洗濯物は主にサンルームで干しているのですが、冬場の乾きにくい時期は蓄暖の前で干しているご様子。
[サンルーム/東側]
蓄暖の前面から乾いた温風が吹き出してくるので洗濯物は乾きやすいのですが、大量の洗濯物から放出された大量の水分は「除湿や換気をしないと室温の低下にともなった結露の原因」にもなります。大量の水分を含んだ暖かい湿った空気がLDKの扉の開閉で2階に上昇すると、冷たいサッシの表面に付着して結露化することもあります。
2016年10月13日(木)お家の点検1年目(富山市T邸)
所要時間 13:00~14:02 晴れ
スタッフ 砂田、恒田、渡辺
【T邸の紹介/定期的に訪問することでお客様は安心されます】
弊社の訪問検査は1年目、2年目、5年目、10年目の計4回。様々な現象や事例を見てきていますが、住まわれて将来的にどのような不具合があるのか?はお家を構成する部材や設備、建具等の使い勝手・使用頻度等によって起こり得る現象が異なってきます。
水漏れの場合は・・・
これは水漏れが発生しているか?の検査です。水またはお湯を出したり止めたり、流量を調節できる給水バルブ(弁)の周囲、給水管の接続部分にはパッキンが噛ませてあることで水漏れを防いでいます。そのパッキンの劣化等によって接続部分からの水漏れが発生することもあります。
[洗面脱衣室] [キッチン]
給水管の接続部分の構造はネジ山になっていて水が漏れにくい構造になっているのですが、給水管は常に上水道の加圧があるので、奥まで締め切ってもその奥に隙間があった場合は水漏れが起こるようです。そこでパッキンがあると、接続部分の隙間をなくすことができるのですが、パッキンは消耗・経年劣化して小さくなるので、交換が必要になってきます。
壁クロスの状態を確認。近年の1年目点検では、弊社の断熱仕様が変わったからなのか、サッシの真下の壁クロスに膨らみ等の現象が発生している傾向があります。今回の点検現場では見受けられず、ジョイント部分で僅かに膨らみがある程度でした。
[2階寝室/北側]
Q クロスの隅っこ2箇所に掃除機を何回もぶつけて剥がしてしまった。
[LDK/洗面脱衣室側] [LDK/キッチン側]
剥がれた箇所にコークボンドを充填して指先で剥がれたクロスを接着。ローラーで均して目立たないように補修します。
[LDK/キッチン側]
お客様からの申し出があった際、検査員が手直しできる程度の補修の場合はアフターサービスの一環で対処することもあります。
[LDK/洗面脱衣室側]
Q 引き戸の鍵が壊れてロックできない(事前葉書)
[1階トイレ]
現状を確認。開閉テストの結果、上のレールに取り付けられているソフトクローズが効かなくなっているのを発見。ドライバーでソフトクローズのビス位置や引き戸の側面ネジを調整して、正常に機能するように補正しました。
ロックを掛ける時は鎌状の金物が飛び出てくるのですが、これがストライクボックスというロック受け金物の間に入らない状態でした。
ストライクボックスを取り外して部材の仕組みを検査。同型の部材が使われている洗面脱衣室側の金物をトイレ側に取り付けてみるとロックが正常に機能しました。お客様へ壊れている部材(ストライクボックス)を見せながら仕組み説明し、後日部品交換することになりました。
2016年9月12日(月)お家の点検5年目(高岡市J邸)
所要時間 14:37~16:02 曇り後大雨
スタッフ 前根、恒田、渡辺
【J邸の紹介/家族構成が変わる嬉しいお便り&アフターサービスの一環で補修】
来月にはお子様が誕生予定のお客様宅。ご夫婦は終始笑顔でお話されていました。
ご主人と同期で先日5年目点検を迎えられたお客様宅の話題では、将来の家族像を想像されたのか、
ニコニコが絶えなかったです。訪問検査に伺う私たちにとっても嬉しい話題です。
お家の外周の検査では玄関ポーチのタイルが経年劣化等によって剥がれているのを発見。1枚は完全に剥がれており、左側のタイルは剥がれそうになっている状態。剥がれたタイルは玄関に保管しており、当初はお客様がDIYで貼る予定でしたが、お客様サービスの一環で点検スタッフが取り付けることになりました。
[建物前面/東側]
基礎表面に施されている化粧モルタルにヒビ割れがありました。床下点検の結果、基礎にはヒビ割れはなく、化粧モルタルだけの小さなヒビ割れだけでした。後日、面でヒビ割れ部分にセメントを上塗りすることになりました。
[1階サンルーム]
白いベンドキャップの上に鳥の巣がありました。お客様にお話すると、壊すのが可哀そうとのこと。壊すのがもったいない気もします。