ながらお客様にも積極的に参加して頂くよう配慮しています。
お客様にとっても初対面である訪問検査。お客様が「聞ける雰囲気」を感じ取ると、自然体になって・打ち解けることで、ふと思い出したように質問等をいくつも投げかけてこられます。
話題は・・と言うと、お家の構造体よりも生活ステージになっている場所・身近な部位・部材に関することが多いようです。私たち点検スタッフは「住まいを提供するだけでなく、生活感にも配慮すること」を様々な点検現場で感じ取っています。