屋根点検を実施。
[建物前面/北側]
屋根材は瓦仕様になっています。特に異常はありません。
下屋の点検です。ベンドキャップの上にコウモリのフンが見受けられました。
[地上から撮影] [下屋から撮影]
[地上から撮影] [下屋から撮影]
Q 風が強い日に雨樋が折れた。その後、対処してもらったが、強風で雨樋がまた折れてしまうのが心配なので、雨樋を固定しているワッカ(でんでん)の数をもう少し増やして欲しい。
[建物後面/南側]
現状を確認。強風被害の再発防止のため、「T字式ビス打ち」から「打ち込み式釘打ち」に固定方法を変えて施工してありました。お客様は外壁への打ち込み間隔が広めにとってあったのを見て心配されたご様子。そこで、広めの間隔の間に数箇所打ち込むことになりました。
お客様宅は団地の外周部に位置しており、南側は一帯が田んぼで遮蔽物がなく、南風がまともに当たる周辺環境・立地条件。近隣では強風で飛ばされてきた物がガラスに当たって割れたことも・・・。
[従来のでんでん固定] [改善したでんでん固定] [南側の一帯は田んぼ]
2016年7月2日(土)お家の点検2年目(黒部市Y邸)
所要時間 12:55~13:47 曇り
スタッフ 石丸、渡辺
【Y邸の紹介/アフターフォローや相談にのってもらって助かっている】
「アフターフォローや相談にのってもらって助かっている」と、お客様。
定期的な訪問検査でお客様からの質問等は様々ですし、○年目点検によっても異なっています。点検現場で答えきれない内容については宿題として持ち帰ってメーカーに聞いたり、ネットで同じ事例があるかどうかを調べたりしています。これまでの質問の傾向は、建築に関する情報よりも住まい(生活に関する)に関する情報が多いと感じています。
換気をする時は空気の「入口(取入口)」と「出口(逃げ口)」を同じ方角ではなく、対角線上に開けると効果的。車の場合は運転席や助手席の窓を片側だけ約10cm開けて、その対角にある後部座席の窓を約5cm開けると、空気の圧力差で、より多くの空気が車内に入ってより早く車内の空気が排出されるようです。車の場合は走っているので外気の入口は広めで出口が狭くなりますが、お家の場合は逆で入口を約20cm開けて出口を2~3倍開けると良いそうです。ガラスを交差させて同じ方向だけの窓を開けても効率的な換気にはならないので気をつけてください。
[浴室/北側]