クローゼット扉の開閉テストを実施。右側の扉の開閉に引っ掛かりがあり、ビスが緩んでいる状態でした。そこでドライバーで補正して現状を改善。
[1階収納庫]
「収納庫の中に照明があれば使い勝手が良かった」と1年目点検と同様の感想を頂きました。照明を後付けすることもできますので、今後のリフォーム的な選択肢のひとつとなるかもしれません。
弊社の2年目点検。外回りから始まって実際に屋根の上にのぼる屋根点検、室内では建具の開閉検査や内装の状態確認、小屋裏点検、床下点検等々、点検スタッフだけの動きを考えると現実に約1時間かかっています。
検査レベルを落とさずに時間短縮に努めていますが、お客様からのご指摘、気づかれた点への対応等を含めると所要時間は平均して約1時間30分になることもあります。お客様にとってもせっかくの休日に1時間以上も時間を割いて頂くのも都合が悪いのかもしれません。
また、奥様からは日頃のお掃除時間の短縮を考えたアイテムを紹介して頂きました。
「IHマットは天板の汚れ防止になるから買ってきたが、使っているうちに天板も汚れてきた(笑)」
水はね防止マット(シンクマット)は水はねの音が緩和される効果はありますが、毎回キレイにしないとヌメヌメになったりして不衛生になることも・・・(汗)。
様々なお家の点検現場。お掃除のアイデア・やり方は人によって何通りもあるかもしれません。私たち点検スタッフを介して、「あっ!これ良いかも♪」というアイデアの情報交換ができるよう橋渡し的な存在になれれば・・・とお客様からのご相談・お話を聞きながらいつも感じています。
オシャレな都会派的なお家で2色の外壁の色合いと建物の形がコーディネート。周辺環境の中でひときわ際立っています。外装材には耐久性に優れているガルバリウム鋼板が使われており、鋼板の組成はアルミニウムが55%、亜鉛が43%。自己修復作用のあるメッキ層の被膜寿命が25年以上とも言われています。専門的に言うと「アルミニウムの持つ不動態皮膜保護性」と「亜鉛の持つ犠牲防食性」をあわせ持っているそうですね。
イチゴがプランターに植えてありました。ちっちゃな白い花が咲いています。
そして外部コンセントにプラスして200V用の「電気自動車用充電設備」が備え付けてあります。将来的な電気自動車の購入を考えたものですね。弊社のモデルハウスにも同タイプの充電設備があり、電気自動車のリーフの充電に使っています。
Q ヒビ割れがある。強度は大丈夫なのか?
A 現状を確認。温度変化による収縮でコンクリートの表面だけがヒビ割れしている現象と思われます。構造上は特に問題ありません。
[玄関アプローチ/西側]
Q この箇所のヒビ割れは強度に影響があるのか?目立たないようにできるのか?
A 現状を確認。お客様は市販されている補修剤を試しに購入してDIYでヒビ割れ箇所に充填してみたそうです。施工時期、範囲、補修材料等の違いによってなのか、埋められた部分が少しずつ剥がれていました。
[北側スペース]
コンクリートは安価で耐久性があって全体としての強度はほとんど問題ありませんが、引っ張り強度が小さい特徴があるので、温度変化により収縮して発生する表面のヒビ割れは起こり得る現象となります。既存のヒビ割れ箇所をVカット(※1)等で削ってポリマーセメントモルタル等を流し込む(充填する)補修方法はあるのですが、ヒビ割れ範囲が補修の目安となる0.5mmに達していませんでした。協議の結果、今回は可とう性(柔軟性のある)のエポキシ樹脂シーリング材を擦り込むこととなりました。
※1 Vカットとはサンダーでヒビ割れ部分をさらに削り広げて、割れの元(表面だけでなく下部まで)から補修材を厚く打ち込む為に削る作業です。割れの元から充填補修することで「割れ癖」を低減・回避することができるようです。