点検ブログ

  • 【クロスの隙間】9月14日(火) 定期点検1年目(富山市M邸)

    お部屋や階段口のコーナー部分のクロスに隙間が発生する現象です。季節や天候、室内外の湿度変化によって下地材が伸縮することで起こります。
    新築して数年(2年目が目安)は木部の調湿作用が大きく、季節によって隙間が開いたり閉じたりしています。お家の立地や生活スタイル(水蒸気の発生)によっては、必ずしも起こり得る現象とは限らない事例もあります。
    お客様宅の冷暖房機器はエアコン。除湿機能によって室内の湿度が下がり、これにより木部に含まれていた水分が放出され、縮んで隙間が開いたものと思われます。
    [外壁側]
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    [内側]
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    隙間が目立たないように水性アクリル系のコークボンドを充填している様子。はみ出た箇所はタオルで拭き取りしています。
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    お客様によるDIYでも手軽にできますので、これからのメンテナンスの一環としてのマメ知識ですね。
    コークボンドはホームセンターで購入できます。
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    今回は補修しましたが、コークボンドの耐用年数※1(貯蔵安定性/性能が維持する期間)もあり、室内環境(日当りや湿度等)によって変化の現れ方も違ってきますので、再度隙間が開いた時は同じように充填することになります。

    ※1 参考【壁クロス】2009年5月2日(土) 定期点検5年目(射水市M邸)

  • 【壁掛けテレビ】9月14日(火) 定期点検1年目(富山市M邸)

    Q 寝室の壁に「壁掛けテレビ」を取り付けることは可能か?
    A 現状を確認。壁の中には30cm間隔で下地が入っています。下地探し器で下地材がある(ビスが打てる)箇所を探し当てて、取り付け金具を打って頂くようお願いしました。
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    現在、リビングにあるテレビは20インチ。お子様がテレビに近すぎ(近眼)にならないかと心配されていました。新しく大画面のテレビを購入し、既存のテレビをこの場所に取り付けたいとのご希望です。
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  • 【住み心地アンケート】9月14日(火) 定期点検1年目(富山市M邸)

    ひと通りの点検が終了。本日の点検内容を説明して、お客様からの確認の署名をいただいています。
    実際にお住まいになられての率直な感想(住み心地アンケート)を質問形式で砂田が代筆しました。
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    [こうすれば良かった]
    テレビの置く場所が決まっている。リビングのテレビが夏場は逆光で見にくい時(時間帯)があった。
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    「逆光の影響を軽減」する目的で、上の窓はすりガラスで小さめに取り付けてあることを改めてお伝えして、逆光の時はカーテンを閉めて室内照明をつける等で対処して頂くようお願いしました。

    キッチン側のコンセントを減らして、リビング側にもう少し付けたら良かった。
    [キッチン側6個]
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    [リビング側4個]
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    これまでのお客様アンケートの中で多くの声があるコンセントの数と位置。プラン・工事中はお客様のご希望(家電製品では、既存と購入予定を考慮)に沿った設計士からの提案がありますが、実際に住まわれた後からも購入されることも。どのように配置を分けるのか、難しいところでもあります。

    奥のほう(中央)のコンロはあまり使わない。鍋が焦げたから・・・(汗)
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    ラジエントヒーター※1になっている仕様で、焼き海苔などをあぶる際に使う箇所になっています。今はひと昔前と違ってIH用の土鍋もあり、IHクッキングヒーターの普及につれてIH対応のキッチンツールが数多く販売されています。お料理に関する成功談・失敗談に花が咲きました。

    ※1 参照(振り鍋可能、パンも焼ける・・・進化した「IHクッキングヒーター」の選び方/http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/column/20090319/1024751/?P=2)

    ・・・と話が進むうちに、どこかで見覚えのある物を発見。これは平成21年度に開催された弊社の謝恩会(新築や増改築されたお客様をご招待)での記念品でした。
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    よく見ると、ちょっと違和感。奥様曰く「子供が遊んでいて、その日のうちに支えの部分が折れた(笑)」とのこと。お子様に怪我がなくて良かったとスタッフ一同、胸を撫で下ろしました。
    でも、こうして大事に取っておいて頂けると、とっても嬉しさがこみ上げてきますよね~♪

  • 8月24日(火) 定期点検5年目(滑川市M邸)

    8月24日(火) 定期点検5年目(滑川市M邸)
    所要時間 10:58~12:31 晴れ
    スタッフ 砂田、渡辺

    【M邸の紹介】
    お客様のご厚意による当時の完成見学会☆キャッチコピーは富山の一日のステキな眺望をいつまでも(だったような・・・汗)と謳われた、見事な景色です♪
    田園地帯の向こう側には市街地、そしてその向こうには富山湾(日本海)が望めます。今回の光景は昼間でしたが、夜になると富山市の夜景も美しく瞳に映し出されます☆
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    お客様宅の近くには、同じく夜景が楽しめる、恋人たちの夜のスポットもあります♪
    きっと・・・花火はパノラマで、そして上から見下ろせるような感じなのでしょうね☆☆☆

  • 【換気扇の排気口の掃除】8月24日(火) 定期点検5年目(滑川市M邸)

    キッチン換気扇の排気口の真下にススのような黒いモノが付着しているのを発見。
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    指で擦ると凸状の部分の汚れが落ちました。排気口から放出される油汚れがホコリと混ざって、金網に付着。年月の経過とともに風雨等で落下したものと思われます。
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    金網が黒く汚れていました。金網を固定している4箇所のビスを取り外して、中性洗剤等でお掃除して頂くようお勧め。
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  • 【ボイラーの水抜き】8月24日(火) 定期点検5年目(滑川市M邸)

    Q ボイラーの水抜きはどのようにすれば良いの?
    A 実際にコックをひねって実演しました。
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    今回は一滴程度しか落ちなかったので、現在は溜まっていない状態をお客様へご報告。水が溜まる原因のひとつとして、気温の変化等で空気中の水分が結露してタンクの内側に水滴が発生する事もあります。
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    この水滴が月日の経過とともに底に溜まるようですね。ガソリンタンクに水が溜まるのも同じような仕組みだそうです。

  • 【床鳴り】8月24日(火) 定期点検5年目(滑川市M邸)

    Q 1階のリビングで床鳴りがある。
    A 現状を確認。床鳴りの音から判断すると、床下の鋼製束が緩んで鳴っている金属音であると判明。
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    そこで、床鳴り対処も含めて床下点検を実施。床鳴りの該当箇所とその周辺の鋼製束を増し締めして床鳴り現象を改善しました。
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    鋼製束は車を持ち上げるジャッキのような役割です。鋼製束が支えている木部は季節や天候での湿度の変化によって伸縮します。空気が乾燥している時には木部に含まれている水分が放出され、収縮(木のヤセ)して鋼製束との間に少し隙間ができます。そこで、増し締めという対処をしています。
    過乾燥により、ヒビ割れが生じることもありますが、お家を支える柱等には構造用の集成材が使われているので、全く問題無いと思われます。