点検ブログ

  • 【ニャンコ】12月10日(水) 定期点検2年目(富山市婦中町A邸)

    ニャンコの通り道とニャンコ専用のお部屋?空間です。
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    壁のコーナー周辺にはニャンコの引っ掻き用のクロスを張ったんですが、もうボロボロになっていました。リビングのソファもキズだらけのようですね。
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    お客様曰く、「ニャンコの爪を切って、爪研ぎを教えないとイケナイ」との事。
    ニャンコの爪研ぎって、お手入れのほかに、縄張りのためのマーキングや嬉しい時の仕草等があるそうですね☆

  • 【床鳴り】12月10日(水) 定期点検2年目(富山市婦中町A邸)

    Q 以前、リビングとダイニングの境目で床鳴りがあったが、どこで鳴ってたのか忘れてしまった(笑)
    A 現状を確認。床下に入って床材を支えている鋼製束を一つずつ検査。特に緩んでいる(木部との隙間等)箇所はありませんでした。
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    湿度の変化(季節や天候等)による床材の伸縮が原因と思われます。
    木材には周囲の湿度が高いと吸湿し、逆の場合は放出するという調湿効果があります。湿度が高い季節や日には湿気を内部に溜めて膨張し、床鳴りは起きにくい状態。一方、乾燥する季節や日になると湿気を外部に放出するので収縮し、隙間が出てくることで床鳴りが発生しやすくなるようですね。

  • 【開き戸】12月10日(水) 定期点検2年目(富山市婦中町A邸)

    Q 2階のドア(左側)を閉めると1階リビングのドア(右側)がバタンと閉まる。
    A 現状を確認。バタンと閉まることは無かったのですが、ドアが揺れているのは確認されました。
      お家の気密性が高いため、空気圧の影響で下のドアが動いているものと思われます。
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    ドアを動かないようにする方法では、ラッチを動かして調整する方法と、ドアの中枠(左側のドアと右側のドアが接する部分)の間にシールを張る方法、ドア上部にドアクローザーを付ける(有償)方法があります。
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    今回は、ラッチ調整後、ある程度は現象が改善された為、この状態で納得されました。

  • 【終わりに・・・】12月10日(水) 定期点検2年目(富山市婦中町A邸)

    今回の点検は、お客様のご都合で2年目点検が最初の公式な訪問点検となりました。
    お客様の中には、なかなか時間が作れず、延期されている方もいらっしゃいます。でも、時間を調整しながらでも点検現場に立ち会って頂けることが、スタッフの嬉しさでもあります。
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    お客様と一緒になって、お家のこれまでの現象の解決、そしてこれからの住まい方のご提案等、こんなお付き合いがずっと続けばなぁ、と願っています。

  • 12月6日(土) 定期点検1年目(富山市S邸)

    12月6日(土) 定期点検1年目(富山市S邸)
    所要時間 10:00~10:45 雪
    スタッフ 石丸、長澤、岩林
    協力業者 同行なし

    【S邸の特徴】
    街中の限られた土地に、試行錯誤して建てられたS邸。
    お客様のコダワリが随所に盛り込まれています。インテリアや雑貨のディスプレイからはオシャレな雰囲気が漂っていました☆

  • 【お家の立地】12月6日(土) 定期点検1年目(富山市S邸)

    お客様宅は、住宅密集地にあり、隣家との距離が近い環境。そのため、建築に関する制限が多かったようです。プランナー(一級建築士)の長澤曰く、土地の広さが限られていることが、室内を「より凝った仕様にできる」というメリットがあるみたいですね。
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  • 【結露】12月6日(土) 定期点検1年目(富山市S邸)

    リビング側の窓を外側から見ると、下の方がうっすらと結露していました。外部では原因となる症状が見当たらなかったので内部からも探してみました。
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    冬場は乾燥するせいか、加湿器を2台使っていることで、室内の水蒸気量が特に増えている状態。
    また、ロールカーテンが室内の空気の循環(対流)を遮っていることで、カーテンと窓の間の室温が低下、そして結露が発生していると考えられます。
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    寒い日、ラーメン屋さんとかに行くと「メガネが曇る」という現象がありますね。これも結露の一つ。
    結露の仕組みや事例等は、これまでのいくつかの点検現場で現象を見てきました。
    (参考/2008年3月25日入善町U邸1年目点検、結露)
    (参考/2008年9月22日砺波市M邸5年目点検、結露)
    (参考/2008年10月16日射水市N邸5年目点検、結露)

    お店の中の暖かい空気が露点(水蒸気が結露する、気温と湿度の関係)よりも冷たい温度のレンズに触れた時に曇ってしまうことを経験された方も多いと思います。
    また、空調(空気の流れや温度調整等)や混雑(人の呼吸や体温の放出等)の具合によって水蒸気量が変化すると露点も変化するので、同じ温度のレンズでも結露したり、結露しなかったりするようですね。

    結露は特に冬場に多い現象。暖房器具や調理器具、加湿器の利用や洗濯物の室内干し、人の呼吸等で室内の水蒸気量は徐々に増えていきます。
    結露が起こりやすい時間では、家族が起きている時間帯は暖房器具(除湿を除く)をつけているので、一定の水蒸気が空気中にあっても室内が暖かいので湿度が低くなります。
    一方、就寝時には暖房器具(タイマーを除く)を消しますね。その後、室温が低下、翌朝に起床して暖房器具をつける時間帯。温度が最も低く、就寝時と比べて水蒸気量が一定ならば湿度が最も高い状態になり、冷たい箇所に結露が発生しやすくなります。
    そして空気の流れを遮断するカーテン。暖かさを保持するのには、カーテンが有効ですが、今回の事例にありますが、結露が起こりやすい環境にもなるということですね。

    点検現場では「複合(ペア)ガラスなのに結露するのは何故?」ってよく聞かれます。
    原因をひも解いていくと、お客様の生活スタイルが一番関係しているようですね。

  • 【床鳴り】12月6日(土) 定期点検1年目(富山市S邸)

    Q 蓄熱式電気暖房機の前で床鳴りが気になる。
    A 現状を確認。床の素材は天然の無垢仕様。無垢の場合は特に季節(外気である床下)の湿度や室内(冷暖房と調理等)の湿度変化等で伸縮します。
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    今回の事例では、床材に蓄熱式電気暖房機の温風が直接当たることで、部分的な過乾燥となります。
    そして、木部の湿気が放出されることで、床下で床を支えている鋼製束との間に隙間が発生し、それが床鳴りになっていると思われます。後日、床下に入って鋼製束で調整する事をお約束。

  • 【クロス】12月6日(土) 定期点検1年目(富山市S邸)

    リビング天井の照明付近、コーナー部分にクロスの切れや隙間を発見。主な原因として、室内外の湿度変化がありますが、クロスの素材も関連しているそうです。
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    コーナー部分のクロスは、予め隙間が発生する事を想定して、カッターで切れ目を入れて施工しており、この部分が目立ってきたと考えられます。逆に切れ目を入れてない場合、湿度変化によってクロスが変化した時に、よじれてしまうこともあります。こうなると修復が難しくなってしまう為、予め切れ目を入れています。
    今回は、1年目点検。今後も変化する可能性がある為、2年目点検での状態(※1)を待ってコークボンドで目立たないように補修する事をお約束。
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    ※1 木材等はだいたい2年で現地の気候(湿度等)になじむと言われているそうです。

    また、厚さが薄いクロスの場合、下地材が浮き上がってしまうことも。そこでクロス選びには室内空間のレイアウトは勿論ですが、住まわれてからの湿度変化も想定したほうが良いかもしれませんね。